白無垢とウエディングドレスを両方着るには? 注意点やマナー | 結婚式場の選び方

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日本らしさを感じる白無垢と、華やかな美しさと豊富なデザインが魅力的なウエディングドレス。どちらにもそれぞれの良さがあり、憧れを持つ女性も多いでしょう。

「白無垢とウエディングドレス、どちらも素敵で選べない」
「一生に一回のとこだから両方着たい」

と考える花嫁さんも多いのではないでしょうか?

しかし、結婚式で白無垢とウエディングドレスの両方は難しいと、諦めてしまう人も。今回は白無垢とウエディングドレスを両方着ることはできるのか、かかる費用、メリット/デメリットをご紹介します。

どちらも着たい! とお悩みの方は是非チェックしてみてください。

結婚式で白無垢とウエディングドレスを両方着る方法

画像:牧師の前で手を取り合う新郎新婦

白無垢とウエディングドレスの両方を着ることはもちろんできます。しかし、そこで問題になるのが着用のタイミングです。

何をどのタイミングで着るのか、両方結婚式で着たいのかなど、まずは自分たちの理想のプランを考えてみましょう。

1.前撮りと結婚式で衣裳を変える

最近の花嫁さんたちの定番ともいえる方法の一つが、前撮りを利用することです。

ドレス・和装ともに、スタジオ撮影でもロケーション撮影でも全国各地で前撮りが行なえます。自分たちの好みやコストに合わせて選びやすいのも魅力です。

前撮りは挙式よりもゆっくり余裕を持って撮影できるため、より多く写真を残したい衣裳で前撮りする花嫁さんもいます。

前撮りのタイミングについて以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

『結婚式の前撮りはいつがベスト? おすすめの季節は?』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/10474/
 

2.披露宴のお色直しで着替える

白のドレスから白の着物にお色直し? と疑問に感じる方も、中にはいらっしゃるかもしれません。しかし、ウエディングドレスから白無垢へお色直しされる花嫁さんは、意外と多くいます。

色味は似ていても、洋装と和装では雰囲気が全く異なるので、十分それぞれの良さが楽しめるでしょう。

 

3.挙式と披露宴で衣裳を変える

お色直しを2回行い、挙式・披露宴・披露宴中のお色直し、の合計3着の衣裳を着るパターンも可能です。衣裳・ヘアメイクが増えるためコストはかかりますが、着たいものは全部着たい、という方には向いています。

 

白無垢とウエディングドレスを着用する際の費用

画像:胸の前で手を重ねる白無垢の花嫁

衣裳選びでは、費用が不安という方も多いでしょう。ウエディングドレスと白無垢、両方の着用にはどのくらいの費用がかかるのかを紹介していきます。

自分たちの予算に合うかどうか、チェックしていきましょう。

前撮りもする場合

前撮りの費用は、10万円ほどから40万円程度と、選ぶ会社や、ロケーションなどによって金額が大きく異なります。

和装か洋装かで前撮り費用に大きな違いはありません。予算に合わせて、自分たちに合ったプランを探してみるのがおすすめです。

前撮りの費用について詳しく解説した記事もあるので、併せて参考にしてみてください。

『結婚式の前撮り費用|相場は? 節約のコツについて』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/6032/
 

当日着る場合

挙式当日にウエディングドレスと白無垢を着る場合に気をつけたいのは、衣裳の価格よりも着付けやヘアメイクにかかる費用です。ドレスはだいたい20〜30万円ほどの価格のものを選ぶ方が多く、白無垢も同じくらいの価格帯で用意されています。

しかし、洋装は着付けが簡単なのに対し、和装は専用のスタッフの手配が必要になることも多いです。さらに、洋髪であればヘアメイク代金はドレスと変わりませんが、かつらなどを使用した日本髪には追加料金がかかることも。

本格的な日本髪スタイルを希望する場合には、プラス5万円ほどは予算に入れておきたいところです。

 

白無垢とウエディングドレスを着用する際のメリットとデメリット

画像:和装姿で前撮りする新郎新婦

どちらも魅力的なウエディングドレスと白無垢ですが、両方着る場合には、もちろんメリットとデメリットがでてきます。メリットとデメリットを知っておくことで、自分に合った衣裳はどれかを見極めやすくなるでしょう。

メリット

両方着る1番のメリットは、やはり結婚式での後悔がなくなる、という点ではないでしょうか。また、親御さんの中には娘の和装姿を見たい、という方もいるので、親御さんに喜ばれるというメリットもあります。

 

デメリット

デメリットは、色味の面での派手さや華やかさに欠けてしまう、という点です。ただ、ブーケや会場の装花などでおしゃれにカバーするのも素敵ではないでしょうか。







白無垢とウエディングドレスそれぞれの魅力

画像:腕を組む新郎新婦

白無垢とウエディングドレスには、それぞれの良さがありますよね。ご存知の方も多いかと思いますが、その魅力を再確認することで、着たい衣裳を改めて見極めることができます。

白無垢とは

古くから日本の花嫁が着用してきた婚礼衣裳のことをいいます。色打掛や引振袖など様々な婚礼衣裳がある中でも、和装では1番格式が高いのが白無垢です。

白地の着物に、鶴や松などの縁起物や桜などの花柄などが美しく刺繍されたデザインがあります。

▼魅力

白無垢には昔は「純潔」「嫁いだ家の色に染まる」という意味があったそうです。
現代では意味を重視する方は少ないですが、気高く凛とした女性らしさを纏えるのが最大の魅力です。
また和装の中で唯一、綿帽子と合わせることができる衣裳なので、特別感も感じられるでしょう。

 

ウエディングドレスとは

もとは海外発祥の女性のための婚礼衣裳です。

現代では日本でも主流となっており、女性の憧れと評されることも多いほど、美しく華やかな装いが特徴。ウエディングドレスの白には「純潔」や「無垢」といった意味があり、特別な1日を象徴しています。

▼魅力

女性の体をとにかく美しく見せる、華やかなデザインが最大の魅力です。
常に流行に合わせたデザインが世界中で発表されており、自分の好みや体型に合わせて選べるのも嬉しいポイントでしょう。
古き良き歴史と今どきらしさを同時に叶えることができます。

 

白無垢とウエディングドレスを着用する際の注意点

画像:白無垢を着つけてもらっている花嫁の後ろ姿

白無垢とウエディングドレスの両方を着るには、事前に知っておきたい注意点もあります。注意点は、事前に知っておくことで、対策を考えることもできますので、しっかり確認しておきましょう。

お色直しは時間がかかる

まず和装を検討する上で知っておいて欲しいのは、ドレスに比べてお色直しにかなりの時間がかかるということです。ドレスからドレスへのお色直しは、平均15〜20分程度であるのに対して、ドレスから和装の場合は20〜30分ほどの時間が必要。

お色直しにかかる時間はゲストをお待たせする時間になってしまいますので、あらかじめ対策を立てておくのがおすすめです。

工夫1.和装から洋装に着替える

実は和装から洋装への着替えには、和装から洋装へのお色直しほどの時間はかかりません。
和装に時間がかかってしまうのは、着付けが簡単にはできないからです。
そのため、着物を脱ぐだけであれば、最大10分程度は時間短縮が期待できます。
少しでも早く再入場したい、という方は検討してみてください。

工夫2.髪型は共通にする

白無垢には洋髪スタイルもよく似合います
あえて大掛かりなヘアチェンジは行わず、衣裳チェンジの時間だけをとる、という方法もおすすめです。
どうしても雰囲気を変えたい、という場合には、ティアラから生花へなどの小物のみのチェンジも良いでしょう。

 

新郎も着替えが必要になる

忘れてはいけないのが、花嫁さんの衣裳スタイルに合わせて新郎さんも色直しをする必要があるということです。
例えば洋装のみの場合であれば、新郎はお色直し無しや、ベスト・タイなどの小物のみのチェンジという方も多いです。
しかし、洋装・和装などの大きなスタイルチェンジの場合は、必ず2人揃っての着替えが必要となります。
新郎分の衣裳代がプラスになることも覚えておきましょう。

 

両方に似合う結婚式場を選ぶ

白無垢かウエディングドレスを決めかねている、という方は、式場選びにも注意が必要です。
例えば、ステンドグラス輝く披露宴会場に白無垢を合わせるのはイメージに合いません。
着たい衣裳を重視したい人は、会場選びの段階で、ある程度和装にも洋装にも対応できる会場をチェックしておきましょう。

 

まとめ:工夫しながら白無垢とウエディングドレスを両方着よう

画像:南の国のような青空を背景に見つめ合う新郎新婦

白無垢とウエディングドレスを両方着るのは、とても思い出に残る素敵な選択です。方法としては、前撮りを利用する、お色直しとして着る、挙式と披露宴で衣裳を変える、といったものが挙げられるでしょう。

しかし、費用や衣裳チェンジにかかる時間など、不安に思う点もあるかもしれません。まずは、自分が一生に一回の結婚式に何を着て望みたいのか、を大切にしましょう。

デメリットや注意点は工夫次第で対策も可能です。この記事を参考に、どのような方法であれば白無垢とウエディングドレスを着れるのか検討してみてくださいね。







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