結婚式二次会のマナー総まとめ|服装から会費、招待状の返信まで | 結婚式場の選び方

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結婚式の二次会は、披露宴に比べカジュアルなお祝いパーティーです。
披露宴のような堅苦しさがない分、お呼ばれされる側も気軽な気持ちで参加できるでしょう。

ただしカジュアルなパーティーだからといって、ラフすぎる対応はNG。
結婚祝いであることに変わりはないので、二次会の基本マナーを押さえ、大人として恥ずかしくない振る舞いができたらいいですね。

本記事では招待された時の返信方法、服装や会費に関する当日のマナーまで二次会に関する情報を広くまとめました
基本的なマナーを知って、二次会に楽しく参加できるようにしてくださいね。

結婚式二次会に招待されたときのマナーについて

画像:ピンクのテーブルクロスがかかった丸テーブルの上に置かれたピンクがかった白の豪華な装花

結婚式の二次会にお招きされた時のマナーについて、ご紹介します。

二次会の招待状の返信方法

二次会のお招きは、ハガキでの案内のほかメールやSNSでのご招待、web招待状など様々な方法があります。
いずれの場合にも、返信する際のマナーは同じです。

  • 出席のお返事はなるべく早めに
  • 欠席のお返事は急がずに2〜3日検討してから
  • 宛先が新郎新婦様か幹事さんか確認する
  • 句読点や忌み言葉は使わない
  • 口頭ではなく必ず記録に残る方法でお返事する

詳しい返信方法はこちらの記事に載っていますので、ご覧ください。

『【結婚式の招待状|返信マナー】書き方の例と失敗しないメッセージ』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/6631/
 

結婚式二次会の会費マナー

二次会の会費は、お釣りのないように現金で用意しご祝儀袋等には入れず、そのまま持参します。
ご祝儀と違い、幹事さんが受付で集め、その場で会場に支払うものだからです。

幹事さんが集めた時に数えやすいように、お札や500円玉などで用意し、細かいお金にならないように注意してください。
お金を裸のまま財布から出すのが気になる方は、きれいな封筒に入れて持っていくと良いでしょう。

▼会費の用意方法について

会費は、ご祝儀と違い新札でなくても結構です。
新札だと綺麗すぎて重なってしまい、かえって幹事さんが数えにくくなってしまいます。
なるべく折り目が少なく破れていないような綺麗なお札を用意しましょう。

▼ご祝儀を用意する必要があるか

基本的に2次会は、ご祝儀の用意は必要ありません
お祝いの気持ちを届けたいなら、ご祝儀の代わりにプレゼントを用意してみては。

ただし、結婚式・披露宴に招待されたけれど出席できず、二次会のみの出席になってしまった場合はご祝儀も持参しましょう。
また以前にご自身の結婚式でご祝儀をもらっていた場合は、二次会のみの参加でもご祝儀を用意してください。

 

二次会の服装マナーについて

画像:シルバーのスパンコールパーティーバッグと飛び出した荷物

二次会の服装マナーについてご紹介します。
披露宴よりもカジュアルな二次会ですが、二次会を行う会場の雰囲気によってどのくらいカジュアルダウンするか検討しましょう。

披露宴から続けて参加する場合は以下の記事も参考に、イメージチェンジして参加してみてくださいね。

『結婚式の二次会って着替える? 披露宴の服装のままでもいい?』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/11248/
 

二次会会場に合わせた服装選び

二次会を行う会場の雰囲気に合わせた服装選びが大切です。
会場の雰囲気によってはカジュアルすぎると浮いてしまうことも。
会場の雰囲気ごとに服装の着こなしポイントをまとめたので、参考にしてくださいね。

  • フォーマルな会場での服装
  • セミフォーマルな会場での服装
  • カジュアルな会場での服装

二次会におすすめの服装については、以下の記事でも解説しています。

『結婚式二次会の服装マナー|男女別のコーディネート』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7374/
 

▼フォーマルな会場での服装

ホテルや専門式場での二次会は、フォーマルな会場に合わせて結婚式や披露宴に参列するのと同様の服装がベター。
結婚式・披露宴に参列したゲストがそのまま二次会に参加することもあるため、フォーマルな服装のゲストが多めになる傾向です。
二次会からの参加でも、浮いてしまわないようにフォーマルな服装を意識しましょう。

▼セミフォーマルな会場での服装

レストランなどセミフォーマルな会場では、披露宴ほどドレスアップしなくても構いません
ホテルや専門式場ほどかしこまらなくても大丈夫ですが、エレガントさのある装いがおすすめ。
準礼服を基準とし男性ならスーツ、女性なら上品なワンピースやパンツドレスが似合うでしょう。

▼カジュアルな会場での服装

バーや居酒屋などカジュアルな会場では、服装もカジュアルダウンして大丈夫です。
ただし、結婚のお祝いであるのに変わりはないので、カジュアルすぎる服装はNG。
男性ならジャケット×パンツやセットアップ、女性はブラウス×スカートや柄のあるワンピースなどでも良いでしょう。

 

NGな服装のポイント

結婚式の二次会に、これだけは避けた方が良いNGな服装をまとめました。
二次会なので少し遊び心を取り入れたお洒落をしたくなりますが、マナー違反にならないように基本だけ押さえましょう。

▼フォーマルな場に相応しくない

Tシャツとデニムにスニーカーなどの普段着、ニットなどカジュアルな素材は、フォーマルな場にふさわしくありません
二次会では「平服でお越しください」と案内がある場合もありますが、平服というのはあくまで略礼服のこと。
日常で着る服装ではなく、礼服の範囲の中でカジュアルダウンを楽しみましょう。

▼結婚式に相応しくない

全身真っ白や真っ黒のワントーンコーデは、結婚のお祝いにふさわしくありません
白は花嫁様を象徴する色で主役とかぶってしまうため、黒は喪を連想させる色で縁起がよくない印象を与えてしまうためです。
他に殺生を連想させるアニマル柄や毛皮などもマナー違反のため、結婚祝いのシーンでは着用しないようにしましょう。

 

バッグのマナー

二次会でのバッグは、フォーマルな場で使用するパーティーバッグがふさわしいでしょう。

荷物が入りきらない場合はパーティーバッグ+サブバッグがおすすめです。

紙袋やビニール製のカジュアルなバッグは、お祝いの席ではふさわしくありません。

 

靴のマナー

足元のマナーも、基本的には結婚式・披露宴に準じます。

▼靴の選び方

男性はシンプルな紐つきの黒い革靴、女性ならばヒールのあるパンプスが良いでしょう。
男性は革に何も柄のないプレーントゥか一本線の入ったストレートチップがフォーマルなデザイン。
つま先に小さなパンチングで模様のあるメダリオンデザインはカジュアルになってしまいます。
女性はブーツやサンダルは避けて、パンプスでもつま先の見えるオープントゥはNGです。

▼ストッキング・靴下の選び方

女性は素足でパンプスを履く方も増えていますが、結婚式の二次会では必ずストッキングを着用しましょう。
男性はスニーカー用の短い丈は避けミドル丈の靴下で、色はスーツに合わせるかまたは黒のソックスを合わせます。
二次会では、ネクタイの色と同じ色を靴下で取り入れるくらいの遊び心は入れても良いかもしれません。

 

女性のアクセサリーマナー

大ぶりで華やかなものは、主役である花嫁様と被ってしまうかもしれません。
控えめで華奢なアクセサリーは品があり、結婚祝いの場にはおすすめです。
黒真珠のアクセサリーはお葬式を連想させるので、結婚式の二次会では着用しないようにしましょう。

アクセサリーのマナーについては以下の記事が参考になります。

『結婚式お呼ばれのアクセサリーマナー|ゲストのNGとは』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7153/
 

男性のアクセサリーマナー

結婚指輪以外の指輪やピアスは、着用を控えましょう。
代わりにネクタイピンやカフスなど、スーツ姿をドレッシーにしてくれる装飾品を身につけてみては。
結婚式の二次会には、ゴールドやシルバーの華やかで品のあるデザインを選びましょう。

男性の二次会の服装については以下の記事で詳しく解説しています。

『【結婚式二次会の服装】男性ゲストのマナーは? おしゃれに決めるコツ』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7506/







二次会当日のマナーについて

画像:会計でお財布を開きお札を取り出そうとしている男性の手元

二次会に参加する当日のマナーについて、ご紹介します。
当日の振る舞い方を覚えておくと、スムーズに参加できるでしょう。

二次会の流れと何をするか

まずは二次会のおおまかな流れを知っておくことで、どのように行動したらよいか目安になるでしょう。
二次会では、披露宴ほど決まった枠組みがなく、歓談や余興の時間が長めな傾向があります。
プログラムの一例をご覧いただきながら、二次会での過ごし方をイメージしてみて下さいね。

▼二次会のプログラム例

16:30 開場・受付
17:00 新郎新婦入場
17:05 ウエルカムスピーチ
17:10 乾杯
17:15 ケーキカット
17:20 歓談・写真タイム(ビュッフェ開始)
18:00 余興(ゲームやムービーなど)
18:40 歓談・食事
18:55 新郎新婦謝辞
19:00 お開き
 

受付での会費の渡し方

二次会の受付は、出欠と会費の受け渡し、余興で必要な物があれば受け取りもあります。
会場入り口には新郎新婦様から依頼された二次会の幹事さんがいるので、必ず受付で会費を払ってから会場へ入りましょう。

もっと詳しく知りたい方は以下の記事が参考になります。

『結婚式二次会の会費の渡し方について|ご祝儀は必要?』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/10664/
 

▼受付の流れ

受付では、名前を名乗り会費を渡します
新郎側または新婦側どちらのゲストか伝えて上で名乗ると、出欠の確認がスムーズでしょう。
幹事さんが出欠名簿を確認したら、二次会の余興で必要なビンゴカードなどがあれば受け取って下さい。

 

立食パーティー中の振る舞い

二次会では、ビュッフェ形式の立食パーティーをするのも少なくありません。
立食パーティーに慣れていないと、どのように過ごしたらいいか戸惑ってしまうこともあるでしょう。

▼椅子は譲り合って利用する

立食パーティーでは全員が着席できる分の椅子は用意されていません。
会場の壁沿いや一部に椅子が並べられていますが、基本的には立って自由に動き回って楽しみましょう
立ったまま食事しにくい時や、立ち疲れた時には一時的に椅子に腰かけ休憩しても構いません。
ただし荷物を置いて椅子の場所取りや、パーティー中にずっと座ったまま過ごすのは、立食パーティーではマナー違反です。

▼積極的に新郎新婦のもとへ行く

せっかく自由に動きまわれる立食パーティーなので、積極的に新郎新婦様のもとへ足を運んで交流しましょう。
指定された席がなく、動きやすいのは立食のメリットです。
新郎新婦様と話せそうなタイミングを見計らって、直接お祝いの言葉を届けに行きましょう。

 

まとめ:二次会でもマナーある行動を心がけよう

画像:クリスマスのイルミネーションの中乾杯を行う複数人の男女

二次会についてのマナー全般をまとめましたが、いかがでしたでしょうか。
友人が中心に出席するカジュアルな二次会でも、マナーある行動が大切です。

本記事では、会費や服装などの事前準備から当日の振る舞い方まで、二次会でのマナーについて解説しています。
マナーを守った振る舞いを心掛け、二次会を存分に楽しんでくださいね。







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