ウエディングドレスを寄付するには? 結婚式後の処分方法 | 結婚式場の選び方

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結婚式のためにウェディングドレスを購入する方は年々増えています。自分の好みのデザインをオーダーしたり、自分だけの1着を見つけたりするのはとっても幸せなことです。

しかし、購入後のドレスの行方をどうするかは悩みのタネになるでしょう。

「結婚式が終わったあとウェディングドレスはどうしたらいいの?」
「一度使って終わりになるのはさみしい気がする……」

こんなお悩みを抱えている花嫁さんも多いのではないでしょうか。

この記事では、使用後のウェディングドレスの処分方法や、お譲りや寄付をする場合の手順などを紹介します。ドレスを購入された方、購入を検討している方はぜひチェックしてくださいね。

ウエディングドレスの処分方法

画像:花嫁と花婿の足元ショット

結婚式や撮影などで使用したあとのウェディングドレスの扱いに困る、という方は多いです。

ドレスを処分する方法は何パターンか用意されています。手間やどのようにドレスを扱いたいかを考えながら決めていきましょう

 

1.買取に出す

ウェディングドレスは、使用済みであっても販売することが可能です。

ただし、ある程度状態が良いことが条件になるため、希望する場合は屋外での撮影などは控えるのが無難でしょう。大切なドレスを無料で手放したくない、という方におすすめです。

  1. 専門業者に買い取ってもらう
  2. フリマアプリに出品する

1.専門業者に買い取ってもらう

手軽かつスピーディに買い取りをお願いできるのが、買取専門業者です。
業者にはドレスや着物などを専門で扱う会社や、ジャンルにかかわらず中古品全般を扱う会社があります。
業者によって買い取り額が大きく異なるため、時間に余裕がある場合は複数の査定を受けるのも良いでしょう。

ウエディングドレスを高く買い取って貰うコツについては、以下の記事で解説しています。

『ウエディングドレスを高く買取してもらうコツ』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/9846/
 

2.フリマアプリに出品する

メルカリをはじめとするフリマアプリにも、ウェディングドレスは数多く出品されています。
自分で金額を設定できるので、少しでも高く売りたいという方に向いているでしょう。
ただし、状態のチェックや梱包、発送などを全て自分で行う必要があります。
手間がかかる覚悟は必要です。

 

2.寄付

誰かのために提供したい、という場合には寄付という方法があります。買い取りとは違い、全く知らない相手に譲るというわけではないのが魅力のひとつです。

  • 次の花嫁に譲る
  • 法人団体などを通じて寄付する

1.次の花嫁に譲る

プレ花嫁と呼ばれる、結婚式を予定している花嫁さんに受け継ぐという方法があります。
基本的には個人的にやりとりをするため、自分が譲りたい相手を見極めることが可能です。

2.法人団体などを通じて寄付する

ウェディングドレスを、ファッションショーの衣装として利用している法人団体などがあります。
自分のドレスが別の方法で利用され続けるかもしれない、という期待をもてるのが素敵なポイントです。

 

3.リメイク

ウェディングドレスには、処分するだけでなく、形を変えて使い続ける方法もあります。
大切な思い出の品を手放したくない、という方はリメイクを検討してみるのがおすすめです。

  1. 子どものおくるみ
  2. パーティーバッグ
  3. ぬいぐるみの衣裳

1.子どものおくるみ

子供用のおくるみとして、ドレスの繊細な生地やレースをリメイクできます。
思い出の品を2人の子どものものとして使い続けられるのが最大の魅力です。
退院時やお宮参り、お食い初めなどお子さんとの大切な記念日に使うのも素敵ではないでしょうか。

2.パーティーバッグ

レースやフリル、生地を再利用したバッグの作成は、長く自分で愛用したいという方にぴったりです。
パーティー出席時やドレスアップした日のコーディネートとして、日常的にも使いやすいでしょう。
業者さんによってはある程度デザインの希望を出せる場合もあります。

3.ぬいぐるみの衣裳

ぬいぐるみの衣裳として可愛らしいミニサイズに変身させるのも魅力的な方法です。
ウェディングベアのように、お気に入りのぬいぐるみ用にリメイクして新居に飾る方もいます。

 

4.ごみとして処分

なるべく早く簡単に手放したい、という方はシンプルにゴミに出すことも可能です。ゴミの出し方は地域によって異なりますが、収集日や方法を調べて出すだけと処理が楽ちん

引っ越しやお仕事など、予定が詰まっている場合にはこういった方法も検討できます。







ウエディングドレスをプレ花嫁に譲るには

画像:花畑で寄り添い立つ花嫁と花婿

ウェディングドレスを次の花嫁さんに着て欲しいと思っても、方法がわからないという方も多いでしょう。実はドレスを譲ってもらいたいと考えるプレ花嫁さんはたくさんいます

そんなプレ花嫁さんと巡り合う方法をチェックしてみましょう。

1.SNSで譲り先を募集する

InstagramなどのSNSにはたくさんのプレ花嫁さんたちが情報を求めて集まっています。そこでドレスを譲りたい場合は、ハッシュタグを上手に利用することが重要なポイントです。

  • #幸せバトン
  • #お譲り
  • #お譲りいたします

プレ花嫁さんたちは、上記のようなハッシュタグを検索してドレスオーナーさんを探しています。そのため、上記のハッシュタグを付けることで見つけてもらいやすくなるのです。

 

2.誰に譲るのか選定する

希望者がでてきたら、次はどの人にドレスを譲るのかを検討しましょう。相手のことを知りたい場合は、投稿をチェックしたり、DMのやり取りをしてみるのもおすすめです。

ここできちんとコミュニケーションをとっておくことで、トラブルの防止にもなります。

 

3.ウエディングドレスを発送する

譲る相手が決まったら、いよいよドレスを発送します。次に着てくれる方のことを考えて、なるべくクリーニングや状態の確認はしっかりしておくのがマナーです。

ドレスは素人が無理に畳んでしまうと、シワや傷ができてしまうことがあります。発送の際には、折り畳むというよりはなるべくふわっと丸めることをイメージするのがいいでしょう。

 

ウエディングドレスを寄付するには

画像:ピンクのバラを背景に座る婚礼衣装の白いテディベア

ドレスの寄付は全く経験がなく、周囲に知っている人もいないという場合も多いのではないでしょうか。寄付自体は特に難しいことではありません

興味がある方は、まずは方法をチェックしてみましょう。

1.寄付を行っている団体を探す

「NPO法人 ワールドギフト」や「NPO 法人 DEAR ME」などの団体がドレスの寄付を受け付けています。

Googleなどの検索サイトで「ウェディングドレス 寄付 団体」などと検索をかけてみましょう。そのタイミングで寄付を受け付けている団体を見つけられます。

団体によって、利用方法などが異なるため、ホームページなどで活動内容をしっかりチェックしましょう。

 

2.クリーニングの有無などを確認する

寄付先によって、着用後のクリーニングが必要な場合と、そうでない場合があります。クリーニングには数万円の金額が発生する場合も多いので、寄付先が決まっている場合は要チェック。

ホームページなどでわからない場合には、メールなどで問い合わせを行っておくのも良いでしょう。

 

3.ウエディングドレスを発送する

ウェディングドレスの発送は、団体の指示に従って行います。貴重品であるため、しっかり梱包し、送り先の確認なども大切です。







寄付する際の注意点

画像:ブーケを持った花嫁の胸元

実は、どのようなドレスでも無条件に寄付ができる、というわけではありません。ドレスの状態によっては寄付が成立しない場合もあるということを知っておきましょう。

自分のドレスは寄付の対象になるのか、まずはしっかり確認しておくことが大切です。

 

ウエディングドレスの状態を確認する

使用環境によって、ウェディングドレスの状態に差が出てしまうのは仕方がないことです。例えば、ホテル婚などの室内の会場と、ガーデンなどの外を歩いているドレスでは裾の状態が大きく異なります

その他にも、その後使用することを考えたうえでの条件がいくつかあるので詳しく確認してみましょう。

  • サイズ
  • 汚れ
  • 色味
  • 購入したタイミング

▼サイズ

ドレスのサイズは寄付のための重要なポイントです。
7〜11号サイズなどの日本人に多いサイズのものは寄付を受け入れられやすいドレス
反対に細すぎたり、ゆったりめのサイズは受け入れられにくいこともあります。
また、ドレスには丈感もあり、平均的な身長の方に合わせたドレスが人気ということは覚えておきましょう。

▼汚れ

ドレスは結婚式や撮影で使用すると、どうしてもさまざまな汚れが付着します。
簡単な汚れであればクリーニングなどで対応できるでしょう。
しかし、屋外などのハードな環境で着いてしまった汚れは、寄付のマイナスポイントになりやすいです。

ウエディングドレスのクリーニング方法については以下の記事を参考にしてください。

『ウエディングドレスはどうクリーニングに出せばいい?』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/11033/
 

▼色味

ウェディングドレス・カラードレス問わず、奇抜でない定番的なカラーのものが寄付しやすいドレスです。
寄付したあと、ドレスを使う際に、誰からも受け入れられやすいもの、というのが条件になります。

▼購入したタイミング

購入後どの程度の年月が経ったドレスなのか、というのもポイントのひとつです。
ドレスの生地は繊細であるため、普通の洋服に比べて経年変化しやすくなっています
寄付を受ける側はなるべく状態の良いものをと考えるため、新しいもののほうが有利に進められるでしょう。

 

寄付が成立しづらいデザインもある

ドレスには様々なデザインがありますが、デザインによっては受け入れられにくい場合もあります。寄付の場合は、様々な会場に合わせやすいことや、誰が着ても似合うことが考えられているのでしょう。

▼奇抜なデザインのもの

最近は個性的なデザインのドレスも豊富に用意されており、人と被りにくいデザインも人気になっています。
しかし、寄付する、という観点だけで考えると、個性的なデザインは成立しづらい条件に

▼サイズが極端に小さい/大きいもの

平均的な日本人女性の体型からあまりに離れたサイズのものは、再利用が難しいため、寄付できない場合もあります。
例えば、4号以下・17号以上のサイズである場合や身長が140センチ代・170センチ以上というケースは注意が必要です。

 

まとめ:購入のウエディングドレスにもう一度活躍の機会を

画像:背中に手を回す新郎と寄り添う新婦

この記事では、購入後のウェディングドレスをどうするのか、という疑問の解決策をいくつか紹介してきました。使用後のドレスには、プレ花嫁へのお譲りや、団体への寄付・リメイクなど様々な道があります。

ドレスの処分方法には、どの方法が一番良くてどの方法が悪い、という答えは存在しません。ドレスを着た花嫁さんが、大切なドレスをどのように扱いたいのか、という気持ちがいちばん大切なポイントです。

自分にはどの方法が合っているのか、この記事を参考にじっくり考えてみてください。自分なりのドレスの活用方法を見つけられることを祈っています。







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