ブライダル業界で働きたいと思ったら、実際にウエディングプランナーがどんな働き方をしているか知りたいですよね。
ブライダルは繁忙期と閑散期がはっきりと分かれている業界で、働き方も時期によって変わってきます。
「結婚式場の忙しい時期はいつ?」
「プランナーの仕事が暇な時期は?」
「平日はどんな仕事をしているか知りたい」
本記事では、結婚式場の繁忙期と閑散期の特徴をご紹介し、元ウエディングプランナーがプランナーの働き方について解説します。
ブライダル業界で働く姿がリアルにイメージできるヒントになれば幸いです。
結婚式場の繁忙期はいつか
結婚式場での仕事の忙しさは、結婚式の開催数によって左右されます。
ブライダル業界では主に、気候が良い春と秋が繁忙期、暑さや寒さの厳しい夏と冬は閑散期。
年間を通して3ヶ月ごとに大きな波があると考えると、イメージしやすいでしょう。
特に人気のシーズンには毎週末が結婚式のご予約で埋まり、プランナーは休みを返上して業務を行うことも。
結婚式の開催が多い時期には、打ち合わせも立て込んできて忙しくなります。
他には式場見学の多い時期も繁忙期の1つと言えるでしょう。
結婚式が多い時期
結婚式は気候が良く過ごしやすい春と秋が人気で、夏や冬に比べ倍以上の開催件数になることもあります。
繁忙期は結婚式の開催が多い分それに伴う業務が膨大にあり、必然的にプランナーの仕事は忙しくなるでしょう。
まずは1年の中で、結婚式が多い時期について具体的に解説します。
- 春(3月・4月・5月)
- 秋(9月・10月・11月)
- 大安の日
- 開運日
▼春(3月・4月・5月)
新芽の緑がまぶしく、花が色とりどりに咲く春のシーズンはお祝い事にぴったり。
寒い冬が終わりポカポカと過ごしやすい季節のため、結婚式を開催するのにも人気です。
新生活のスタートに合わせて結婚を決めるカップルが多いため、特に4月・5月は結婚式が多くなります。
ゴールデンウィーク中には休みが続くため、プランナーは結婚式を3日連続で担当することも。
また学校関係にお勤めしているなど特定の職業の方は、3月後半など春休み中に結婚式を挙げる方が多いです。
▼秋(9月・10月・11月)
秋は、春に並んで結婚式に人気の季節。
9月後半から11月にかけては気温が安定し、台風の影響も比較的少なくなります。
暑さや湿度の高さも和らぎ、屋外での挙式や撮影がしやすいため、結婚式を挙げたいカップルが多いでしょう。
また9月から11月は祝日が多く、遠方のゲストを招待しやすい日程が多いのも人気理由の1つ。
11月からの紅葉が美しい時期には、和装での前撮りの予約も増えます。
▼大安の日
古くからの言い伝えで、その日にどんな行いをしたら良いか吉凶を示す六曜。
六曜の中で最も縁起が良いとされる大安は、結婚式の日取りとして人気があります。
特に土日や祝日が大安に当たると、結婚式場の予約が集中するでしょう。
中国発祥の考え方で、日本でも古くから行事を行う際の基準として用いられてきました。
現在でもカレンダーに記載され、馴染みがあります。
吉凶 | 意味 | |
大安 | 六曜の中でもっとも吉 | 何をするにも縁起の良い日 |
友引 | 大安の次に吉 ただし11時~13時は凶 |
友を引くとして結婚式では幸せのお裾分け 弔事はNGとされている |
先勝 | 午前は吉 午後は凶 | 急ぎごとや勝負ごとには良い日 |
先負 | 午前は凶 午後は吉 | 急ぎごとや勝負ごとは避ける日 |
赤口 | 何事も凶 ただし11時~13時は吉 |
お祝い事には不向き |
仏滅 | 六曜の中でもっとも凶 | 全てにおいて悪い日 何も行わず静かに過ごすと良い |
▼開運日
お祝い事なのでせっかくなら縁起の良い日にちが良いと考える方も多く、一粒万倍日や天赦日などの開運日も人気。
六曜を基準とする方が多いですが、開運とされる日は大安でなくても多くの結婚式が予定されます。
特に土日に開運日が重なると、予約が埋まりやすいでしょう。
何か物事を始めると良いことが何倍にもなって返ってくるという意味合いがあり、新しい事を始めるのに良い日とされています。
ただし、悪い事を始めても何倍にもなって返ってくるとされているので注意が必要。
二十四節気と干支の循環によって決まります。
中国の「陰陽五行説」と「十干十二支」の二つが由来。
何をやっても上手く行く日で、新しいことを始めるのには最良と考えられています。
新規問い合わせが多い時期
多忙なのは結婚式の開催が多い時期だけでなく、新規の問い合わせが増える時期もあります。
新規の問い合わせとは、結婚式を挙げたいと考えたカップルが式場見学に来るタイミング。
式場によっては新規の問い合わせもプランナーが対応することもあり、結婚式の打ち合わせ以外の業務が増え、忙しくなります。
▼年明け・盆明け
クリスマスから年末年始にかけては、プロポーズを経て結婚を決めるカップルや、親への挨拶を済ませるカップルが多くなる時期。
また、年末年始やお盆休みは家族と話し合える機会になるため、式場への問い合わせが急増します。
式場への問い合わせに対して、メールや電話対応、式場見学の案内、契約などの業務で手がふさがるでしょう。
▼連休明け
連休明けも年末年始やお盆休みと同様に、式場への問い合わせが増える時期。
ゴールデンウィークなどの連休中に両家の両親への挨拶を済ませ、結婚式をどうしようか考え始めるカップルが増えるからです。
連休中は結婚式が多く開催され多忙を極めますが、連休明けは式場見学に対応する業務で忙しくなるでしょう。
結婚式の打ち合わせが多い時期
結婚式の準備は、式の2〜3か月前から本格化します。
つまり結婚式の開催が多い春と秋の数ヶ月前は、プランナーのスケジュールが埋まりがちです。
ハイシーズン真っ只中になると結婚式の施行を担当した後に、翌週や来月の結婚式の打ち合わせがあることも。
結婚式場の閑散期はいつか
結婚式の開催が少ない季節は、比較的落ち着いた時期となり、プランナーも休みを取りやすくなります。
特に春や秋の結婚式が集中した時期が終わった直後が、一番ゆったりと業務を行える時期。
閑散期にはまとめて休暇を取るなど、次のハイシーズンまでにプランナーは心も体もリフレッシュできるでしょう。
結婚式が少ない時期
結婚式の開催が少ない夏や冬は、ブライダル業界では閑散期になります。
結婚式はたくさんのゲストにお越しいただくイベントなので、なるべく多くの方が都合がつけやすく過ごしやすい季節が人気。
反対に、暑さや寒さの厳しい季節や行事ごとが多い時期は、結婚式の日取りとしては避ける方が多いでしょう。
ここからは結婚式場の閑散期について、具体的に見ていきましょう。
- 夏(6月・7月・8月)
- 冬(12月・1月・2月)
- 年間行事のある時期
- 仏滅の日
▼夏(6月・7月・8月)
夏は結婚式の閑散期とされています。
6月〜7月前半は梅雨の影響で雨が多く、ウェディングには不向きな季節。
また7月〜8月の猛暑は、ゲストや新郎新婦様の体調面での負担が大きくなるため敬遠されがちです。
一方で予約が取りやすく、割引プランがあるなどのメリットもあるため、結婚式が全くないというわけではありません。
春や秋のシーズンに比べると半数程度の結婚式の開催となり、比較的ゆったりとプランナーは働いています。
▼冬(12月・1月・2月)
冬の寒さや積雪は、結婚式場へのアクセスを妨げる要因となるため結婚式を予定する方は少ないでしょう。
特に1月~2月は気温が低く、屋外での写真撮影は好ましくないなど、結婚式の内容にも影響があります。
冬はクリスマスやバレンタインなど出費が多い季節で、結婚式の参列も経済的に負担に感じるゲストもいるでしょう。
年末年始の帰省や仕事納めで何かと慌ただしい季節でもあり、結婚式は他の季節で検討する方が多いのが事実です。
▼年間行事のある時期
お盆や卒業・入学シーズンは家族イベントが多く、結婚式の開催が少なくなる傾向にあります。
4月上旬は新生活の準備に忙しく、結婚式の予定を立てる方は少ないでしょう。
お盆や年末年始も親族の集まりが優先されるため、結婚式の需要は減少します。
他にクリスマスなど年間の中で特別なイベントごとがある日は、結婚式は避けた方が無難。
▼仏滅の日
六曜の中で「仏滅」は縁起が悪いとされ、結婚式の予約が少ない日です。
最近はお日柄を気にしない方も増えてきましたが、年配のゲストを招待する場合には仏滅を避ける配慮をすると良いでしょう。
仏滅限定で割引の多いプランをうたう式場もありますが、つまりそれだけ仏滅の結婚式が少ないということです。
平日
結婚式が平日に開催されることは、ほとんどありません。
土日は結婚式の開催や打ち合わせがあるので、ブライダル業界では平日に交代で休みを取るのが基本です。
平日休みだと、市役所や金融機関・病院など平日しか開いていない場所へ行くためにわざわざ休みを取る必要がありません。
また商業施設や予約が必要な場所でも、平日は空いていることが多く、ゆったりと満喫できるのも平日休みのメリット。
まとめ:ブライダルはメリハリがある業界
ブライダル業界に興味のある方やプランナーになりたい方は、実際にどのくらい忙しいか気になるところですよね。
本記事ではブライダル業界の繁忙期と閑散期について、元ウエディングプランナーが詳しく解説しました。
結婚式が多く開催される人気のシーズンは忙しくなりますが、3ヶ月クールで忙しさも落ちつきます。
年間を通してメリハリのある働き方が求められるため、計画的にスケジュールを組むことが重要でしょう。
本記事を読んで、プランナーの生活サイクルをイメージをする参考にしてくださいね。