冬場の結婚式は足元が冷えるのが心配という女性も多いのではないでしょうか。そんなときに活躍するのがストッキングやタイツですが、フォーマルな場である結婚式の服装にはマナーがあります。
「結婚式に履いて良いタイツはあるの?」
「デザイン性のあるものはおしゃれとしてOKなのでは?」
「ストッキングを履かずに済む方法はないの?」
寒い季節の参列にはこのような疑問を持っている方も多いはずです。今回は、そんな結婚式でのストッキングやタイツについてのマナーを解説していきます。マナーを守って結婚式を楽しめるよう、しっかりチェックしておきましょう。
フォーマルな場でのストッキングマナー
結婚式の参列では、女性は基本的にストッキングを着用するのがマナーです。結婚式は新郎新婦や友人だけでなく、新郎新婦の親族や上司など目上の立場の人も参列します。招待されているゲストとして恥ずかしくない、品のある装いを意識したいですね。
肌色に近いカラー
ストッキングの色味は肌の色とあまり差のないものを選ぶのが原則です。ライトベージュやナチュラルベージュなどメーカーによって表記は異なりますが、自分の肌の色と見比べてみてください。
最近はストッキングにもカラーやデザインの入ったものがありますが、参列では控えるのが良いでしょう。
裸足はNG
日本では古くから、素足を見せるのは相手を敬っていない態度、とされています。そのため、冠婚葬祭などのフォーマルな場では、必ずストッキングを着用することがマナーとして根付いているのです。
パンプスを脱ぐ機会がないからといって、裸足で参列するのは失礼に当たります。
結婚式にNGなストッキングとは
ストッキングやタイツには様々なデザインのものがあります。これはどうなんだろうと迷う方も多いはず。控えておきたいストッキングを挙げて解説していきます。
黒のストッキング
黒のストッキングは、お葬式など喪服を着る場面でのフォーマルなストッキングです。結婚式はお祝いの席になるので喪を連想させる黒のストッキング着用は避けるのがマナー。
新郎新婦や親族などを不快にさせてしまう可能性があるので注意が必要です。
冬でもタイツは避ける
寒さの厳しい季節であっても、タイツの着用は控えましょう。タイツは防寒性には優れていますが、フォーマルな場で着用する衣服ではありません。
ストッキングと呼ばれるのは30デニール以下のものと決まっています。ベージュのタイツもありますが、必ず薄手のストッキングを準備しておきましょう。
カラータイツ
ファッションの一部としてコーディネートにカラータイツを入れたいという人もいます。しかしタイツは結婚式の参列には控えたほうが良いので、タイツなしでも成立する服装を探してみましょう。
網タイツ
網タイツもカラータイツと同様に、結婚式には不向きです。結婚式に招待された場合には礼装をするのが基本的なマナーであるため、網タイツを合わせるのは避けましょう。網タイツのように派手な雰囲気は、参列ではできるだけ抑えるのがおすすめです。
柄入りの派手なもの
派手な柄やきらびやかなストーンなどが入ったストッキングも、なるべく控えましょう。フォーマルとされるストッキングは、柄のないシンプルなベージュのものです。
ワンポイント程度であればそれほど目立つ心配はありませんが、なるべくベーシックなものを選ぶのが良いでしょう。
パンツストッキングを履かずに済む方法
ストッキングは履き心地が苦手、という方も多いのではないでしょうか。マナー違反にならず、パンツストッキングの着用自体を避ける方法をいくつかご紹介します。自分に合った方法を探してみてください。
和装をする
ドレスではなく、留袖や訪問着などの和装を選択すると、ストッキングではなく足袋を着用できます。靴下に近い素材なので、あまり違和感がなく履き心地は◎。和装に抵抗がない場合は、上品かつフォーマルな素敵な選択肢の一つです。
太もも丈やショートストッキングにする
ストッキングには、パンツタイプ以外にも様々な長さのものが販売されています。太もも丈やひざ丈、くるぶし丈など、衣裳の長さに合わせてチョイスが可能。
素肌が見えてしまうのはNGなので、際どい丈を選ぶのはやめておきましょう。
服装をパンツドレスにする
スカートではなくパンツドレスを選ぶと、足元の露出がほとんど無くなるため、短いストッキングでも安心です。パンツよりもスカートのほうが格が高いとされていますが、友人の結婚式など準礼装で問題がない場合にはおすすめ。
パンツドレスはストッキングを履かなくてよいというわけではないので、必ず丈の短いものを合わせましょう。
丈の長いドレスを選ぶ
ロングドレスやミモレ丈のドレスを選ぶ場合も、短い丈のストッキングを合わせやすいです。少しでもストッキングの面積を減らしたい、という人にはおすすめ。
ドレスに透け感がある場合などは、ストッキングと素肌の境目が見えないよう注意しましょう。
寒さ対策でできること
ストッキングの着用が絶対とはいえ、冷えもなんとかしたいですよね。女性にとって冷えは大敵なので、できる限りの対策をするのが大切。マナーを守りつつできることをご紹介します。
靴を履き替える
結婚式の間はパンプスを履く必要がありますが、行き帰りの移動中にはブーツなどの暖かい靴を履いてOKです。靴であれば式の前に前後でさっと履き替えが可能ですし、荷物はクロークや式場に預かりをお願いしましょう。
ストッキングを2重に履く
ストッキングは2重に履いても見た目にはほとんど変化がありません。パンツタイプを2枚履くのが気持ち悪いという方は、パンツタイプとひざ丈ストッキングを組み合わせるなどの方法もおすすめです。
ストールを膝にかける
派手なデザインではないストールを持参し、披露宴中など膝にかけて過ごすのはマナー違反ではありません。もこもことしたかさばるものは、移動の際などにかさばりますし、フォーマルな装いにも合わないので控えましょう。
ストッキングを伝線させずに履くコツ
ストッキングはすぐに伝線してしまうから苦手、という女性も多いのではないでしょうか。一度伝線してしまったストッキングは、修復ができず、見た目も損なってしまいます。そうならないためにも、ストッキングを伝線させないコツをチェックしておきましょう。
正しい履き方で身に着ける
意外とやっていない人が多い正しいストッキングの着用方法を確認しておきます。
- ストッキングのウエスト部分を両手で持つ
- ウエストから足先までを片足ずつ手繰り寄せる
- つま先とかかとをしっかり合わせてからゆっくり引き上げる
ストッキングをたぐりそせずにすぐに足を突っ込むと、引っ張られた部分が伝染しやすくなります。また、しっかりつま先やかかとの位置があっていない場合には、指の爪が原因で伝線してしまうことも。正しい方法で身につけるだけで、伝線のリスクが大きく減らせますよ。
手足の爪を切り、保湿をする
伝線の原因になりやすいのが手足の爪、手やかかとの乾燥です。爪を短く切っている場合でも、ほんの少しかけてしまっていたり、逆剥けしてしまっている場合も要注意。
乾燥肌のガサガサもストッキングの素材には引っかかりやすいので、ハンドクリームなどでの保湿が大切です。手や足の指に刺激になる箇所がないか、ストッキングを履く前にしっかり確認しておきましょう。
手洗いで強度を高く保つ
ストッキングは洗濯機で洗うと、少しずつ生地が弱くなっていきます。他の洗濯物に絡んだり、伸びたりすることが無いよう、お手入れの際は手洗いをするのがおすすめ。乾かす際も乾燥機は使わず、自然乾燥しましょう。
ストッキングは生地が薄いので手洗いでもそれほど手間はかかりません。手洗いが難しい場合には、ネットに入れておしゃれ着コースなどの負担が少ない洗濯コースで回しましょう。
まとめ:結婚式にタイツは履いていけないのでしっかり対策しよう
結婚式でのタイツの着用はNGです。ベージュのベーシックなストッキングを身につけましょう。結婚式は新郎新婦の結婚をお祝いするためのフォーマルな場です。招待されたゲストであるということを意識して、自分のおしゃれよりもTPOに合わせた服装を優先させましょう。
寒い季節には暖かいタイツを履きたくなるのもよくわかります。靴の履き替えやストッキングの重ね履きなど、マナーを守りつつできる範囲での防寒対策を検討してみてください。この生地が、参列コーディネートの参考になれば幸いです。