結婚式前に妊娠発覚!マタニティ婚かパパママ婚どっちがいい? | 結婚式場の選び方

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結婚式を予定しているタイミングで妊娠がわかった場合、結婚式をどうしようか迷ってしまうかもしれません。

結婚式も妊娠も人生における大きなイベントであり、後悔のない選択をしたいですよね。

「妊娠したら結婚式はどうする?」
「マタニティウェディングを成功させるポイントは?」
「パパママ婚のポイントを教えて」

本記事は結婚式前に妊娠が発覚した新郎新婦様に向けて、マタニティ婚やパパママ婚についてまとめています。

妊娠中のマタニティウエディングと出産後のパパママ婚、どちらもメリット・デメリットがあり、最適な選択は人それぞれ

結婚準備中に妊娠が分かったあなたに、ぴったりの結婚式の形を見つける参考にしてくださいね。

結婚式前に妊娠した場合はどうする?

画像:お腹の前でハートを作る夫婦

結婚式の準備期間中に妊娠がわかった場合、結婚式をどうするかの選択肢についてご紹介します。
予定通り結婚式を挙げ、マタニティウェディングにするのも1つの選択でしょう。

または出産後に延期し、産まれてきた子どもと一緒にパパママ婚にする方法もあります。
それぞれのメリット・デメリットをご紹介しますので、お二人にとって最適な選択をする判断材料にしてくださいね。

1.マタニティウエディング

マタニティウエディングとは妊娠中に結婚式を挙げるスタイル。
妊娠5〜7か月頃の体調が比較的安定するタイミングに行うのが一般的です。

夫婦で誓いを立てられ、出産前にけじめをつけられるのが魅力。
一方で、体調の変化に配慮が必要なため、無理のないスケジュールが大切になります。

 

2.パパママ婚

パパママ婚は、出産後に子どもと一緒に結婚式を挙げるスタイル。
家族の絆を深める特別な時間になり、子どもの誕生も一緒に祝福されるのが魅力です。
ただし、育児と結婚式の準備を両立させる大変さはあるかもしれません。

 

3.結婚式をキャンセル

妊娠がわかった時点で、結婚式の開催をいったん見送る選択肢もあるでしょう。
ただし、完全にキャンセルしてしまうとキャンセル料が発生する可能性があります。

キャンセルではなく、フォトウエディングや少人数でのお披露目食事会など、負担の少ない方法を検討するのがおすすめ。
無理に挙式にこだわらず、自分たちのペースやスタイルで結婚の節目をお祝いしましょう。

 

マタニティウエディングにするときのポイント

画像:ビーチで妊婦のお腹にキスをする花婿

ここからはマタニティウエディングを挙げる時に、気を付けたいポイントをご紹介します。

 

マタニティウエディングのメリット

予定していた通りに結婚式を行い、マタニティウエディングをするメリットを3つご紹介します。

  • 夫婦としての誓いを立てられる
  • 出産前に入籍・結婚式を済ませらるれる
  • 友人や家族と妊娠をお祝いできる

▼夫婦としての誓いを立てられる

妊娠中に結婚式を挙げることで、お互いへの誓いを形にできるメリットがあります。
結婚式は夫婦としての第一歩を踏み出す大切な節目。
お子様が産まれる前に、けじめとして夫婦の誓いを立て正式に夫婦となることで、赤ちゃんを迎える準備を整えましょう

▼出産前に入籍・結婚式を済ませられる

マタニティウエディングなら、出産前に結婚の手続きを完了でき、結婚式まで済ませられます。
出産後は育児に追われるため、落ち着いて式を挙げるのが難しくなる可能性も
早めに式を済ませておくと、出産後はゆっくりできるメリットがあります。

▼友人や家族と妊娠をお祝いできる

結婚式にて、結婚の報告と新しい家族が増える報告を兼ねられるメリットがあります。
家族や友人に妊娠したことを直接報告できるため、祝福ムードがより高まるでしょう。
結婚式の演出の1つとして、お腹の赤ちゃんの性別を発表する「ジェンダーリビール」を行うのも人気です。

ジェンダーリビールとは
妊娠中に性別が分かったタイミングで、性別を発表しながら家族や友人と一緒に妊娠をお祝いする演出。
発表の方法としては、以下のようなものがあります。
・ケーキカット:ケーキの中身によって、性別がわかる
・バルーン:バルーンを割ると出てくるコンフェッティの色で、性別がわかる
 

マタニティウエディングのデメリット

一方で、マタニティウエディングを選択するデメリットもあるでしょう。
マタニティウエディングならではのデメリットを3つご紹介します。

  • 体調が不安定になりやすい
  • ドレス選びや演出に制限がある
  • 準備を短期間で進める必要がある

▼体調が不安定になりやすい

結婚式の準備と出産準備が重なると慌しくなり、体調が不安定になりやすいでしょう。
妊娠中はつわりや体調の変化が起こりやすく、思うように準備が進まないことも。
結婚式当日も長時間の立ちっぱなしや移動が負担になる可能性があるので、プランを練る際は体調を最優先に考えましょう。

▼ドレス選びや演出に制限がある

マタニティウエディングでは、体型の変化を考慮したドレス選びが必要になります。
ウエストを締め付けるデザインは避け、動きやすく快適に過ごせるものを選びましょう。
すでにドレスを決めていた場合には、妊娠の発覚に伴いドレスを変更しなくてはいけなくなるかもしれません。
妊娠期間中に結婚式を挙げると、ドレス選びや演出などに制限ができるデメリットがあります。

▼準備を短期間で進める必要がある

妊娠が分かってから結婚式を行う場合、準備期間が短時間になることが多いでしょう。
出産というタイムリミットがあるため、数ヶ月でドレス選びから当日までを済ませる必要があります。
無理のないスケジュールを立てるためにも、早めに行動したり負担を減らす工夫をしましょう。

 

開催時期について

画像:お腹が膨らんだ花嫁

妊娠中に結婚式を挙げるなら、体調が安定しやすい妊娠5〜7か月頃がおすすめ
つわりが落ち着き、お腹の膨らみも比較的控えめな時期なので、ドレス選びや移動もスムーズにできます。
ただし、妊婦さんは急な体調の変化もあるため、母子の健康を最優先にいつでも延期する心の余裕を持ち合わせておいてください。

▼安定期とは

安定期とは一般的に、妊娠16週(5か月)〜27週(7か月)頃を指し、つわりが落ち着き体調が安定しやすい時期です。
ただし医学用語ではないため、いつからいつまでと期間は定められていませんし、「安心して動ける時期」とは限りません

▼医師に相談する

結婚式の開催を決めるには、まずはかかりつけの医師に相談しましょう。
特に妊娠経過に問題がある場合や、持病がある場合は慎重な判断が必要です。
医師からのアドバイスをもとに、無理のない日程やプログラムを組むことが大切
また、式当日に万が一体調を崩した場合の対応も考えておきましょう。

 

衣裳について

妊婦さんは、出産が近付くほどお腹が大きく膨らんでくるため、衣裳選びに注意しなくてはいけません。

どんな点に注意してドレスを選ぶと良いか、妊婦さんにおすすめのドレスについてご紹介します。

▼衣裳選びのポイント

妊娠中は体型が変化しやすいため、お腹を締めつけないデザインのドレスを選ぶことが重要です。
特に、ウエスト部分にゆとりがあり、動きやすいシルエットのものがおすすめ。
また長時間の着用に備えて、軽量な生地を選ぶと負担を減らせます。
体調を考慮し、試着時に座ったり歩いたりして着心地を確認しましょう。

▼お腹が大きくても着られるドレスとは

妊婦さんにはマタニティ専用ドレスや、エンパイアライン、Aラインのドレスが適しているでしょう。
マタニティ専用のドレスは、日々大きくなっていくお腹に対応できるように、数ヶ月後の体型を予測して選べます。
エンパイアラインはハイウエストでお腹を締めつけず、ゆったりとしたシルエットが特徴。
Aラインはお腹をカバーしつつ、スタイルをきれいに見せてくれます。

 

当日の進行について

体調を最優先にし、当日の進行は無理のないタイムスケジュールを組むことが大切です。
長時間の立ちっぱなしは避け、座って進行できる演出を随所に取り入れると安心。
披露宴は短めにしたり、休憩を兼ねた歓談時間を多めに確保するのもおすすめです。
また、移動を最小限にするために挙式と披露宴を同じ会場で行うと負担が軽減できるでしょう。

 

準備しておくといいものについて

当日は体調の変化に備え、楽に過ごせるアイテムを準備しておくとリラックスして式に臨めるでしょう。

  • 着替え
  • 軽食
  • 水分補給用の飲み物
  • 冷え対策の羽織物やブランケット
  • 背中から腰を支えるクッション

リラックスアイテムに加え、万が一に備えて病院にかかる準備も持参したいところ。

  • 母子手帳や妊婦健診の助成券
  • 保険証やかかりつけ医の診察券

ただし、新郎新婦様は荷物を持ち歩けないため、当日何かあったら病院に付き添ってくれる親などに預けておくとよいでしょう。
周囲にも事前に体調を共有し、協力してもらえる環境を作っておいてくださいね。

 

パパママ婚にするときのポイント

画像:白いワンピースの妊婦の手を取る男性

子どもが生まれてからのパパママ婚は、家族の絆を深める特別な機会。
開催時期や結婚式場の選び方、子どもと一緒に楽しめる演出など、成功のポイントを押さえましょう。

 

パパママ婚のメリット

子どもが産まれた後に挙げるパパママ婚だからこそのメリットを3つご紹介します。

  • 子どもと一緒に思い出を作れる
  • 体調を気にせず準備できる
  • 時間をかけて理想の式を計画できる

▼子どもと一緒に思い出を作れる

結婚式に子どもも参加してもらうと、一緒に思い出を作ることができます。
子どもの成長に合わせて指輪を運んでもらったり、花束を渡してもらうなど特別な演出もできるでしょう。
写真や動画にもお子様が参加してくれた姿を残せるメリットがあります。

▼体調を気にせず準備できる

妊娠中のように体調の変化を気にせず、心身に余裕をもって準備を進められるのが大きなメリット。
産後の体型も落ち着いた状態でドレスを選べるなど、より理想的なスタイルで式に臨むことができます。
つわりや体調不良に悩まされず、自分たちのペースでドレス選びや打ち合わせができるでしょう。

▼時間をかけて理想の式を計画できる

結婚式を急いで準備する必要がないため、納得のいくプランをじっくり考えて理想の式を計画できます。
時間をかけて会場選びや衣裳選び、演出の細部までこだわることができるでしょう。
また結婚式の準備期間が長くなれば貯金をして資金を増やせるため、理想の式を実現することも可能。

 

パパママ婚のデメリット

パパママ婚を選択した際のデメリットを3つご紹介します。

  • 育児と準備を両立するのが大変
  • 家族としての生活が落ち着くまで時間がかかる
  • 子どもの年齢によっては負担になることも

▼育児と準備を両立するのが大変

出産後は赤ちゃんのお世話で忙しく、結婚式の準備に時間を割くのが難しくなります。
夜泣きや授乳、離乳食など、育児に追われる中で打ち合わせや試着をするのは負担が大きく、思うように進まないことも
家族やプランナーの協力を得ながら、無理のないスケジュールを立てましょう。

▼家族としての生活が落ち着くまで時間がかかる

結婚式を先延ばしにすると、夫婦や家族としての節目を感じるタイミングが遅くなることも。
子育てが始まると日々の生活に追われ、気づけば結婚式を挙げるタイミングを逃してしまう可能性もあります。
計画を先送りにしすぎず、あらかじめ目標の時期を決めておくと実現しやすくなるでしょう。

▼子どもの年齢によっては負担になることも

結婚式のタイミングによっては、子どもにとって長時間の式が負担になることも。
まだ小さいうちは途中でぐずったり、会場の雰囲気に馴染めなかったりするかもしれません。
一方、子どもが成長してくると学校行事や習い事のスケジュールを考慮する必要が出てきます。
家族全員が無理なく参加できる時期を見極めることが大切。

 

子どもが何歳のときに開催するか

画像:子どもたちと手を繋ぎ海辺に立つ夫婦

子どもの年齢によって結婚式のスタイルは大きく変わります。
0〜1歳なら授乳やお昼寝のタイミングに配慮し、家族や親族のみの少人数婚がおすすめ。

特に0歳児は、腰が座って長時間の外出に少しずつ慣れてくる生後半年以降が良いでしょう。
生後半年を過ぎると予防接種が進み感染症への免疫を獲得するので、大勢のゲストが集まる結婚式への参加も安心です。

2〜3歳は動き回ることが多いため、キッズスペースや遊び場のある会場を選ぶのがポイント。
4歳以上ならリングガール・ボーイなど役割を持たせると参加しやすく、成長した姿を記録に残すこともできます。

 

結婚式場の探し方

子連れの結婚式では、授乳室やおむつ替えスペース、キッズスペースの有無が重要なポイント。
ホテルやゲストハウスでは、設備が整っていることが多く安心です。
他に子ども向けの料理やアレルギー対応の可否もチェックし、家族全員が快適に過ごせる式場を選びましょう。

 

子どもと一緒にできる演出

パパママ婚ならではの、子どもと一緒に楽しめる演出を取り入れると、より家族の絆が深まる素敵な式になるでしょう。
ここからは子どもも参加できる演出を年齢別に3つご紹介します。

  • ベビーリングセレモニー(0歳児~1歳児)
  • エンジェルキス(0歳児~5歳児)
  • ファミリーサンドセレモニー(3歳以上)

▼ベビーリングセレモニー(0歳児~1歳児)

新郎新婦様の指輪の交換の際に、赤ちゃんにもベビーリングを贈る演出です。
ベビーリングとは赤ちゃんの誕生を記念して、赤ちゃんの誕生日やイニシャルを刻印した小さな指輪のこと。
新郎新婦様から指輪を贈るだけなので、赤ちゃんでも負担なく参加しやすいでしょう。

▼エンジェルキス(0歳児~5歳児)

新郎新婦様の間にお子様を挟んで、両頬へキスをする可愛らしい演出。
ファミリー婚ならではのアットホームな雰囲気で、ウェディングフォトや誓いのキスに取り入れる方が増えています。
挙式とはいえ、人前でキスするのが気恥しい夫婦にもおすすめ。
0歳〜5歳くらいまで幅広い年齢のお子様に参加してもらいやすい演出です。

▼ファミリーサンドセレモニー(3歳以上)

透明の瓶に色の異なる砂を家族みんなで注ぎ入れる演出。
新郎様、新婦様、お子様の3色が混ざりあうことで、家族の絆を表現できるでしょう。
ある程度大きくなって、1人で砂を注ぐ役割を果たせるお子様に参加してもらうのがおすすめです。

 

まとめ:子どもと一緒に後悔のない結婚式を

画像:赤い壁の前でキスをする新郎新婦

結婚式を挙げる前に妊娠が分かった場合、入籍日や結婚式の日程を考え直すカップルも多いでしょう。
本記事では、妊娠中に挙式するマタニティウエディングや、出産後に延期をしてパパママ婚をする選択肢をご紹介しました。
それぞれのメリット・デメリットや成功させるポイントなどをまとめましたので、参考にしてくださいね。

どちらを選ぶにしても、大切なのは無理をせず、自分たちに合った形で幸せを形にすること。
お二人にとって最適な選択をし、心に残る結婚式を迎えましょう。

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