冬の結婚式における着物の防寒対策って? 羽織ものやコートのマナー | 結婚式場の選び方

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数少ない着用機会だからと、結婚式に着物で参列する方も多いです。しかし、冬の結婚式で着物を着る際に気になるのは防寒対策ではないでしょうか。

「着物の上にコートって着ていいの?」
「結婚式に着て行ける羽織やコートって?」
「着物のときの防寒方法が知りたい」

特に和装の場合、コーディネートと機能性を両立させることが重要です。着物には羽織はもちろん、道中着やコートなど、多様な選択肢が存在します。

さらには、ヒートテックや足袋インナーといった防寒アイテムを取り入れることで快適に過ごせるでしょう。本記事では冬の結婚式を着物で温かく過ごすためのヒントを元ウエディングプランナーが紹介していきます。

着物と合わせるアウターの種類

画像:3着の半纏

冬の結婚式は適切なアウター選びから始まります。羽織や着物コート、道中着など多様なアウターがありますが、それぞれの特徴を捉えてコーディネートすることが大切です。

状況にあったアウターを選ぶことで、見た目の美しさと実用性を兼ね備えたコーディネートになるでしょう。各アウターについて詳しく紹介していきます。

1.羽織

羽織は、着物の上に羽織るアイテムで、脱いだり羽織ったりと簡単に温度調整ができます。洋装で言うとことのカーディガンのようなもので、色や柄も豊富です。

4月など朝晩と日中で寒暖差があるような時期にも、体温調節に重宝します。羽織紐を付けてアクセサリーのようにコーディネートを楽しむことも可能です。

レース素材の羽織などおしゃれで結婚式にも喜ばれるデザインもあります。

 

2.着物コート

着物コートはその名の通り着物用のコートです。着物に合わせて袖や襟元がゆったりとしています

羽織よりも防寒性が高いので寒い時期の必需品です。洋装のコートと同じように、会場に入る前に着物コートは脱いでクロークに預けます。

首回りは心もとないのでショールなどを巻いてください。落ち着いた色合いのものを用意すれば普段の日でも使いやすいでしょう。

 

3.道中着

道中着は着物のように右前に襟を留めるアウターです。着物との一体感があり、和装が引き立つでしょう。

落ち着いた色合いや和柄のものが多く、上品な印象を与えることができます。道中着を選ぶ際には着物の色と柄、全体のコーディネートを考えながら選びましょう。

着物をレンタルした場合、オプションで選べることもあるので、チェックしてみてください。

 

4.道行

道行は和装用のコートの一種で、四角く切り抜かれた襟が特徴です。道中着とは違い礼装にも着用できるのがポイント。

美しいデザインや色合いのものが結婚式に向いているでしょう。ただし購入するのであれば、なんでも合わせられる無地の黒色がおすすめです。

アウターのデザインも見せたい場合には道行を着ていくとよいでしょう。

 

5.ショール、ストール

ショールやストールは、洋装に合わせるものと同じで大丈夫です。幅が広いものであれば肩にかけても帯まで覆うことができます。

デザイン性があり結婚式のフォーマルな雰囲気にも合いながら、防寒アイテムとしても役立ちます。シルクやカシミヤ、チュール素材のものが結婚式に合うでしょう。

これらのアイテムは室内でも外さなくてよいので、寒い冬には重宝します。

 

6.ケープ、ポンチョ

着物は袖が長いため袖が引っかからないように、袖のないケープやポンチョをアウターとして着ることもあります。道行や着物コートに比べフェミニンな雰囲気があり、女性らしいコーディネートになりやすいです。

カジュアルなウエディングパーティーや二次会におすすめします。

 

7.雨コート

冬の日に雨や雪が降るとさらに体感温度が下がります。なるべく濡れないように雨コートを着用しましょう。

雨コートは着物用のレインコートのことで、雨風を防ぎ体と着物が濡れるのを防いでくれます。なるべくコンパクトに畳めるタイプのものがおすすめです。

 

和装でできる防寒対策

画像:千鳥柄のストールを巻いた着物の女性

和装でできる防寒対策は上に着るだけではありません。中に着込むことも可能です。

足元や手元もしっかり暖かくする方法を紹介していきます。

季節に合わせた着物を選ぶ

着物を選ぶ際には、季節に合わせた仕立ての着物を選びましょう。一般的に、10月から5月までは裏地のある「袷」が基本です。

初夏や残暑が厳しい6月や9月ごろには「単衣」に切り替えます。7月や8月など暑い時期には透け感のある「薄物」がちょうどよいでしょう。

寒さをしのぐには袷の着物を選んでください。季節に合った仕立ての着物を選ぶことで、快適に過ごせるでしょう。

 

Vネックのヒートテックを着る

冬の日は洋服の下にヒートテックを着るという方も多いはず。着物のときはVネックのヒートテックがおすすめです。

Vネックデザインを選ぶことで、着物の襟元からインナーが見える心配が少なくなります。背中側もある程度開いているデザインにすることで後ろからもインナーが見えません。

心配であればUネックのものや前後ろを逆に着るという手もあります。袖は7分丈程度で、ベージュカラーのものを探しましょう。

 

足袋インナーで足元も暖かくする

着物は足元が露出しがちで、冷えやすくなっています。そのため、足袋インナーや足袋ストッキングといった足元用の寒さ対策が必要です。

足袋インナーは、通常の足袋の下に着用することで、足をしっかりと温めてくれます。靴下を重ね履きするように着用できるアイテムです。

足袋ストッキングは指先が二股に分かれた足袋用のストッキング。足首までのみならず膝のほうまで寒さを軽減してくれるでしょう。

 

ロンググローブを着用する

着物だと袖から冷たい風が入ってきますが、ロンググローブを使用することで冷気をブロックできます。腕全体を覆うことでより寒さを感じにくくなるでしょう。

腕まで覆うのは抵抗があるという方でも、手袋をつけるだけで体感温度が大きく変わります。寒い日にはぜひ手袋を着用してみてください。

 

冬の結婚式におすすめの着物の色と柄

画像:鳥居のところで振り返る振袖の女性

結婚式ではフォーマルさと季節感を両立させることが重要です。着物の色や柄選びが、冬の雰囲気に華やかさを添えるでしょう。

色留袖や訪問着は寒色系や寒い季節に合う柄を選ぶことで、冬の結婚式にぴったりなコーディネートを実現できます。色は花嫁や黒留袖と被る白、黒、赤を避けて選べば安心です。

黒留袖や振袖にも選び方のポイントがあるので、参考にしてみてください。

黒留袖の選び方

黒留袖は結婚式や正式な場で着用される女性の着物の一種で、特に格式が高いものです。黒地に金や銀の糸でめでたい柄が刺繍が施されています。

描かれている植物で春夏秋冬を表す方法もありますが、黒留袖は季節を問わないデザインが特徴です。柄を選ぶ際には季節感よりも年代に合わせた選び方が重要。

若い方には、明るく大きな柄のものが好まれます。一方で、年を重ねるにつれ、より落ち着いた小柄の黒留袖が似合うようになるでしょう。

小柄でつつましいデザインは、品格を重んじつつも柔らかな印象を与えるため、年齢に応じた美しさを引き立てます。

結婚式での黒留袖の選び方については、以下の記事を参考にしてみてください。

『結婚式での黒留袖マナー|母親や親族の衣裳について』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/12578/
 

色留袖の選び方

色留袖は、結婚式において黒留袖に次ぐ格式の高い着物です。1年を通じて着用できますが、カラーと柄で季節感を演出することもできる着物となっています。

冬を表すカラーとしては、空色や深い青などがおすすめ。春が近づいてきたころには薄ピンクなども素敵でしょう。

 

訪問着の選び方

訪問着は色や柄によって季節感を表現しやすい着物です。黒留袖や色留袖とは違い準礼装に当たる服装で、華やかな色と柄を楽しめます。

冬におすすめのカラーとしては、グレー系のくすみカラーや寒色系がおすすめです。落ち着いた色合いが特に合うでしょう。

柄は雪や梅、椿などが冬らしさを感じさせやすく、竹や松も冬婚にぴったりです。若い内は派手な柄で場に華を添えるように意識してみてください。

 

振袖の選び方

振袖は主に未婚女性が着用する華やかな着物で、豪華なデザインが特徴です。冬の結婚式では、振袖の鮮やかな色合いが一層華やかさを増し、祝賀の場に華を添えます。

振袖には桜や松、鶴といった縁起の良い柄が多く用いられ、四季を問わず着用可能です。色は花嫁のお色直しと被る可能性がある色を避ければOK。

挙式で白無垢を着た場合、色打掛にお色直しする可能性があります。色打掛は赤色のレパートリーが多いので、赤系の色を避ければ問題ありません。

 

まとめ:防寒しながら着物のコーディネートを楽しもう

画像:雪のなか傘を差し着物で進む女性二人

着物でも羽織や着物コート、道中着といったアウターで寒さ対策できます。また、ショールやケープ、ポンチョといったおしゃれな防寒アイテムでコーディネートを楽しむこともできるでしょう。

アウターだけでなく中に重ね着することでもっと温かく過ごすことも可能です。寒い冬の結婚式でも寒さ対策すれば快適に過ごせます。

また、冬の結婚式に合わせた着物の色や柄選びも意識してみてくださいね。寒さを我慢せず、心からお祝いできるようにコーディネートを組んでみてください

本記事が冬の結婚式お呼ばれの参考になれば幸いです。

 
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