結婚式には誰を呼ぶ?元プランナーが教える招待ゲストの決め方と注意点とは | 結婚式場の選び方

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「結婚式にどこまでのゲストを呼べば良いか分からない」と、頭を悩ませている新郎新婦も多いのではないでしょうか?

結婚式に誰を呼ぶかは、今後の人間関係に関わる重要なポイントなので、慎重に考えていきたいですよね。

よく考えずにゲストを呼んでしまうと、後々「呼ばれた」「呼ばれていない」といったトラブルに繋がる可能性もあります。

せっかくの結婚式でトラブルが起きないようにするためにも、事前にゲストの決め方を知っておくと安心です。

「結婚式には誰を呼べばいいの?」
「結婚式に呼ぶゲストの決め方を知りたい」
「呼びたくないゲストにはどう伝えるべき?」

この記事では、元ウエディングプランナーがこのような悩みにお答えしていきます。

結婚式には誰を招待すべきか、ゲストの決め方や呼び方の注意点について詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

結婚式でゲストを呼ぶ基準

画像:招待状を二人で持つ花嫁と花婿

結婚式に誰を呼ぶかは、今後の人間関係に影響を与えるだけでなく、式の雰囲気や進行にも関わってくる重要なポイントです。

まずは、結婚式に呼ぶゲストの基本的なカテゴリーを知っておくことで、呼ぶゲストの層や式の雰囲気なども決めやすくなりますよ。

【基本的なゲストのカテゴリー】

ここでは、ゲストのカテゴリー別に招待する際の考え方をご紹介していきます。
それぞれ詳しくみていきましょう。

 

家族・親族

結婚式において、家族は欠かせないゲストです。

父親や母親、兄弟はもちろん、もし兄弟が結婚している場合は、その配偶者や子どもも一緒に招待するのが一般的です。

一方、親族に関しては、どこまで招待すれば良いのか分からず、多くの新郎新婦が悩むポイント。

元ウエディングプランナーの筆者の経験では、下記のような基準で選ぶ新郎新婦がよく見られました。

【親族を呼ぶ基準】

  • 親族の少ない方へ合わせる
  • 親族の関わりが深い場合は全員に声をかける
  • 線引きすると角が立つので家族だけにする
  • 両親に相談して決める

親族に関しては「どこまで呼ぶのが一般的」のような考え方はあまりなく、両家ごとに基準が異なります。

親族をどこまで呼ぶか悩んだ時は、本人たちだけで決めるのではなく、両親に相談しながら決めると良いでしょう。

▶詳しくは関連記事をチェック!

『結婚式に親族はどこまで呼ぶべき? 招待するゲストの選定方法』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/6215/
 

友人

友人ゲストは、今まで関わりのあった人を全員呼ぶのではなく、自分の結婚式を心から楽しんでくれる人に声をかけましょう。

例えば、学生時代に毎日一緒に通学していた友人と、今は7〜8年以上連絡をとっていないなんてことも良くありますよね。

しばらく連絡をとっていない友人の結婚式を心から祝福するのは、人によっては難しいと感じるケースもあります。

大切なのは今の自分の結婚式に来て、ゲストが楽しんでくれるかどうかです。

招待するゲストに満足してもらうためにも、友人を結婚式に呼ぶ際は、下記のような基準を参考にしてみてください。

【友人を呼ぶ基準】

  • 本当に来てほしいかどうか
  • 自分の結婚式を心から楽しんでくれるか
  • 妊娠・子育てなど忙しいタイミングではないか

友人ゲストを呼ぶ際は、来てほしいという気持ちだけで招待するのではなく、呼ばれる相手への配慮も忘れないようにしましょう。

 

職場関係

職場のゲストは、自分が本当に来てほしい人と、お世話になっている人を分けて考えると、どこまで呼ぶか決めやすくなります。

【職場のゲストを呼ぶ基準】

  • 本当に来てほしいかどうか
  • お世話になっているかどうか

ただし、本当に来てほしい人だけに声をかけて、呼ばない上司へ配慮をしないのは、マナーのある行動とは言えません。

もちろん、上司を呼ばなければいけないという決まりはないので、声をかける際に角が立たないように伝えることが大切です。

同僚だけを呼び、上司を呼びたくない場合は、この後ご紹介する結婚式に呼びたくない人への伝え方を参考にしてみてください。

職場のゲストの招待方法についてはこちらの記事で解説しています。

『結婚式に上司を招待するときのマナー|職場の人はどこまで呼ぶ?』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/12080/
 

その他

結婚式では親族・友人・職場関係以外で、昔お世話になった人や両親と付き合いが長い人などを招待するケースもあります。

【その他のゲスト】

  • 学生時代の恩師
  • 両親の友人
  • 仕事の取引先
  • 幼馴染の親

こういった特別なゲストは、当日の配席にさえ注意すれば、どこまで呼ぶかの基準などは特に気にする必要はありません

ただ、仕事の取引先は、呼ばれた・呼ばれてないがシビアになるので、声のかけ方には注意が必要です。

今後の仕事を円滑に進めるためにも、取引先にはなるべく全員声をかけ、出席するかどうかを相手に委ねるのがベスト。

また、取引先を結婚式に招待する場合は、大人数になるので式場見学の段階から広めの会場を探すことも大切です。

▼広い披露宴会場がある結婚式場を探す

‘‘結婚式のなかの人がおすすめする’’結婚式場探しサイト
URL:https://www.kekkonshikijoerabikata.com/introduction_tag/100名以上の会場がある
 

結婚式に呼ぶゲストの決め方

画像:お皿がセッティングされたカラフルなテーブル

ここからは、結婚式に呼ぶゲストの決め方について詳しくご紹介していきます。

どんな基準でゲストを呼べば良いのか具体的に解説していますので、ゲストの決め方に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

結婚式のスタイルに合わせる

結婚式に呼ぶゲストの範囲は、式のスタイルに合わせて決めることができます。

挙式のみや少人数ウエディングなどを希望している場合は、友人や職場関係のゲストは呼ばず家族だけで行うケースがほとんどです。

逆に、お世話になった人に結婚式で感謝を伝えたい場合は、友人や職場関係のゲストを呼ぶ大人数の披露宴になるでしょう。

「こんな結婚式にしたい」と理想のイメージがある場合は、式のスタイルに合わせてゲストを呼ぶ範囲を考えてみてくださいね。

 

会場のキャパシティに合わせる

選んだ会場のキャパシティも、ゲストを呼ぶ範囲を決める一つの基準になります。

結婚式場の挙式会場や披露宴会場には、それぞれ入るゲストの人数が決まっています

特に、披露宴会場は最大着席人数が決まっているため、それを超えるゲストは招待することができません。

結婚式に多くのゲストを呼びたいと考えている場合は、まずは会場内に全員入れるか、キャパシティから考えるようにしましょう。

 

予算から考える

最後に、予算を基準にどこまでのゲストを呼ぶか考える方法もあります。

結婚式の費用には、「総額」とご祝儀分を差し引いた「自己負担額」という2つの見方があります。

一般的にゲストの人数が少ないと、総額は抑えられますが、ご祝儀の額が少なく自己負担があがりやすいと言われています。
逆に、ゲストをたくさん呼ぶと、その分ご祝儀の額も増えるので、自己負担を抑えやすくなるという仕組みです。

そのため、費用を重視している場合は、予算のシュミレーションをしながらゲストを呼ぶ範囲を考えるのも良いでしょう。

 

ゲストを呼ぶときの注意点

画像:メニュー表と1輪の白いバラ

ここからは、ゲストを呼ぶ時の注意点について詳しくご紹介していきます。

主に、友人ゲストや職場のゲストを呼ぶ時に注意すべきポイントについて解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

グループにはまとめて声をかける

結婚式でゲストを呼ぶ際には、グループにまとめて声をかけることが大切です。

特に、友人ゲストに声をかける際には注意しましょう。
グループ内で声をかけるタイミングに差があると、呼ばれた・呼ばれてないなど、トラブルの原因になりかねません。

直接会って伝える方法が一番丁寧ですが、会えるタイミングが無ければ、グループチャットなどを活用して伝えても良いでしょう。

 

招待されたゲストには配慮する

相手の結婚式に招待された場合は、自分の結婚式にも招待できるのがベストです。

しかし、招待されたけど自分の結婚式には呼ばない、もしくは呼びたくないという場合もあるでしょう。

その場合は、今後の人間関係を円滑にするためにも、招待されたゲストにしっかりと配慮することが大切です。
伝え方や伝えるタイミングなどを考え、相手の気分を害さないように心掛けましょう。

詳しい伝え方については、こちらでご紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

 

異性の友人を呼ぶ時はパートナーに相談する

最後に、異性の友人を呼ぶ際は、相手に相談することが大切です。

結婚式は自分だけではなく、相手や両家にとっても大切な1日。

いくら昔からの友人だからといって、相手に相談なしで異性のゲストを呼んでしまうのは、配慮が足りないですよね。

自分だけでなく相手やゲストも心地よく過ごせるよう、異性の友人を呼ぶ際は、必ず事前に相談しておくようにしましょう。

▶詳しいコラムはこちら!

『結婚式に異性の友人を呼ぶのはNG? 招待するときの注意点とは』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/9604/
 

結婚式に呼びたくない人への伝え方

画像:白い招待状とピンクのリボン

新郎新婦の中には、結婚式に呼びたくない人がいるというケースも少なくありません。
ただ、いくら呼びたくないからといって、理由を正直に伝えるわけにもいきませんよね。

そんな時のために、結婚式に呼びたくない人への最適な伝え方を知っておくと安心です。

ここからは、それぞれの伝え方について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

二次会から来てほしいと声をかける

二人は結婚式に呼びたくないと思っていても、中には「結婚式をするときは誘ってね!」と事前に言われているケースも。

このような場合には、変に嘘をつかず「二次会から来てほしい」と声をかけると角が立ちません。

もし嘘をついてしまうと、SNSや何気ない会話の中で相手に伝わり、嫌な思いをさせてしまうことになります。

披露宴には招待しなくとも、二次会だけでも来てほしいと声をかけておくと、今後の関係性も円滑に進むでしょう。

 

会場の広さの関係で難しいと伝える

親戚や友人、職場のゲストなど、ゲストの層に関わらず伝えやすいのが、会場の広さを理由にする伝え方です。

会場の広さが理由であれば、相手を直接的な言葉で傷つけることはないですし、どんな立場のゲストにも伝えやすいでしょう。

ただ、上司など目上のゲストに伝える時は「こういった機会にご招待できず申し訳ありません」と、相手を尊重することも大切。

結婚式に呼びたくないゲストには、言葉の選び方に注意して声をかけるようにしましょう。

 

まとめ:結婚式に誰を呼ぶかは関係性を考えながら慎重に決めよう!

画像:シンプルなペーパーアイテム

いかがでしたか?

今回は、結婚式には誰を招待すべきか、ゲストの決め方や呼び方の注意点について詳しくご紹介していきました。

結婚式に誰を呼ぶかは、今後の関係性にも大きく影響してくるので、慎重に考えることが大切です。

結婚式に今まで関わりのあるゲストを全員招待することは難しいので、必ずどこかで線引きしなければなりません。
また、呼びたくないゲストを無理に呼ぶ必要もないので、ゲストにどのように伝えるかが非常に重要
になってきます。

結婚式でのトラブルを防ぐためにも、今回ご紹介したゲストの決め方や注意点を参考に、誰を呼ぶか決めてみてくださいね。

 
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