授かり婚の結婚式は出産後と出産前だとどっちがいいの?できちゃった結婚・おめでた婚の挙げ方~妊娠中に準備を進める際の注意点~ | 結婚式場の選び方 | 結婚式準備サイト

※本サイト内では一部プロモーションが含まれます

嬉しい出来事である反面、不安や心配が増えるイベントは人生において様々ありますが、その中でも「妊娠」というイベントは喜びが大きな一方で、特に心配事が増えるタイミングです。最初に、今時「できちゃった結婚」は全く珍しいものではありません。結婚までに時間をかけるカップルが増えている傾向があり、また授かったこと自体が入籍のきっかけとなっているカップルも多いようです。その結果、”妊娠した状態”で式を挙げるカップルが年々増加しており、現代においては「授かり婚」と呼ばれることが一般的です。結婚式の日に、お腹に赤ちゃんがいるということであれば、入籍した後・結婚式の準備中に妊娠が発覚するパターンも含まれます。その割合は非常に多く、5組に1組はお腹に赤ちゃんがいるのでは?というくらいです。全く珍しいものではありません。妊娠・出産自体、そう何度もない経験であり、それが「生涯一度」とも言える結婚式に重なった場合には、いろいろな意味でより神経を使うものでもあります。言うまでなく、その際に最も注意すべきは「母子の健康」になりますが、ここでは結婚式における様々なシーンにおいて、意識して欲しいアドバイスを紹介します。

「挙げたい気持ち」があるなら「生まれる前」がおすすめ

授かり婚の話題において、「生まれる前と後ではどちらがいいのか?」という疑問は、典型的な、そして大切なポイントでもあります。そして、その答えとしては・・・「結婚式を挙げたい!」という明確な気持ちがあるのであれば、「生まれる前」に挙げることをおすすめします。その理由として、「生まれて、落ち着いてから」というカップルというのは、そのまま結婚式を挙げられない・・・というパターンが多いためです。最初は簡単に考えていても実際に生んでみると「1年以上」は基本的に無理であり、なんだかんだと”落ち着く”タイミングというのは難しいものです。”可能であれば”出産の前に挙げる方が、結婚式を実現しやすいと言えます。もちろん、母子の健康が何よりも大切なことであり、安定期を過ぎた「6ヶ月前後」に結婚式を挙げることが望ましいです。

授かり婚の挙げ方

結婚準備中に授かった場合には辛い時期があっても「頑張るしかない!」と成功につながるように前に進むしかありません。喜びの中、より準備がはかどるカップルも多いようです。一方で、赤ちゃんを授かったことをきっかけとして入籍したカップル、なお且つ結婚式を挙げたい、というカップルは「タイミング」や「準備」を改めて・急いで考えなくてはならず、大変な面がより多いと言えます。しかし、それでも”生まれる前に挙げた方がいい”理由として「生まれた後は何かと忙しく、タイミングを逃してしまう」ということに尽きますが、これには「金銭面」も大きく関わります。

どうしても「時間」と「予算」が限られてしまう

「今後の3人での新生活」のことを考えた際に、予算を組むことが難しい場合も多く、また、生まれる前に挙げるとなると”時間がない”ということが最も大きな問題です。こういった「早く」「安く」を求めている格安ウエディングの利用は授かり婚に関係なく急増しており、抵抗が無くなってきているようです。もちろん、内容に関しては、あまり大掛かりなものはできないと思いましょう。体調面や準備期間を考えると仕方がないことです。ゲストの方にとっても急の場合は都合をつけることが難しいため、理解して、少人数で行うこともおすすめです。「生まれたから挙げよう」と考えていても出産・育児の過程で予想していなかった出費が増え、結婚式の予算にも手を付けてしまうケースも多いです。そうは言っても、出産前に無計画・思い切りで結婚式を挙げるということにも注意しなければなりません。ただし、出産前に挙げてしまう方が結果的に、”ちゃんと節約”して挙げやすいのです。より慎重になれるためです。その代わり様々な面で準備が大変であり、且つタイムリミットがあることには変わりありません。最近では

・準備期間の短縮
・結婚費用の節約

といった、おめでた婚のカップルにこそ、ふさわしいウエディングプランも増えてきています。また、「会員制」というスタイルも一般的になってきており、「ささやかなパーティー」を結婚式として挙げるカップルも多くなっています。

挙げてよかった!となりやすい時代

現在は授かり婚が珍しいことでなくなったと同時に「結婚式を挙げやすい時代」であると言えます。その大きな要素としては「結婚式の準備が楽になった」ということがあります。以前であれば、無数のオプション・アイテムを1つ1つ選ぶ必要がありましたが、現在では「セット」になっていて、まるで「コース」を選ぶようなプランも多く、それに伴い結婚費用の減少も進んできています。授かり婚をうしろめたく考えるのではなく、包み隠さず、”赤ちゃんができたからこそ結婚式を挙げる”カップルもいるほど、しっかりと式を挙げるカップルは多いです。そして「やってよかった」という意見が、圧倒的に多いこともまた事実です。もしかすると、「親がまだ結婚に対してよく思っていない・・・」といった事情を抱えるカップルの方々もいるかもしれません。だからこそ、ある意味で「けじめ」となるのかもしれません。







授かり婚を挙げる際の大切な心得

最後に、授かり婚を挙げる・準備する際の大切なことをまとめておきます。まず鉄則として、できる時にできることをできるだけやっておくということを忘れずに意識しましょう。妊娠中に結婚式を挙げる、そのための準備をするカップルには

・妊娠が発覚して入籍し、式を挙げることになった
・入籍して、結婚式を挙げることにしてから妊娠が発覚した

その時期や経過は様々ですが、基本的には以上の2つのパターンが考えられます。更に共通して心得て欲しいことに、<妊娠している>と自覚することです。これは当然のことでもありますが、「だから、こうするべき」と、しっかりと考えて行動するために必要であり、非常に重要なことになります。そして、妊娠の自覚をした上での大切な心得として、できる時にできることをやってしまうということです。当サイトのみならず、「結婚式に必要な準備」というのは、すでに語りつくされています。その内容に関しては、すでにある程度決まっていることが多く、「いかにスムーズに忘れ物なく行うか」が、より注目される事柄であり、その「進行スピード」は妊娠中であれば、より重要さを増します。「安定期」には、やはり刺激・負担を少なく日々を過ごす必要があり、結婚式の準備はお休みする、もしくは安定期を過ぎた後に行うことが推奨されます。しかしながら、そうでない時期も「つわり」をはじめとした妊娠中特有の体調不良が起きるものであり、なかなか準備が進まないことは”あるある”です。いつ体調がよくなるか、体調のいい時期がどのくらい続くか、ということも予測できません。2~3ヶ月続いてしまうことも珍しくはなく、予定が立てられない場合も多いです。だからこそ、「いい時」に一気に済ませておくのです。

お腹は大きくなっていくもの

これも言うまでもない、当然のことになります。ドレスを決める際のサイズだけでなく、大きくなるお腹によって注意すべき(気になる)要素が増えていきます。「ギリギリの変更」が難しいことも結婚式の特徴であり、「本当にその時(当日)に、これでいいのか?」をしっかりと冷静に考えましょう。ヘアスタイルやメイク等は比較的ギリギリでも問題のないものであり、大きくなっていくお腹で準備を進めるという前提で、「準備ができる時の、準備の優先順位」を決めていくことが必要です。ゲストの構成等に関しても妊娠していること・時期によって変わるものであり、やはり「最初の構想」というものが大きく鍵を握るものになります。

「いつ分かったか」で状況が異なるものでもある

以上は広い範囲における、妊婦に向けた結婚式準備の基礎的なアドバイスです。

・入籍をした時期
・結婚式を挙げる日取り
・結婚式の準備の段階

これらはカップルによって、細かく個人差があるものです。「残された準備期間」と「準備の経過」もそれぞれです。いわゆる「授かり婚」の場合、あわてて計画・準備をするカップルが最も多い比率であると言えますが、そういった利用者の増加によって近年「マタニティプラン」といったものが非常に充実してきています。けっして「恥ずかしい」ということはなく、全く珍しくないものなので、ぜひ、ふさわしいプランを選んで、スムーズに準備を進めてほしいと思います。また、準備中に妊娠が発覚し、披露宴で発表(する・しない)というパターンは昔から”よくある”ことであり、(当日は見た目で分かるくらい)より大きな祝福となります。
いずれにしても2人で決めるべきことではありますが、隠していても後でバレてしまうことであり、今は隠す必要もそれほどないと思われます。何より、赤ちゃんも同時に祝福されることは非常に幸せなことのはずです。
とにかく、「恥ずかしい」という時代ではありません。式場が決まっており、あとは準備を進めるだけであれば、やはり「健康第一」でスムーズに準備をできる時期に、できるだけのことを進めましょう。

<協力し合う>という当たり前のこと

もはや当たり前のことすぎて、最後に念のため述べます。新婦が妊娠した状態における結婚式の準備は、新郎の協力がより重要になります。ひと昔前の結婚式というのは、どうしても「新婦主導」でした。しかしながら、現代では男女平等といった意識からも、新郎が新婦と同じくらい頑張って準備をする傾向があるため、心配はいらないかもしれません。むしろ、新郎の方が張り切っていることも珍しくはありません。ただし、妊娠した状態での準備における協力の内容で、険悪な雰囲気になってしまうことも珍しくはないことが現実です。新郎自身が妊娠するわけではないため、完全に理解することは難しいものですが、より気遣い・思いやりが必要な状態であることは言うまでもなく、新婦の体調が思わしくなく「何もできない」という時にこそ「男性だけでもできること」を進めておく、といった意識が必要です。







この記事のキーワード

キーワードから記事をみつけよう!

この記事のライター


結婚式場の選び方 - 結婚式のなかの人がおすすめする結婚式場を検索できる