「やる(挙げる)気はあるけど、時間がない」共働きが当たり前の環境となった現代では、そういったカップルは増えています。最初に結論を申し上げれば結婚式の準備に関しては、「すべて丸投げ」ということはできません。
また、結婚式とは「出席してくださるゲスト」がいて成り立つものであり、そういった方に対する誠意を現わすためにも当日だけでなく、準備段階も万全を期すべきです。
しかしながら、もちろん”すべて”とは考えていなくとも、”できるだけ楽に”という考えを持っているカップルは多いはずであり、可能な限り効率的に、また、負担を少なくすることは非常に重要なことでもあります。
とは言っても、現代の結婚式を挙げるための準備は昔に比べれば、はるかに楽になっています。「マニュアル」とも言うべき、
・必要なもの
・準備するもの
・それらにかかる労力
といったものは、すでに十分に把握できる環境でもあります。
”何がしたいか?”という希望を叶えるための、最短の準備方法は確立しています。
しかし、それでも難しい・なかなか進めることができないことは、めずらしくはなく、より簡単にすませるための手段として、<おまかせ>という手段は、あるにはある時代です。
「打ち合わせ」や<やりとり>を最低限に抑えた結婚式の挙げ方
一般的な結婚式の準備は、式場(会場)を決定した後に担当ウエディングプランナーとの、<やりとり>によって進んでいきます。
もちろん、電話・メールによって進めることもできることですが、本来であれば、その会場に通うことで”面と向かった”話し合いが必要です。
自分たちの希望を伝え、そのために必要なアイテム・オプションを提案してもらい、それらを販売・レンタルしている式場の提携業者を紹介してもらうことになります。
1つの内容(当日のコーナー)を決めるためには、主だって
①プランナーへの相談
②業者の紹介
③業者とのやりとり
といった3段階に過程が分かれることになります。
このやりとりが分かれてしまうことこそが、「なかなか準備が進まない問題」が起きてしまう最も大きな原因と言えます。
多くのケースでは3番目の各業者とのやりとりが「つまずくポイント」となり、それは、やりとりをする業者が複数あり、
・お花屋さん
・ペーパーアイテム屋さん
・写真屋さん
と、それぞれに相手が異なり、「どれがどこまで進んでいるのか?」という進行状況を把握することさえも、なかなか難しいものとなってしまいます。
悪い言い方をすれば、この”めんどくさい”となってしまうものは「お金(費用)」とともに、結婚式における典型的な問題でもありました。
ある程度<おまかせ>ができる「プロデュース会社」
この問題を、できるだけ軽減することができる手段としては「プロデュース会社」と呼ばれる結婚式を(ほぼ)丸々、作り上げてくれる専門の会社を利用することが、1つの確立された方法として存在します。
準備が楽になるとともに費用が抑えられる点も特徴であり、そもそもは、「格安結婚式」を提供することを目的とした会社が多いことが特徴です。
そして、その<リーズナブルに済ませる>ための手段そのものが、準備を楽にすることにつながっており、結婚式の準備の効率化を実現しているのです。
●「コンセプト」を伝えてセッティングしてもらう
(格安)結婚式プロデュース会社を利用する際の、その仕組みとしては、自分たちが「最低限必要としているもの」と「ほしいもの」をリクエストし、予算の中で、できる限りの内容を実現してくれる会社、というものが簡単な内容説明になります。
上で挙げた従来の準備の過程である、
・プランナーと自分たち
・自分たちと専門業者
という段階に分かれているプロセスが「プランナーと業者」だけである点も特徴であり、結婚式の準備の負担を軽減させたいカップルにとっては、大きなポイントと言えるはずです。
●「求めていたものと違う」というデメリットが起きやすい
ただし、このプロデュース会社を利用する際のデメリットとして、特に多くの内容をおまかせてしまうことで起きやすい問題として、「ある程度、型にはまった内容」となってしまうことが挙げられます。
もちろん、それでもいい・その方がいいというカップルもいますが、「イメージと違う」ということが起こりやすいということには注意すべきです。
「シンプル」にすることで”お得”になるメリットも
準備が大変・・・
でも、自分たちの希望をできるだけ叶えたい・・・
なるべく楽をして、満足度を上げたい・・・
ある意味で、”都合のいい希望”というのは多くのカップルが持っているものであり、そういった考えと現実との「バランス」を、とりやすい会社も現れ始めています。
そもそも、「めちゃくちゃ格安でなくてもいい」という場合には格安プロデュース会社を使う必要はなく、より内容の自由度が上がる「ハナユメ-Hanayume-」といった仲介サービスを利用することもおすすめです。
”格安”とまではいかないまでも、リーズナブルに抑えることができること
・パック制
・定額制
といった、ある程度の制約を設けた設定ができるからこそ、その中で内容が決めやすいこと、”選択肢が多すぎない”ということがメリットと言えます。
●”めんどくさくならない”ような進め方が必要
冒頭で挙げたとおり、結婚式の準備は”ゲストのため”に行うものです。
そんなことは分かっている・・・それでも、めんどくさくなってしまう
それもまた、当然のことでもあります。
めんどくさいものは、めんどくさいものであり、それを解決するためには
最初からめんどくさくない
もしくは、
めんどくさくならない
いずれかの手段を、くふうして実践することが必要です。
結婚式とは今まで、お世話になった方々に感謝を伝える場でもあり、同時に「夫婦として取り組む初めての(ある程度大変な)共同作業」でもあります。
乗り越えること、そのものに価値があるはずです。