当サイトでは、主に大多数のカップルが挙げることになる「国内結婚式」を中心にトピックを発信していますが、いつの時代も「ハワイ」を代表とした「究極のリゾートウエディング」を望むカップルもいるはずです。また、ハワイでなくとも本物のカトリック教会(もちろん日本にもありますが)で式を挙げるためにヨーロッパを訪れるカップルも現実にたくさんいらっしゃいます。その理由としては、渡航(交通)費を含めて非常にお手軽になったこと、「特殊な結婚式」が受け入れられている時代となり、”壁”がなくなったからと言えます。しかしながら、「基本的には身内(親族)だけ」という内容は相変わらずであり、お互いの知り合いに紹介・披露する場ではないことは確かでもあります。そのため、「帰国後」に披露宴をするかどうかに関しても、海外挙式を挙げるうえでは先に考えておくべきことであり、準備を早く・入念にして、し過ぎることはありません。
”2倍”頑張れば大丈夫
「いわゆる日本の結婚式」とは、「挙式」と「披露宴」で成り立っており、海外挙式を挙げるカップルは「披露宴だけ」を国内で計画している方々が多いと思います。実際に最も多いパターンになりますが、最近では国内でも結婚式を挙げるというケースもあり、”挙式も2回”というカップルも珍しいものではなくなっています。そういった場合には、どちらも宗教にとらわれない「人前式」を挙げることが一般的であり、いろいろな意味で最も納得される形式と言えます。とは言え、最もスタンダードな内容は、やはり海外挙式→国内披露宴というものです。そして、いずれにしても、そのための準備というのは「普通の結婚式」と変わらないものであり、準備する内容が2倍になるため、2倍大変だよ、ということだけです。”頑張る”しかありません。
●海外挙式→国内披露宴の注意点
結婚式の準備における注意点を挙げればきりがありませんが、こと「途中で海外に行く」という条件があれば、やはり「連絡」という基礎的なことに注意しましょう。海外挙式をしてから国内披露宴を挙げる場合には、帰国後にゼロから披露宴の準備をするカップルは少なく、海外に渡航する前に、ある程度「国内分」も準備を進めておくというケースがほとんどです。本来であれば「披露宴の準備は万端」という状態にしてから渡航するべきですが、なかなか”完了”は難しいものです。特に”帰国直後”に披露宴を計画している場合、より注意して「進展状況」などを考慮する必要があります。まだ国内にいるうちに、プランナーなどとの打ち合わせを入念に進めましょう。
●国内披露宴は「節約」傾向
そして、結婚式を2回挙げるということは「予算」に関しても丸々2倍とはいかないまでも、普通の結婚式だけで済ますよりは高くなります。それ自体は覚悟していると思われますが、やはり、できるだけ節約したいと考えていることと思います。そういった場合には国内での披露宴・パーティーは、「節約ウエディング」を利用することも、ぜひ検討しましょう。特に「パーティーっぽいのだけでいい」のであれば、ぜひ取り入れるべきです。
●「2回挙げる」ことも珍しくない時代
また、海外挙式以外でも「2回結婚式をする」ということは、それほど珍しいことではなくなってきています。有名人でも結婚式を複数回挙げた方もおり、(非常に特殊なケースではありますが・・・)、「結婚式は普通1回」という概念は薄くなってきています。「2回はおかしいんじゃないの?」「みんなどういう名目で式を挙げているの?」と、少しためらいがちになるかもしれませんが例として、
・地元で1回
・現住所で1回(友人・職場に近い場所)
・本当に親しい人とのパーティー
といった、「3回」でも違和感なく行うことができます。「長めのお祭り騒ぎ」程度のものです。特に「大家族」や「親族が多い」といった場合に、「家族式」と「普通の式」で分けることは、随分前から全く珍しくないものになります。多くの方にお互いのパートナーを紹介できる機会はなかなかないことであり、どうせなら、この際に一気に駆け抜けてしいましょう。「勢い」は大切です。