【新郎新婦クイズ】結婚式の二次会で定番! 面白い問題例と準備方法 | 結婚式場の選び方

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二次会で定番なのが、新郎新婦様にまつわるクイズゲームです。
ゲストも楽しみながらお二人のことを知れるので、とても盛り上がりますが悩みを抱える方も多くなっています。

「実際のところクイズの用意って何をしたらいいの?」
「周りと被らないクイズ内容にしたい」
「楽に準備ができるゲームのアイデアはない?」

本記事では元ウエディングプランナーが新郎新婦クイズについて解説していくので、上記のような悩みが解消できるでしょう。
ゲストに面白い余興だったと思ってもらいながら、簡単に準備ができます。

例題も紹介しているので、参考にしながら問題を作ればあっという間にクイズの準備完了です。
ささっとクイズを完成させて結婚式の準備に集中しましょう。

新郎新婦クイズとは?

画像:茶色の背景に白い吹き出しとはてなマーク

新郎新婦クイズとは、お二人にまつわるエピソードや事実を題材にしたクイズ形式のゲームです。
二次会の雰囲気が和み、盛り上がるため人気のゲームとなっています。

新郎新婦クイズはお二人の意外な一面を知ることができる上に、ゲスト同士の会話が弾むきっかけにもなるためおすすめです。
簡単に企画でき、準備も進行も簡単な点も、幹事にとって魅力的なポイントではないでしょうか。

定番のゲームでありながら、内容は結婚式毎に違うので、ゲストも毎回新鮮に楽しむことができます。

盛り上がるクイズにするためのポイント2つ

盛り上がる新郎新婦クイズにするには、まずお二人が楽しむことです。
楽しむ姿は自然とゲストに伝わり、場の雰囲気を盛り上げます。

お二人が楽しそうじゃないとゲストも楽しい気分になれません。
ゲストが喜ぶ顔を思い浮かべながら準備してみてください。

そしてゲスト全員が楽しめる内容であることが重要です。
全員が楽しめるように気を付ける点として、以下の2点に留意してください。

▼内輪ネタや下ネタはNG

二次会に関わらず披露宴でも、新郎新婦クイズで内輪ネタや下ネタを盛り込むと、特定の人だけしか楽しめない内容になってします。
他のゲストには不快感を与えてしまい、楽しくなかったと参加したことを後悔してしまう可能性が高いです。

誰もが楽しめる新郎新婦クイズにするためには、新郎新婦に関する一般的な情報や共通のエピソードを使うと良いでしょう。
例えば、新郎新婦の出会いやデートスポットに関する質問、昔の写真を見せてその時期を当てるクイズなどがおすすめです。

新郎側だけ、中学時代の友人だけ、Instagram をやっている人だけにしか分からないような内容になっていないか、最終チェックを必ず行ってください。

▼景品はもらって嬉しいものを用意

クイズの景品は結婚式の二次会を盛り上げるために重要です。
ゲスト全員に喜ばれる景品を用意することで、結婚式の二次会全体の雰囲気が良くなるでしょう。

喜ばれない景品の例として、実用性が低いものや好みが分かれるものがあります。
例えば、使い道が限られるアイテムや趣味性が強いものは避けた方が無難です。

喜ばれる景品の具体的としては、汎用性のあるギフトカードや誰もが喜ぶ人気のスイーツ、高級食材、かわいい雑貨などがおすすめです。
性別を問わず幅広い世代に受け入れられるアイテムを選ぶことが、ゲストの満足度を高めるポイントです。

また、新郎新婦クイズの正答数に関わらず参加賞を用意すると不正解だったゲストにも楽しんでもらえます。

 

ゲームの出題方法アイデア

画像:RANKINGの文字ブロックとピンクのおもちゃのティアラ

新郎新婦クイズを盛り上げるためには、出題方法を決めてから新郎新婦クイズの内容を考えることが重要です。
出題方法によって必要な準備も変わりますので、まずはどのように出題するのか決めてください。
併せてクイズの回答方法も決めておくことで、準備がスムーズに進むでしょう。

ゲームの出題方法は1つではありませんので、以下のアイデアも参考に考えてみてください。
一番おすすめなのは選択式クイズですが、被らないことを優先する場合はその他の出題方法もおすすめです。

また、あらかじめプランナーや会場のほうでゲームの型を用意してあるのであれば、それを利用しない手はありません。
型があるということはその方法でやり慣れているということだからです。

選択式がおすすめ

クイズの出題方法は3択または4択の選択式をおすすめします。
出題も回答も簡単なので、スムーズに準備も司会の進行も進むでしょう。

選択肢が多すぎるとゲストが回答するのに時間がかかってしまうため、少なめがベターです。
自由回答式は全問正解者だけに対して、最後の1問で使うなど回数を限らないと時間がいくらあっても足りません。

オーソドックスなのは、各問に選択肢がいくつかあり、ゲストに正解の選択肢を選んでもらうという方法ですね。
シンプルな形式ですから準備の手間も多くありません。

最近はwebサイトやアプリでもリアルタイムにクイズに回答、集計できるものがあるので活用してみるのもおすすめです。

 

ランキング形式

ランキング形式のクイズとは、あらかじめお題にそってランキング一覧を作成しそれぞれの順位に入るものが何かをゲストに選んでもらうというクイズです。

例えば「新郎が新婦に贈ったプレゼントランキング~新婦のお気に入り順~」といった具合に作成します。
以下が回答用紙のやり方の例です。

▼ゲストに渡すもの1

選択肢
A. ホテルミラコスタに宿泊
B. ガラスの風鈴
C. スキューバダイビング体験
D. 劇団四季のS席チケット
E. 婚約指輪
F. お揃いのT-シャツ
G. 高層階レストランでの食事
 

▼ゲストに渡すもの2

順位 回答欄 ヒント
1位 ずっと憧れだったあの場所を叶えてくれました
2位 今でも煌めく大切な思い出です
3位 目の前で広がる世界観に圧倒されました
4位 大切な人とやってみたかったんです
5位 一緒に作ったという思い出込みです
6位 頑張って選んでくれたんだなと伝わりました
7位 今日も並べて飾っています
 

▼お二人の手元に置いておくもの

順位 正解
1位 A. ホテルミラコスタに宿泊
2位 E. 婚約指輪
3位 D. 劇団四季のS席チケット
4位 C. スキューバダイビング体験
5位 B. ガラスの風鈴
6位 G. 高層階レストランでの食事
7位 F. お揃いのT-シャツ
 

お題によりますがわりと難しいので、5位~7位くらいまで用意するのが最適な問題数になります。
ヒントありにすればもう少し用意してもいいですね。

多くても10位くらいまで用意するのが時間的にもちょうどいいです。
回答権はくじ引きで決定するのが公平でしょう。
当てるのが難しそうな順位に豪華景品を割り当てると盛り上がります。

 

ビンゴ形式

通常のビンゴカードではなく、オリジナルのビンゴカードを使用するゲームです。

空欄のビンゴ用マスとビンゴ用マスを埋められるだけの問題と選択肢を用意します。
ビンゴ用マスは5×5マスにしてしまうと数が多すぎるので、3×3か4×4がおすすめです。
3×3の場合は9問クイズを出題します。

ゲストに各問から正解だと思う選択肢(番号)を選んでもらい、その正解だと思う番号でビンゴ用マスを埋めてもらうクイズになります。
正解率が高いほどビンゴになる確率も上がりますから、ゲストのやる気も変わってきます。

前半に難しいクイズ、後半に易しいクイズを設定するなど、難易度を変えていくとすぐにビンゴを出さずにゲームを進めることができますよ。
どちらも準備にひと手間かかるアイデアですが、ゲーム被りが起こりにくくゲストの記憶にも残りやすいゲームです。

 

オリジナルで考える

理想の形があるのであれば、オリジナルの内容で挑戦するのもまたいい思い出になりますよ。

その際は幹事とよくすり合わせを行うことを忘れないようにお願いします。
第三者目線でルールの抜けなどを指摘してくれるでしょう。

また、会場の設備などを使う場合はどこまで会場側が協力してくれるのかという点も確認してください。

どれかのパターンでないといけないということはありません。
クイズの難易度や参加人数によって変えてみてください。







クイズの回答方法

画像:4択のマークシート

クイズの回答方法を決定することで、その後の準備がスムーズになります。
例えば、全員に回答用紙を配る形式なら紙とペンが必要です。
立って移動して○×形式で答えさせる方法なら、移動できるように会場とすり合わせを行ったり、札を用意する必要があります。

回答方法を先に決めることで、必要な道具や環境を適切に準備可能です。
特にスマホを使用する方法は効率的な選択肢ではありますが、電波状況や使えない人がいないかなどの事前リサーチは必須でしょう。

また、盛り上がりを重視する場合はチーム戦のアイデアも検討してみてください。
チーム対抗戦にすることでゲスト同士も繋がりますし、一体感を感じやすくなります。

紙とペンで回答

紙とペンでの回答は、新郎新婦クイズにおいて最も一般的でシンプルな方法です。

メリット
・コストが低く済む
・特別な準備が必要ない
・全員同時に回答できる
・ゲストの回答チャンスが公平
・クイズの流れを作りやすい
 
デメリット
・回答用紙と記入用のペンを人数分用意する必要がある
・回答用紙を自作する必要がある
 
ポイント
・回答用紙とペンは予備として少し多めに用意する
・回答欄は大きめに作る
・テーブル毎にグループを作れば用意数を少なくできる
 
 

ビンゴカードを用意する

ゲストにもおなじみのビンゴ形式だと、自分が当たったかどうかが分かりやすいので進行が楽です。

メリット
・ゲスト全員が楽しめるこ
・複数のゲストが同時にビンゴを達成する可能性があり、盛り上がる
・視覚的にも楽しめる
 
デメリット
・ルールを飲み込むまでに時間がかかることがある
 
ポイント
・受付でカードを配布する前にルールを説明する
・細部にまでこだわり、準備を怠らない
・大きすぎない方が取り扱いが楽
 
 

早押しのライブ型

早押し形式のクイズは、結婚式の二次会で非常に盛り上がります。
特に競争心の強い参加者が多い場合、この形式はおすすめです。

メリット
・リアルタイムで結果が分かり、会場全体が一体感を持って盛り上がる
・テンポ良く進むため時間がかかりすぎない
・競技感が高まる
 
デメリット
・早押しボタンを用意する必要がある
・全員が回答者になれるわけでなない
 
ポイント
・どこに早押しボタンを設置するのか確認しておく
・代表者の選出方法を決めておく
 
 

新郎新婦にまつわるクイズの例題

画像:スーツ姿の男性と光のついた電球

クイズの出題方法と回答方法が決まったら、クイズの問題文についても考えなければなりません。
ゲストに知ってもらいたいことが多い人は困らないかもしれませんが、参加ゲスト層によっては大いに困ることもあります。
以下のクイズ問題の作り方を参考にしてみてください。

親族も参加している場でのおすすめ
幼少期のエピソードにまつわるクイズのウケがいいです。
親族側も参加しやすいですし、友人も現在とは違う姿に驚いたり楽しく参加してもらえます。
 
久々に顔を合わせる学生時代の友人が多い場合のおすすめ

最近はまっていることをクイズに出してもいいでしょう。
ゲスト同士はもちろん、ゲストと新郎新婦様との会話のきっかけになったりもします。

逆に学生時代のことを持ち出して懐かしい思い出を共有することも盛り上がるでしょう。
「あんなこともあったな」「そんなことしてたの!?」とゲストがざわざわしていると上手い問題だなと思ったものです。

また、その場で結果が出るチャレンジ系も盛り上がるのでおすすめです。
ゲストに参加してもらうタイプのクイズ例も紹介しているので参考に見てみてください。

 

以下よく出されていたクイズや印象に残っているクイズのアイデアを系統毎に紹介しますね。

ネタも満載なエピソード系アイデア

  • 新郎新婦の馴れ初め
  • プロポーズの場所、セリフ
  • 初デートでの失敗
  • 夫婦喧嘩した時の仲直り方法
  • お互いの第一印象
  • 付き合ってみて驚いたこと
  • 初めて一緒に見た映画のタイトル
  • 試着したドレスの数
  • 新郎が気に入っていたけれど、採用にならなかったドレスはどれか
  • ハネムーンの行先
  • 結婚の決め手
  • 初喧嘩の理由
  • 浮気はどこまでセーフなのか
  • 初めて買ったお揃いのものは何か
  • 新婦から新郎へ直してほしいところ
  • 初めて振舞った手作りの料理
  • それぞれの携帯の待ち受け画面はどれか

お二人らしいエピソードを組み込んだクイズがおすすめです。
意外性のある正解になるような問題を作るのが、盛り上がるための秘訣となっています。

 

親族も盛り上がる:プロフィール系アイデア

  • 新郎新婦の身長差は何㎝か
  • 幼少期の性格
  • カラオケの十八番曲
  • 学生時代の部活動
  • 最近はまっていること
  • 結婚記念日はいつか、なぜその日なのか
  • 名前の由来は何か
  • 2人の誕生日は何日離れているか
  • 歩くスピードはどちらの方が早いか

付き合いの長いゲストも知らないような情報でより深く知ってもらえるアイデアです。
これまでの付き合いの長さなどに関係なく回答しやすいので、平等さを重視する場合におすすめします。

 

参加型で実践:チャレンジ系アイデア

  • 早口言葉を10秒間で何回言えるか
  • 10個のマシュマロのうち何個を口でキャッチできるか
  • 新郎が新婦をお姫様抱っこ状態で何回スクワットできるか
  • 目隠しをした新郎は握手だけで新婦を当てられるか(2択)
  • 3名のゲストのうち誰が一番ストップウォッチをぴったりに止められるか
  • 3名のゲストのうち誰が一番早くソフトドリンクを飲み終えるか

お二人でチャレンジする内容でも、ゲスト参加型でチャレンジしてもらう内容でも盛り上がります。
ライブ型になるので、ゲスト層やパーティーの雰囲気に合わせて演出してみてくださいね。







必要なものはこれ!

画像:赤いリボンがかけられた白いプレゼントボックス

各ゲームで必要な備品類を紹介していきます。
会場で用意があるかどうかも併せて確認しましょう。

チャレンジ系の問題も用意している場合は、問題に必要な備品もしっかりチェックしてください。
持ち物リストを作成すると、用意のモレもなく安心でしょう。

ゲストの回答用紙

記述式のクイズをやるときに必要になるのが回答用紙です。
問題用紙とセットにしてしまうのが楽ですよ。
ゲスト全員分の用紙と予備を用意し、会場に搬入する際は、用紙が折れないようにしっかり梱包しましょう。

準備段階で想定されるトラブルには、用紙不足やデザインミスがあります。
これを回避するためには、デザイン決定後の校正確認や多めに予備を用意することが重要です。
さらに、スタッフ間の連携を密にし、事前に段取りを確認することで当日のトラブルを最小限に抑えましょう。

用紙の大きさは、はがきサイズに抑えられるとテーブルの邪魔にもならず、ゲストに快適にパーティーを過ごしてもらえます。
それから回答用のペンも忘れないようにしてください。

回答用紙なしでもクイズの開催はできなくはないですが、正解数をゲスト自身でカウントしてもらうことになるので工夫が必要です。
全員に起立してもらってからクイズを開始し、不正解者は着席、正解者だけ立ち続けてもらうという形にするなどがよいでしょう。

 

出題用のスライドショー

クイズの問題をスムーズに進行させるには、情報を視覚的に提供できるスライドショーが最適です。
やはりあったほうがゲストも問題、選択肢を確認しやすくなります。

スライドには問題文だけでなく、画像や動画を組み込んだアイデアでゲストの興味を引きつけましょう。
そしてスライドがあることのメリットは、子どもの頃の写真などを問題に組み込めるという点です。

「どの写真が幼少期の新婦様でしょうか」といった問題を出すことができます。
会場にプロジェクター、スクリーンの用意があるか確認してから準備してみてください。

スライドショーの準備は少なくとも1ヶ月前から始めることをおすすめします。
文字の大きさや色使いにも注意し、どの席からも見やすいデザインを心がけましょう。

また、スライドを操作する担当者がスムーズに進行できるよう、リハーサルも忘れずに行うことが重要です。
想定されるトラブルとして、機器の不具合やコードが届かないなどがあります。

これらを回避するために、バックアップとして他のデバイスにデータを保存しておくことや、進行役との綿密な打ち合わせを事前に行うことが必要です。

 

景品

新郎新婦クイズを盛り上げるには、魅力的な景品が重要です。
ゲスト全員が楽しめるクイズ景品は、多様性が鍵となります。

例えば、高級なお菓子やユニークな雑貨、新郎新婦にちなんだオリジナルグッズなどが考えられます。
予算に余裕がある場合は、豪華な景品を用意するのも一案ですが、実用的でユーモア溢れるアイテムも十分に盛り上がります。

景品の数を決める際には、二次会に参加している人数に対して1/3~1/2ほどが目安です。
何人参加予定かしっかり把握しておいてください。
予算の相場は、全体の約5%〜10%を考えておくと良いでしょう。

景品を用意する際には、オンラインショップや専門店を活用するとさまざまな種類の景品が揃えることが可能です。
また、景品を受け取る瞬間が一層盛り上がるように、渡し方やタイミングにも工夫を凝らすことで、思い出に残るクイズイベントに仕上げられます。

全問正解者への景品と正解数の多かったゲストへの景品を別に用意するアイデアもいいですね。
全問正解者のみに景品を渡す場合は、景品の質を上げて用意するのがおすすめです。

 

まとめ:2人にまつわるクイズで結婚式を盛り上げよう

画像:赤いチェックマークがつけられたチェックボックスが3つ

新郎新婦クイズについて解説しました。

新郎新婦様クイズをやるときは、例を参考に二次会の雰囲気に合わせて出題文を変えてみてくださいね。
あとはゲーム内容にアレンジを加えると周りと被らないオリジナルのゲームになります。

ランキング形式やビンゴ形式はやる人が少ないので、被らないことを重視する新郎新婦様におすすめです。
また、クイズはオーソドックスな形であっても景品獲得方法は勝ち抜きの形にするなど、工夫次第でいくらでもオリジナリティを出せます。

盛り上がるパーティーになるよう陰ながら応援しています。
本記事も参考に盛り上がる新郎新婦クイズを実践してみてください。







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