二次会の幹事は何人いるの? 誰に依頼するべき? | 結婚式場の選び方

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結婚式二次会の幹事を友人に依頼する際、何人に声をかけようか迷っていませんか。多すぎても少なすぎても大変ですから、いったい何人が適解なのか迷ってしまいますよね。

「二次会の幹事は何人が適切なの?」
「誰に任せればいいのか分からない」
「幹事って何をするの?」

本記事では結婚式の二次会に必要な幹事について、二次会のプロデュース経験もある元ウエディングプランナーが解説していきます。それぞれの仕事内容や必要な人数、人選について紹介するので、二次会の内容に合わせて何人に声をかけるのか決めてもらえれば幸いです。

さっそくみていきましょう。

二次会の幹事は何人必要か

結婚式の二次会は幹事だけで回るものではありません。司会者や受付係などの協力者がいて成り立つものです。

全部合わせると5人程の人数になります。当日の役職は兼任できるものが多いので、慣れている人や経験のある人がいれば兼任も可能でしょう。

ただ、役職が多い分パーティーを楽しむ時間が減ってしまうことも頭の片隅に入れておいてください。幹事を頼むということは、ゲストとしてではなくパーティーを楽しませる側として参加してもらうということなのです。

それぞれの注意点も参考に、誰に声をかけるのか決めてみてください。

幹事(リーダー)

まず二次会の幹事は一人で行うべきではありません。経験のない人が全てを抱え込むのは無理です。

新郎新婦の意向をくみ取りやすくするためという面でも、2人以上いるのがよいでしょう。新郎側から1~2人、新婦側からも1~2人選出し、男女比が同じになるようにすることがおすすめです。

両方から選出することで、新婦から新郎の友人に希望を言いにくいというような状況を避けることができます。

また、男女のバランスを取ることでゲストから不満が出る可能性を下げることが可能です。性別が偏っていると、女性がヒールを履いてくることを失念したゲームを組んでしまったり、食事内容について不満がでてしまったりということがよく起きます。

幹事はバランスよく選出しましょう。

 

司会者

二次会の当日に不可欠なのが司会者です。幹事が進行を務めてもいいですが、できれば別で人を立てるのが好ましいでしょう。

司会者は1人、または多くても2人までです。アルコールの回ったゲストをコントロールするのは大変ですが、2人で進行の統率が取れていないともっと大変なことになります。

後の項目で解説する仕事内容も基に誰が適任か考えてみてください。

 

受付係

二次会にも受付が必要です。披露宴と同じような感じで、こちらも2人~4人くらいに声をかけます。

こちらも兼任は可能ですが、幹事(リーダー)との兼任はおすすめしません。受付中も何かと用事が発生するためです。

受付くらいならと引き受けてくれやすいので、もし幹事を断られたら受付を頼むというのも手かもしれません。お金を扱う役職なので、きちんとしている人に任せましょう。

また、披露宴と同じくパーティーの顔となる立場なので、身だしなみや所作に乱れがない人が適任です。

 

音響係

音楽についてこだわりがあるのであれば、音響係も用意することをおすすめします。これはリーダー以外であれば兼任可能です。

例えば、入場やケーキ入刀に合わせて曲を流したり、余興や歓談で曲を切り替えたりするのであれば音響係は必要になります。音響係はいないけど、余興で音源を使うというときは余興者の方で音響係を立ててもらいましょう。

会場の音楽を流しっぱなしにするのであれば、無理に依頼する必要はありません。アルバム流しっぱなしであれば手間もかからないので、リーダーが兼任してもいいでしょう。

 

映像係

映像係は音響係と兼任で問題ありません。何か特殊な操作が必要でない限り、一人で再生可能な場合がほとんどだからです。

そもそもDVD放映の予定がなければ必要のない係になります。

 

幹事は誰に頼むべきか

幹事は人選が肝心ですので、慎重に行ってください。お二人だけでやろうとすることはあまりおすすめしませんので、ご友人に負担をかけたくない場合は代行会社頼りましょう。

司会者だけ外部の人を呼ぶという手もありますので、予算や友人への負担具合も鑑みて検討することをおすすめします。以下に幹事を頼むべき人などについて解説するので、参考にしてみてくださいね。

頼むべき人

幹事の仕事は二次会を成功させることですので、お二人のために働いてくれる人に任せなければなりません。その内容は多岐に渡り、二次会の進行のみならず、備品の購入や会場との交渉などもやることに含まれるのです。

以下のような人が幹事にふさわしいでしょう。

  • 時間の融通が効く
  • 仲が良い
  • 目的を遂行する能力がある
  • 信頼できる
  • 経験者である
  • お酒・緊張に弱すぎない

一人きりに任せるのは得策ではないので、複数人に依頼しましょう。経験者がいれば心強いですが、あまりの大変さに二次会の幹事はもう引き受けたくない、という人が大多数です。

また、お酒にとても弱い人はなるべくやめておいたほうがいいでしょう。緊張でお酒が進んでしまい、後半は役割が務まらなかった方もいらっしゃいました。

無理に頼まず二次会の幹事代行サービスに任せることもできます。友人に負担をかけず、リーズナブルにサービスを受けることができるのでおすすめです。

 

頼まない方がいい人

時間と手間がとてもかかりますので、以下のような人には依頼を控えましょう。

  • 小さい子どもがいる
  • 妊娠中である
  • 身内に要介護者がいる

また、計画性がない、協調性がないなども頼まない方がいい人の特徴として挙げられます。

 

自分達で主催する場合

友人に負担をかけたくない、幹事代行サービスの利用もしたくないという場合、新郎新婦様で二次会を主催するという方法もあります。ただし、おすすめはしません。

結婚式の準備で忙しくなるのと同時進行して二次会の準備はとても大変です。どうしても行う場合は、二次会の内容を軽くするなど工夫は必須でしょう。

以下の記事を参考に準備してみてください。

『結婚式の二次会は自分たちで! 幹事なしで成功させるには』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7688/
 

演出なしの二次会で盛り上がる方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

『【結婚式の二次会】何もしないのはアリ?演出なしの飲み会風でもゲストを楽しませるコツ9選』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7604/
 







幹事を依頼するときの注意点

幹事を依頼する人が決まったらお願いしに行きますが、お願いするときにも礼節ある言動を心がけたいものです。

以下の点に留意して依頼しましょう。

直接会って依頼する

幹事を依頼するときは直接会って頼むのが丁寧です。LINE などで済ませずに、顔を合わせ二次会にかける想いを伝えてみてください。

直接の依頼が難しくても、せめて電話はしたいところです。

 

早めに声をかける

結婚式の招待状を送る時期と同時期くらいには声をかけ始めたいところです。遅くとも2か月前には声をかけておくと、余裕を持って準備できます。

1か月を切ったら友人ではなく、幹事代行会社に相談してください。未経験で1か月で二次会の準備をするのは無理です。

 

お礼を用意する

親しき中にも礼儀ありと言いますから、気の置けない間柄でもしっかりとお礼をしましょう。具体的には以下の方法が挙げられます。

  1. プレゼントを用意する
  2. 二次会の会費を幹事からもらわない
  3. 打ち合わせの食事代は新郎新婦様で持つ
  4. お車代(現金)を用意する

しかし何よりのお礼はお二人からのお礼の言葉です。しっかりとお礼を伝えてから、プレゼントなどを渡しましょう。

 

二次会の幹事の仕事内容

幹事の仕事内容について知り、何人に依頼するのがいいか判断してみてください。複数人いるのが理想ですが、行いたい二次会の内容によって最適な人数は変わってくるでしょう。

幹事(リーダー)の仕事

意見をまとめたり、チームを引っ張るのがリーダーです。当日の指揮役もこなしてもらいます。

リーダーの当日の仕事については次の記事も参考にしてみてください。

『結婚式の二次会の流れを丸ごと解説|当日の内容って?』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/4022/
 

責任感があり、リーダーシップに優れている、または細かいところに気付ける人が向いているでしょう。率先して動ける人がいいので、これまでに経験があるとなおよしですね。

新郎新婦様と幹事の橋渡し役も務めることになりますので、仲の良い友人がリーダーを務めることをおすすめします。二次会とはいえお二人の結婚式のパーティーですから、希望が言いにくくなっては元も子もありません。

一番連絡の取りやすい人、という基準で選び新郎新婦様からの指示出しを多めにするという手もあります。後から後悔しないために、要望は全て伝えられる相手をリーダーにしましょう。

 

司会者の仕事

司会者の仕事は二次会の進行とタイムキーパーです。

場の空気に流され過ぎず、盛り上げ上手な人が適しているでしょう。意外と臨機応変にその場の出来事に対応できる柔軟性も求められます。

台本が必要になりますので、新郎新婦様が書くか書ける人に任せます。司会者が書くのであれば、希望する雰囲気や言わないでほしいこと、組み込みたい演出などを必ず伝えてください。

台本をベースにその場のノリなどもくみ取りつつ、時間配分も気にしながら進行するという高度なスキルが求められるのが司会者です。会場によっては司会者だけ外部委託が可能なところもあります。

友人に依頼するだけが二次会のあり方ではありません。広く視野を持って、外部の力も借りながら準備することも検討してみてください。

司会者を誰に依頼するかについては、以下の記事が参考になるでしょう。

『結婚式二次会の司会者はお笑い芸人でも大丈夫?』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/4224/
 
 

受付係の仕事

受付係の仕事は披露宴の受付係とほとんど一緒です。

二次会の顔として受付に立ち、会費を預かります。ビンゴカードなど渡すのであればそれらの配布もお願いすることになるでしょう。

披露宴と違うのは、預かるのが会費であるという点です。会費は額が決まっているので、お金を数えたりお釣りを渡したりする業務が発生します。

金銭管理を任せられる、信頼できる人物がふさわしいでしょう。

 

音響係の仕事

音響係の仕事は二次会中の音源操作です。

音響係は当日、会場の担当者に音響機器の操作方法を聞きCDやiPadから音楽を再生します。事前の動作確認が必要なので、受付開始前に会場入りしてもらい動作確認をしてもらいましょう。

機械に強い、間違えない人に依頼したいところです。音響係は入場やケーキ入刀の曲再生を乗り越えればあとは気を楽にして取り掛かれます。

 

映像係の仕事

映像係はDVDなどの映像を流す担当です。音響係と兼任も難しくはないでしょう。

当日は再生機器の操作方法をマスターするとともに、問題なく放映できるかを確認します。家庭用のDVD再生機器と同じ操作で放映できることが多いですが、会場によってはややこしいものもありました。

スクリーンやモニターが複数ある場合や、普段TV番組を流しているモニターがある場合は注意が必要です。必ず再生を終えた後の操作についても確認してもらいましょう。

エンドロールの後にTV番組が映ってしまっては、感動も台無しです。DVDの再生が終わった後の操作についても忘れずに確認ができる、または操作方法に詳しい人への依頼をおすすめします。

また、DVDがある場合は事前の動作確認を行うと安心です。時間を作ってもらい会場へ行ってもらうか、DVDを会場に送って確認してもらう方法があります。

 

まとめ:幹事と協力して二次会を成功させよう

二次会の幹事は何人必要か紹介しました。だいたい5人くらいがちょうどいいです。

男女比、新郎様側と新婦様側のバランスがとれているとなおいいですね。リーダー、音響・映像係、司会者、受付係で分担して幹事の仕事を行ってもらいましょう。

人の見極めから二次会の準備は始まっています。幹事が二次会の成功を左右させますので、本記事を参考に人選を行ってみてください。

最高のアフターパーティーになることを祈っています。







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