パパママ婚必見！親子でできる誓いの言葉＆人前式の演出方法

みなさんは結婚式の誓いの言葉と聞いてどのような言葉を思い浮かべるでしょうか？

一般的には牧師からの問いかけに対して新郎新婦が誓いを立てる形を想像する人が多いと思います。

自由度の高い挙式スタイル「人前式」では誓いの言葉の内容や、誓う方法などもオリジナルのものにすることが可能です。

ただ、
「オリジナルの言葉といっても、どんな内容にしたら良いのか」
「誓いの言葉はどう組み立てれば良いのか」
と悩んでいる花嫁も多いのではないでしょうか。

特にパパママ婚の場合は、お子様に関する誓いの言葉にしたり、お子様演出を取り入れたいという方も多いはず！

この記事ではそんなパパママ向けに、オリジナルの誓いの言葉や、可愛いお子様演出などを詳しく紹介していきます。

元ウエディングプランナーの筆者がイチオシするものばかりなので、ぜひ参考に人前式の演出を考えてみてください。

人前式と誓いの言葉について

そもそも人前式とはどのような挙式スタイルなのでしょうか？

また、その中の演出である誓いの言葉とはどのような演出なのでしょうか？

挙式の特徴と誓いの言葉という演出の特徴を理解して、オリジナル演出作りに役立てましょう。

挙式スタイルの1つ：人前式とは

人前式とは、神様ではなく参列したゲストを証人として新郎新婦が結婚の誓いを立てる挙式スタイルのこと。

そもそも日本には4種類の挙式スタイルがあります。

人前式は挙式のルールがなく、演出の内容を自由に決められたり、アットホームに挙式できたりとその自由度の高さが魅力。

オリジナリティの高い挙式が叶えられる人前式は、多くの花嫁から選ばれている人気の挙式スタイルです。

誓いの言葉とは

誓いの言葉とは、挙式において結婚する2人が「夫婦として添い遂げるための誓い」を宣言する演出のこと。

そして挙式スタイルによって誰に対して結婚の誓いを立てるのかが異なるので、誓いの言葉も異なってきます。

キリスト式、神前式、仏前式はそれぞれの神様に対してルールに従った誓いの言葉で誓いを立てます。

一方で人前式は、参列したゲストに対して自分たちらしく自由な言葉で誓いを立てることができます。

人前式の誓いの言葉の種類

人前式において誓いの言葉の種類は大きく分けて3種類あります。

どのタイプが自分たちにあっているかそれぞれの特徴を理解して、自分たちらしい誓いの言葉を考えましょう。

2人で誓いを宣言する

自分たちで考えたオリジナルの言葉を読み上げて、ゲストに対して夫婦になる誓いまたは、家族としての誓いを宣言するスタイル。

人生の新しいスタートと母親・父親としての第1歩を踏み出すという宣言も可能です。

交互に読み上げたり、一緒に読み上げたり、読む方法によっても挙式の雰囲気が変わります。

2人で誓う誓いの言葉については以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

問いかけに対して誓う

司会者からの問いかけに対して、それに答えるように誓いを立てるスタイル。

また、人前式なので問いかけの内容に関しても自分たちで誓う内容を考えることができます。

パパママ婚の場合は、司会者からお子様に問いかけてもらうのも和やかな雰囲気になりますよ。

問いかけてもらう誓いの言葉については以下の記事も参考にしてください。

ゲストから誓いの言葉を募集する

誓いの内容を自分たちで考えず、司会者からの問いかけでもないのが、ゲストから誓いの言葉を募集するスタイル。

これはゲストに対して誓いを立てる人前式だからこそ取り入れられる演出です！

ゲストに新郎新婦に誓ってほしい言葉を考えてもらいましょう。

▼演出の流れ

新郎が誓うこと、新婦が誓うこと、お子様が誓うこと、家族で誓うことなど分けて募集すると、まとまりのある演出になりますよ。

誓いの言葉の構成・組み立て方

誓いの言葉を言う時、ただ言葉を羅列するだけでは結婚式らしさがなくなってしまいますよね。

結婚式らしい誓いの言葉にするためにはある程度フォーマットを知っておくことも大切です。

アットホームになりすぎず自分たちらしい言葉を考えるためにも、誓いの言葉の構成や組み立て方も頭に入れておきましょう。

2人で誓いを宣言する場合

▼2人で誓いを宣言する場合の構成

誓いの内容を真面目な内容にするか、笑いを誘うような内容にするか自分たちのイメージに近い言葉を考えましょう。

問いかけに対して誓う場合

▼司会者からの問いかけに対して誓う場合の構成

ここでは司会者に問いかけてもらう内容を真面目にするか、面白くするかで式の雰囲気がガラッと変わります。

司会者以外にも友人、両親から問いかけてもらったり、子どもに参加してもらうなどアレンジは無限大です。

ゲストから誓いの言葉を募集する場合

▼ゲストから誓いの言葉を募集する場合の構成

ここでは誓いの内容はゲストに考えてもらうので、ゲストに向けた挨拶を真面目にするか面白くするかで雰囲気が変わります。

人前式の誓いの言葉：パパママ婚おすすめフレーズ5選

誓いの言葉の種類や組み立て方などを把握して、オリジナルの誓いの言葉を考えてみましょう。

そしてここからは、パパママ婚だからこそできるお子様と一緒に誓えるおすすめフレーズをパターン別にご紹介していきます。

例1.文章で誓いの言葉を宣言する

例2.箇条書きで誓いの言葉を宣言する

例3.お互いに誓いのメッセージを言う

例4.司会者の問いかけに対して誓う

例5.誓いの言葉にお子様も参加する

例①〜③の言葉の最後に加えることで一気に和やかな誓いの言葉になるのがお子様の言葉です。

人前式のパパママ婚におすすめのお子様演出5選

人前式の自由度の高さは、誓いの言葉だけではありません。

さらにオリジナリティあふれる人前式にするために、パパママ婚におすすめのお子様演出をご紹介していきます。

お子様の演出を取り入れることで、夫婦だけでなく家族の一生の思い出になること間違いなしです！

1.お子様を抱っこして入場

新郎入場時にお子様と一緒に入場する演出。

お子様の年齢に応じて抱っこや手を繋ぐなど入場スタイルを変えることができます。

恥ずかしがり屋のパパならお子様と一緒に入場することで、緊張が和らぐかもしれませんね。

2.フラワーガール/ボーイ

新婦入場時、花かごをもったお子様がバージンロードに花びらを撒きながら先導する演出。

このフラワーガール/ボーイには、花びらでバージンロードを清め、邪悪なものから花嫁を守るという意味が込められています。

小さな女の子におすすめの演出です。

3.リングボーイ/ガール

指輪の交換のシーンでリングをもったお子様がバージンロードを歩き、新郎新婦のもとへリングを届けてくれる演出。

リングの運び方に決まりはありません。

歩いたり、乗り物に乗って登場したり、ハイハイで登場したり、自由に選択できるのもゲストをワクワクさせられるポイントです。

4.誓いの言葉に参加する

誓いの言葉は2人が読みあげるだけでなく、お子様が一緒に読み上げても面白いですよね。

新郎新婦が読んでいるときはマイクを持たせてみたり、お子様にマイクを向けてみたり、ゲストも和むパパママ婚らしい演出です。

5.子どもに誓いのキス

誓いのキスは2人だけでなくてもお子様を抱っこしながら、お子様のほっぺに両側からキスするのもOK！

この演出はお子様の表情に注目です。

ニコッと笑ったり、何もわかっていないような神妙な表情をしたり、キスした途端泣き出したり、どの表情でも可愛い演出です。

まとめ：パパママ婚らしい誓いの言葉や演出でオリジナルの人前式にしよう

いかがでしたか？

パパママ婚におすすめの誓いの言葉とお子様演出のご紹介でした。

人前式の誓いの言葉には1つとして同じ誓いはありません。

大切なお子様に関する誓いの内容を考えたり、お子様と一緒に誓いを言ったり自分たちらしいものを考えてみてくださいね。

そして、もし演出の中でお子様が泣いてしまっても心配することはありません。

きっとゲストの皆様は温かく見守ってくれるはずです。

この記事を読んでいる方の結婚式が、パパママ婚らしい誓いの言葉や演出でオリジナリティ溢れる人前式になることを願っています。