結婚式当日のタイムスケジュール例|表で分かる挙式と披露宴の流れ | 結婚式場の選び方

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結婚式の準備が本格的に始まってくると、結婚式当日の1日の流れが気になってきますよね。
式場まで行く交通手段を考えて手配したり、並行して二次会の準備をする際にも1日のスケジュールを知ることは大切になってきます。

「結婚式って何時間かかるの?」
「何時にスタートすればいい?」
「1日の流れが知りたい」

本記事では挙式や披露宴の細かなタイムスケジュールと、それに関わる演出などもご紹介します。
また、時間帯別にゲストへの配慮するポイントなどもご紹介していますので、スケジュールと照らし合わせて考えてみてくださいね。

結婚式のタイムスケジュール

スケジュール帳と花嫁・花婿の人形の画像

まずは結婚式の1日がどのような流れかをざっくりみていきましょう。
結婚式の準備時間や披露宴後の時間も知っておくと、その日の予定が立てやすいでしょう。

結婚式全体の流れ

結婚式の1日にかかる時間を表にまとめましたのでご覧下さい。
挙式の1時間前から受付が始まるので、それまでにお支度を仕上げるために事前準備は2時間30分前ほどから始まります

挙式は30分ほどですが、その後披露宴会場までの移動や新郎新婦さまのお支度で30分ほどです。
披露宴は約2時間30分で、お開き後はプチギフトを手渡しながら30分ほどゲストをお見送りします。

プログラム 所要時間
事前準備 2時間30分
挙式 30分
披露宴 2時間30分
お見送り 30分
 
 

挙式のタイムスケジュール

向かい合い誓いの言葉を読み上げる新郎新婦の画像

結婚式の1日の大枠が掴めたところで、次は挙式の詳しいスケジュールを確認していきましょう。

挙式は儀式なので決まった流れがありますが、そこに追加で「ベールダウン」や「ブーケブートニア伝説」など演出を入れたいなぁとお考えの新郎新婦さまもいらっしゃいますよね。
挙式の細かなスケジュールを知って演出との兼ね合いを考えてみましょう。

▼基本的には30分

挙式スタイルに関わらず基本的にセレモニーは30分で執り行います
教会式、神前式、仏前式は内容が決まっているので特に気にすることはありません。

人前式は内容を自分たちで考えるので注意が必要です。
20分〜30分で終わるで終わるようにスケジュールを組みましょう。

▼教会式の挙式例

教会式のタイムスケジュールの一例をみてみましょう。

時刻 所要時間(分) プログラム
11:00 8 新郎入場
11:08 1 新婦入場
11:09 5 ベールダウン
11:14 2 賛美歌斉唱
11:16 1 聖書朗読
11:17 3 誓約
11:20 2 指輪の交換
11:22 1 ベールアップ
11:23 1 結婚証明書の署名
11:24 6 結婚宣言
11:30 新郎新婦退場
 

▼人前式の挙式例

人前式のタイムスケジュールの一例をみてみましょう。
特別な演出を取り入れなくても、意外と時間は分刻みで進んでいきます

「入場の前にベールダウンの儀式をやりたい!」とか「甥っ子/姪っ子にリングボーイ/フラワーガールをやってほしい」など、いろいろとやりたい演出もあるでしょう。
しかし盛り込みすぎると時間内に終わらなくなってしまうので、演出内容によっては披露宴中に行うことを検討してみてもいいかもしれません。

時刻 所要時間(分) プログラム
11:00 8 新郎新婦入場
11:08 1 開式宣言
11:09 5 誓いの言葉
11:14 2 指輪交換
11:16 1 誓いのキス
11:17 3 結婚証明書へ署名
11:20 2 立会人の承認
11:22 1 結婚成立宣言
11:23 1 閉式宣言
11:24 6 退場
11:30 次のお仕度へ
 

▼神前式の挙式例

神前式のタイムスケジュールの一例をみてみましょう。

時刻 所要時間(分) プログラム
11:00 5 参進の儀(花嫁行列)
11:05 3 本殿入場
11:08 1 修祓の儀(お祓い)
11:09 1 祝詞奏上(神様への報告)
11:10 3 三献の儀(三三九度の儀)
11:13 1 誓詞奏上(誓いの言葉)
11:14 1 指輪交換
11:15 1 玉串奉奠(玉串の奉納)
11:16 5 神楽奉納(巫女の舞)
11:21 3 親族盃の儀(親族固めの盃の儀)
11:24 1 斎主挨拶
11:25 5 退場
11:30 次のお仕度へ
 
 

披露宴のタイムスケジュール

ドアの前でお辞儀をする新郎新婦の画像

つづいては披露宴のタイムスケジュールをご案内します。
披露宴の2時間30分をどんなパーティーにしたいかイメージしながら、読み進めてみてくださいね。

▼基本的には2時間30分

披露宴時間は多くの式場で2時間30分です
その中で来賓挨拶や乾杯、新郎様の挨拶など必ず行うプログラムと、新郎新婦さまが自由に選択して行うプログラムがあります。

ゲストに楽しんでもらいたいとたくさんの演出を組み入れすぎると歓談時間が減ってしまい、せわしない印象の披露宴になってしまうでしょう。

「2時間30分もある」と考えると思いますが、その間にお色直しをしたりお食事をしたりと、驚くほどあっという間に過ぎ去るので意識して歓談多めのプログラムを組むのがおすすめ
ゆったりと楽しめる披露宴になるといいですね。

▼披露宴のタイムスケジュール例

披露宴プログラムの一例をご覧ください。
どんな演出にはどんな準備が必要で、どのくらいの時間がかかるのか?など新郎新婦さまだけで考えるのは難しいでしょう。

プラグラム上の数字には載ってきませんが、ゲストが結婚式会場から披露宴会場まで移動する時間や食事の提供タイミングなど披露宴のタイムスケジュールを組むのはプロの助けが必要になります。

数々の披露宴を手がけてきたプランナーさんと二人三脚で組み立ていくことがベストなので、スケジュール例は参考程度に考えましょう。

また、ゲストが楽しみにしているのは、派手な演出よりも幸せそうなお二人を前に自由に会話したり食事できる歓談の時間。

高砂にいる新郎新婦さまとお話ししたり、記念撮影できるチャンスは歓談の時間ぐらいです。
久しぶりに会った友人や親族同士でおしゃべりするのも、実は披露宴での大切なひとときとなっています。

歓談時間は多めに確保しましょう。
時間が予定よりも押したときのクッションにもなってくれます。

時刻 所要時間(分) プログラム
12:00 5 オープニングムービー
12:05 4 新郎新婦入場
12:09 1 開宴の辞
12:10 5 来賓挨拶
12:15 5 ケーキ入刀・ファーストバイト
12:20 5 乾杯挨拶
12:25 25 歓談
12:50 20 中座&プロフィールムービー
13:10 5 再入場
13:15 20 テーブルラウンド
13:35 30 歓談
14:05 5 祝電紹介
14:10 5 新郎新婦の手紙朗読
14:15 5 記念品贈呈
14:20 5 謝辞
14:25 5 新郎新婦退場
14:30 30 お見送り
 







披露宴の演出と所要時間

ケーキ入刀を行う新郎新婦の画像

ここからは人気の演出について、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
どの演出がどのくらい時間がかかるのかわかると、自分たちの披露宴にはどの演出を組み込んだら良いか方向性が見えてきますよ。

ケーキ入刀・ファーストバイト

披露宴の前半に組み込まれるケーキ入刀とファーストバイトはだいたい5分ほどで、長くても10分です。
ウエディングケーキは高砂近くにディスプレイされていることが多いので、新郎新婦さまの移動も少ないですし、それほど時間はかかりません

ただ、新郎新婦さまファーストバイト以外にも、ご両親からのラストバイトなど追加の演出が入ってくると長めに時間を考えたほうが無難です。

 

スピーチ

主賓挨拶や友人代表スピーチなど、披露宴の中でスピーチの時間を設けることも多いです。
いくらこちら側で時間を設定しても、当日のスピーチ次第で時間は変わってしまいます。

だいたい3分から長くても10分程度しか時間が取れません。
スピーチは長引くことも想定しながらタイムスケジュールを組むとよいでしょう。

 

各種ムービー

簡単に動画の作成ができる時代になり、オープニングムービーや生い立ちムービーなど、各種ムービーをご用意される新郎新婦さまは多くなってきました。
ただ、あまり長すぎるムービーは間伸びしたり上映中はゲストの食事が進まなくなるので、動画の内容は5分程度がおすすめです。

しかし、受付中やお色直しの中座中などに上映する場合は、もう少し長めのムービーやリピート再生をしてもいいかもしれません。

 

お色直し

新郎新婦さまの衣裳をチェンジするお色直しも定番の人気演出です。
だいたい20分ほど中座して再入場しますが、どんな衣裳に着替えるかによって所要時間は変わります。

ウエディングドレスからカラードレスであれば20分で十分です。
しかし、和装に着替えたり、ヘアメイクもフルで変えるとなるとかなりの時間が必要になります。

スムーズな中座のためにも、お互いの行いたいことと時間の余裕をよく見ておきましょう。

 

テーブルラウンド

披露宴の後半、ゲストのテーブル1卓ずつにご挨拶に出向くことができるテーブルラウンドは「長めに時間を取りたい!」と思いますよね。
ただあまり長すぎると待っている他のテーブルのゲストが飽きてきてしまったり、その後のプログラムにも影響があるので、だいたい20分ほどに設定されることが多いです。

ゲストの人数が多くテーブル数が多めの場合でも披露宴時間は変わらないため、1テーブルずつの時間は短くなる可能性があります。
テーブル数が多い場合には、さらりと再入場した後にゆっくりと写真タイムの歓談を設けるなど、テーブルラウンドの代わりの演出を検討してみてもいいかもしれませんね。

 

余興

ご友人や職場の同僚などにお願いして披露宴を盛り上げてくれる余興の時間は、1組につき5分〜10分です
内容にもよりますが、担当プランナーさんから短めにお願いされることが多いでしょう。

長すぎても興ざめしてしまったり、余興をするゲストの負担にもなってしまうので、このくらいの時間がおすすめです。
また、何組も余興を頼むと披露宴の時間がキツキツになってしまう恐れがあり、後から断るのも失礼になるので1組もしくは2組までにしておきましょう。

 

結婚式を行う時間帯別の注意点

時計と花嫁・花婿の人形の画像

朝早い時間帯の結婚式や遅めの披露宴など、時間帯別に配慮したい内容をまとめてありますので、参考にしてくださいね。
新郎新婦さま向けの注意点とゲスト向けの注意点を紹介しています。

新郎新婦さまの注意点

結婚式の前日や二次会など、結婚式前後の予定も考えながらタイムスケジュールを組みましょう。
特に結婚式前は持ち物やアイテムをリストと突き合わせて確認したり、せわしなく過ごすことも多いので余裕が持てるとなお良いです。

▼午前中の挙式の場合

午前中の挙式の場合、準備時間を考えると家を出発する時間は意外と早くなります。
結婚式の前日は独身最後の夜を友人と過ごしたいかもしれませんが、翌日家を出る時間もよく考えて計画しましょう。

また結婚式場が遠い場合には、式場近くにホテルをとって前泊することも視野に入れて検討するのがおすすめです。

▼午後の挙式の場合

結婚式が午後の新郎新婦さまは、二次会の時間設定に注意が必要です。
披露宴からそのまま二次会に参加するゲストをお待たせしすぎないように、おおむね披露宴のお開きから2時間後に始めることが多い二次会。

二次会の後の片付け時間や終電に間に合う時間かを考え、次の日に影響がないように調整しましょう。

 

参列ゲストへの注意点と配慮

結婚式や披露宴の時間帯によって遠方のゲストへのフォローが必要になってきます。
宿泊費や交通費についてご用意する場合、予めゲストにはハッキリ伝えておく方がトラブルが少ないでしょう。

ゲストの交通費・宿泊費を用意するかどうかについて悩んだら、次の記事が参考になります。

『【結婚式のお車代】どこからが遠方? 相場や渡し方』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/6833/
 

午前中の挙式、午後の挙式、夕方の挙式の場合の注意点について見ていきましょう。

▼午前中の挙式の場合

結婚式は挙式時間の約1時間前に受付が始まります。

午前中の結婚式の場合、何時に家を出ることになるか配慮しましょう。
特に女性のゲストはヘアセットや着付けなど早朝から予約して身支度する可能性もあります。

また遠方のゲストは前泊が必要になる場合もあるため、近隣ホテルや宿泊費をフォローするご案内は事前にすると親切ですね。
午前の結婚式は始まりが早い分、終わりも早いので帰りの時間は神経質にならなくてもよいですが、新幹線の時間などがあるのでお開きの時間は正確に伝えておきたいところです。

▼午後の挙式の場合

午後の結婚式の場合は、前泊の必要はないことが多いですが、ゲストが家を出る時間は一応把握はしておきましょう。
また宿泊を希望した時は近くのホテルを案内するなど、対応はあらかじめ考えておくといいですね。

他には披露宴が夕方のお開きになると二次会までの時間が短すぎて間に合わない可能性もあるので、二次会の設定時間にも注意が必要でしょう。

▼夕方の挙式の場合

夕方の結婚式の場合には、日帰りできるか宿泊が必要なのかは早めに考えておく必要があります。
宿泊先を新郎新婦さまが準備される場合には、ゲストにあらかじめアナウンスしましょう。

また二次会まで出席してもらいたいのであれば宿泊は必須になるので、まとまった人数の宿泊予約が取れるように早めに準備しましょう。

 

まとめ:招待状発送までにタイムスケジュールを決めよう

乾杯をする新郎新婦の画像

「結婚式ではあれもしたい!これもしたい!」と考える時間は結婚式の準備の中でも楽しいひとときです。
いつも切磋琢磨している職場の同僚や久しぶりに会う友人や親族など、ゲストの顔を思い浮かべながらどんな風に当日を過ごそうか考えるとワクワクしてきますよね。

本記事では結婚式当日の1日の流れをまとめてみましたが、参考になりましたでしょうか。
挙式も披露宴もタイムスケジュールを組んでみると意外と分刻みです。

楽しい時間は本当にあっという間に過ぎてしまうので、後悔のない1日を過ごせるようにウエディングプランナーと相談しながら考えてみてくださいね
やりたいシーンが全部叶う結婚式になるように祈っています。







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