結婚式の招待状が届いたら、新郎新婦へ返信を送りますよね。
その返信に添えるメッセージに、何を書いたら良いか分からないという人も多いのではないでしょうか?
特に新郎新婦が友達や親友の場合は堅苦しい言葉ではなく、くだけた言葉で喜んでもらえるメッセージを書きたいですよね。
「くだけたメッセージはどこまでOK?」
「面白いメッセージの例文が知りたい」
この記事ではこのようなお悩みにお答えしていきます!
私が実際に友達からもらった返信メッセージの実例も含めてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
招待状のくだけた返信メッセージの書き方や例文を知って、友達に喜んでもらえるメッセージを考えましょう!
招待状の返信にくだけたメッセージはアリ?
結論からお伝えすると、結婚式の招待状であっても返信に「くだけたメッセージは送ってOK」です。
友達に返信を送る場合は、マナーを守った定型文よりも、逆にくだけたメッセージの方が喜ばれることが多いでしょう。
実際に招待状の返信メッセージを受け取った私も、自分たちのために考えてくれたくだけたメッセージの方が嬉しかったです。
メッセージの内容は、招待してくれたことへの感謝や二人の結婚式を楽しみにしている気持ちなどそのまま書いて問題ありません。
ただ、くだけたメッセージを添えるときでも「結婚式の招待状」ということは忘れずに、節度を守ったメッセージを考えることが大切です。
くだけたメッセージで返信する際の注意点
くだけた返信のメッセージを送る際には、いくつか注意するべき点があります。
ここでは3つの注意点についてご紹介しているので、それぞれ詳しくみていきましょう。
せっかく新郎新婦を喜ばせるためにメッセージを考えたのに、マナー違反になってはもったいないですからね。
1.新郎新婦との関係性を考えて返信する
まずはメッセージを書く前に、新郎新婦との関係性を考えましょう。
幼馴染や毎週会うような関係なら考える必要はありません。
しかし、久しぶりに会う場合や相手が異性の場合に、くだけたメッセージを送るのは注意が必要です。
もし、久しぶりに会う友人からいきなりくだけたメッセージが送られてきたら、新郎新婦も驚いてしまいます。
くだけたメッセージを送るには信頼関係が必要なのです。
長年合っていない新郎新婦の場合は、一般的な結婚式のお祝いメッセージを送りましょう。
また、返信メッセージは基本的に相手の奥さんや旦那さんも見るもの。
そのためあまりに親しげな異性からのメッセージは不快にさせてしまう可能性があります。
メッセージを考える際には結婚する新郎新婦に向けたものとして、適切かどうか考えることが大切です。
2.返信先が両親の場合はくだけたメッセージNG
今はあまりないケースですが、招待状の差出人や返信先の宛名が両親になっていることもあります。
結婚式の主催が新郎新婦ではなく、両親だったりするとそのような表記になるのです。
返信先が両親の場合、くだけたメッセージは送らないでください。
メッセージを書く前に、両親が見た際に新郎新婦に恥ずかしい思いをさせないか、両親に対して失礼がないかを考えてから書き出しましょう。
メッセージのみならず、返信ハガキのマナーもしっかりできているかチェックしたいところです。
以下の記事も参考にマナーを守って結婚式の招待状に返信しましょう。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/6631/
3.欠席する場合はNG
どんなに信頼関係のある友人だったとしても、結婚式を欠席する場合にくだけたメッセージで返信するのはNGです。
そもそも、新郎新婦は誰でもみんな結婚式に招待している訳ではありません。
自分たちの結婚式にぜひ参列してほしい!と思っているゲストに対して、時間と手間をかけて招待状を作成します。
そんな思いのこもった招待状に対して、くだけたメッセージと一緒に欠席の返信をすると、二人をとても残念な気持ちにさせてしまうでしょう。
親しき仲にも礼儀ありということを忘れず、欠席の場合は丁寧な言葉で返信を送ってください。
欠席する場合の招待状の書き方については以下の記事が参考になります。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7199/
くだけた返信のメッセージ実例
ここからは、宛先別にくだけたメッセージの例をご紹介していきます。
私が実際に受け取った返信メッセージの実例をご紹介していますので、参考にしてみてください!
どれも受け取って心が温かくなったものばかりです。
友達へ
友達に対してのくだけた返信メッセージは、友達だからこそ知っているエピソードと合わせたり、クスッと笑えたりする内容を考えると良いでしょう。
結婚おめでとう!
ついに⚪︎⚪︎の結婚式に出席する時が来るなんて、、、
昔のウチらに今こんなに幸せだよって言ってやりたいね!(笑)
当日は幸せな⚪︎⚪︎の姿が見れることを楽しみにしてます
新婦友人/26歳女性
⚪︎⚪︎結婚おめでとう!
お酒好きな二人らしい結婚式になるのかな、と今からとってもワクワクしてるよ!
前日の飲み過ぎには注意だよ!二日酔いはむくむからね!(笑)
新婦友人/26歳女性
おめでとう!楽しみにしています!
俺が圧倒的イケメンすぎて新郎新婦が目立たないかもしれないけどごめんね!!
新郎新婦友人/32歳男性
結婚おめでとう!
二人と一緒にご飯に行った時、ほんとーに素敵な夫婦だと思ったよ!!
私の彼とも仲良くしてくれてありがとう!結婚式楽しみにしてます
新婦友人/26歳女性
事前に結婚式のテーマや雰囲気などが分かっていれば、それをメッセージに含めても喜ばれるでしょう。
これまで積み上げてきた友情があるからこそ書けるメッセージを考えてみてください。
同僚・後輩へ
同僚や後輩に対しての返信メッセージは、仕事でのちょっとしたエピソードや招待してくれたことへの感謝などを書くと良いでしょう。
おめでとう!おめでとう!
大阪で一緒に頑張ってた頃が懐かしいよ、、、
当日は俺もバッチリキメて行くから、楽しみにしててくれ!
新郎同僚/26歳男性
二人とも結婚おめでとうー!
招待状からセンス良すぎて今から結婚式楽しみすぎるよー!
きっと笑いあり、涙ありの素敵な結婚式だね!準備がんばれー!
新婦同僚/26歳女性
二人とも結婚おめでとう
正直こんなにずっと待ち遠しくて楽しみな結婚式って今までにないよ!
招待してくれてありがとうね
当日無事に決行できますように
新郎新婦先輩/30歳女性
無難なメッセージでも大丈夫ですが、仲がいい場合はくだけたメッセージを送ってみてはいかがでしょうか。
また、上司への返信は仲がよくてもかしこまったメッセージを送ってくださいね。
兄弟へ
兄弟への返信メッセージは、体調や準備の大変さを気遣う内容を考えると良いでしょう。
結婚おめでとう!
あんなに小さかった⚪︎⚪︎が結婚だなんて なんだかまだ実感が湧きません
当日の花嫁姿をみたら実感するのかな?
準備大変だろうけど 体調に気をつけて頑張ってね!
新婦姉
結婚おめでとう!
あんなにふざけてばかりで親にも先生にも怒られてばかりのお兄ちゃんが結婚するなんて、、、(笑)
当日は二人らしく過ごせることを願ってます!
新郎弟
親族は一緒に結婚式を主催する側の立場になるため、二人を気遣うようなメッセージが自然です。
また、兄弟だからこそ書ける気持ちを綴ってみてもいいでしょう。
アレルギー欄
アレルギーがない時に空欄で返すのではなく、クスッと笑える内容にしたり、二人へのメッセージに変えたりして返信しても良いですね。
アレルギーなし 何でも食う
新婦先輩/30歳男性
何でも食べられます お料理楽しみにしてるね!
新婦友人/26歳女性
アレルギーがある場合はなるべく仔細に記入してください。
招待状のアレルギー欄の書き方については以下の記事が参考になります。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/6745/
くだけすぎはマナー違反!NGメッセージ例
くだけた返信のメッセージは新郎新婦に喜ばれることが多いですが、仲が良いからといってくだけすぎたメッセージはNGです。
では、どんなメッセージがNGなのでしょうか?
ここでは具体的なNGメッセージの例をご紹介します。
それぞれ詳しくみていきましょう。
例1:嫌な過去のエピソード
誰にでも人に話されたくない過去のエピソードの1つや2つありますよね。
相手の気持ちを考えずに返信メッセージに書くのは、新郎新婦に嫌な思いをさせてしまうので絶対にやめましょう。
わざわざ結婚式に招待してくれた友達への返信に、嫌がりそうなエピソードを書く必要はありません。
嫌味になるような内容ではなく、二人が喜ぶようなポジティブな内容を書きましょう。
例2:心配しすぎるメッセージ
返信のメッセージ欄は基本的に、これから結婚する二人を祝福する言葉を書く場所です。
「結婚式の準備は順調に進んでいるのか」
「付き合ってから結婚まで早かったから心配」
このように二人を心配しすぎる言葉を並べるのは、マイナスな印象になるので良くありません。
過度な心配は新郎新婦を不安にさせたり、内容によっては失礼になったりします。
メッセージを書く前に本当に適切な言葉かどうか考えることが大切です。
くだけすぎて距離感を誤ってしまう心配があるのであれば、オーソドックスなメッセージに留めておくという手もあります。
例3:雑な一言のみ
くだけたメッセージを安心して送れるような信頼関係のある仲だったとしても、雑な一言は相手に残念な思いをさせるのでやめましょう。
基本的に新郎新婦は、ゲストから返信が届くのを楽しみに待っています。
もし雑に返信されてしまうと、
「迷惑だったかな……」
「本当は結婚式に来たくないのかな?」
と不安に思わせてしまう原因になります。
対面なら伝わることも、文面では伝わらない場合もあるので、誰が読んでもガッカリしない「伝わる言葉」でメッセージを考えましょう。
これは返信ハガキを書く文字の綺麗さにも言えることです。
上手い字で書く必要はありませんので、丁寧に読める字で書いてください。
時間をかけてゆっくり書くと雑な字だとは思われにくいので、字が汚いと思われたくない方は試してみてはいかがでしょうか。
返信ハガキの基本的な書き方・マナー
最後に、返信ハガキの基本的な書き方やマナーをおさらいしておきましょう。
心温まる返信メッセージが添えられていてもマナーがなっていなければ、感動も半減です。
それぞれ詳しくご紹介していきます。
忌み言葉や句読点を使わない
返信メッセージに限らず、結婚式に関わるものには忌み言葉や句読点を使わないのがマナー。
忌み言葉とは二人の別れや繰り返しを連想させる言葉のことです。
具体的な例を知ってメッセージを書く際に役立ててください。
「いよいよ結婚ですね」など意外と使ってしまうので、清書する前に忌み言葉を使っていないかチェックしてください。
また、句読点には「区切る」「切る」という意味があり、忌み言葉と同じく縁起が悪いので返信メッセージでは使用しないように注意しましょう。
ただ、句読点については親しい友達の間ではあまり気にしないという声も多いです。
上司や親族などへの返信を出す時には、注意すべき点なので覚えておくと良いでしょう。
「御」や「芳」などの字は二重線で消す
「御」や「芳」の字は、招待状を受け取ったゲストへ敬意を表す文字なので、新郎新婦に返信する際はこの文字を消して送るのがマナー。
そして、新郎新婦の名前に対して「行」を「様」に変えることも忘れずに送りましょう。
裏面にばかり気を取られていると表面の書き換えを忘れがちなので、気を付けてください。
返信はなるべく1週間以内に送る
招待状の返信は届いたらなるべくすぐに確認し、遅くても1週間以内には返信するように心がけましょう。
新郎新婦から「招待状の返信欲しいんだけど……」と催促するのは言いづらいので、二人にそんな思いをさせないためにも早めに送るのがマナーです。
ただし、欠席の場合はあまりにも早く返信するのはNG。
初めから結婚式には行く気がなかったと思われてしまうので、とても失礼です。
一度直接連絡をとり、落ち着いてから返信ハガキを送ると丁寧で良いでしょう。
▼招待状のマナーを詳しくを知りたい方はこちら!
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/6631/
まとめ:適度にくだけた言葉で二人が喜ぶ招待状のメッセージを考えよう!
いかがでしたか?
招待状のくだけた返信メッセージの書き方や実例のご紹介でした。
友達宛の返信メッセージは一般的な定型文よりも、心のこもったくだけたメッセージの方が喜ばれます。
特に仲の良い友人には遠慮せず、結婚式を楽しみにしている気持ちをそのまま伝えてみてくださいね。
受付などの役割を頼まれていれば、その内容に触れた返信メッセージもおすすめです。
くだけすぎやエピソード選びには注意して、二人が喜ぶ返信メッセージを考えましょう!