結婚式のお呼ばれには、ドレスアップして出席するのがマナーですよね。
女性のドレスアップとして、パーティードレスを着ることはもちろん、ネックレスなどのアクセサリーを用意する人も多いでしょう。
しかし、結婚式のお呼ばれのためだけにネックレスを新調するのも、、、と購入をためらってしまう経験はありませんか?
「結婚式のお呼ばれにネックレスなしでもいい?」
「ネックレスなしでも華やかにしたい!」
「事情があってネックレスが着用できない」
今回は、このようなお悩みに元ウエディングプランナーがお答えしていきます。
この記事では、結婚式お呼ばれのドレスアップマナーとネックレスなしでも華やかになるポイントやおすすめのドレスをご紹介していきます。
ぜひ最後まで読んで、ネックレスなしでも映えるお呼ばれのコーディネートを見つけましょう!
結婚式のお呼ばれはネックレスなしでもOK!
結婚式のお呼ばれには、ネックレスなしで列席しても全く問題ありません。
結婚式にはドレスアップして列席するというマナーはあっても、ネックレスを着けなければならないというルールはないからです。
ただ、シンプルすぎるコーディネートは寂しい印象を与えるので、華やかになるよう注意しましょう。
特に黒いドレスを着てアクセサリーも少ないと、お葬式を連想してしまい結婚式の場に相応しくありません。
アクセサリーは場に華を添えるのが役割
お呼ばれでのドレスアップは「二人の結婚を祝福する」「二人の結婚式を楽しみにしている」という気持ちを表現することにも繋がります。
新郎新婦もゲストのドレスアップを嬉しく感じるので、ネックレスなしでも華やかになる工夫をしましょう。
ネックレスありでもなしでも大切なのは、披露宴という空間に華やぎを与えるという意識です。
▼本来ならピアス・イヤリングとのセットで
アクセサリーを付ける際は、ピアス・イヤリングとネックレスをセットにすると華やかになります。
ネックレスなしにする場合はピアス・イヤリングとヘアアクセサリーをリンクさせるなど、別のアクセサリーとのコーディネートを楽しんでください。
セットアイテムのいいところは付けるだけで統一感がでることです。
コーディネートが苦手でネックレスなしを検討している方は、セットアップになっているアイテムを試してみてはいかがでしょうか。
誰でも簡単に統一感のある雰囲気を手に入れることができます。
迷ったらパールの3点セットアクセサリーを選んでおけば、なんの問題もなく結婚式を過ごせるでしょう。
お呼ばれ衣裳の基本マナー
まずは、結婚式における「お呼ばれ衣装の基本マナー」を抑えておきましょう。
主役は新郎新婦なので、ゲストは場に華やかさを提供するという点を意識してください。
また、格式ある場なのでマナーにも気を配りたいところ。
フォーマルに華やかにコーディネートを組んでみてください。
結婚式の服装を構成する大きな3アイテムについて解説します。
それぞれ詳しくみていきましょう。
ゲストの服装
結婚式のお呼ばれには、パーティードレスなどドレスアップした服装で出席するのがマナーです。
お祝いの場なので、ゲストとして出席する場合にもフォーマルさを忘れてはいけません。
▼NGなお呼ばれ服装
白いパーティードレス | 結婚式において「白」は花嫁の特権なので、着用しないのがマナー |
膝上のスカート | 膝上のスカートは結婚式の上品な雰囲気と異なるので不向き |
肩出しのドレス | 露出の多すぎる服装は適さない |
アニマル柄やデニム生地 | ドレスの質感にも注意する アニマル柄やデニム生地はカジュアルなので結婚式には適さない |
お呼ばれの服装を決める時は、NGな服装を確認して「色」「柄」「素材」に注意しましょう。
また、時間帯によって変化する服装のマナーもあります。
例えば昼の時間帯では露出を避けますが、夜の時間帯ではデコルテを露出することが推奨されるのです。
日本では時間帯による服装マナーの変化に寛容ですから、夜の結婚式でも気にせず昼のマナーに則った服装で問題ありません。
ネックレス・アクセサリー
結婚式において、お呼ばれにネックレスやアクセサリーをつけなければならないという決まりはありません。
しかし、基本的にはアクセサリーを身につけたドレスアップが推奨されています。
もし着用する場合は定番のパールや、ゴールドやシルバーの小ぶりなアクセサリーを選ぶと良いでしょう。
▼NGなお呼ばれアクセサリー
生花のヘアアクセサリー | 花嫁より目立ってしまうのでNG |
ダークな色使いのアクセサリー | 結婚式の明るく華やかな雰囲気には適さない |
布や革素材のネックレスやピアス | カジュアルな印象を与えるので不向き |
親族として列席する場合は、よりフォーマル度の高いパールのアクセサリーが最適です。
長さは短い方が結婚式に相応しいと言われますが、長いものを二連ネックレスとして着用しても場が華やぎます。
また、昼間は控えめな輝きのもの、夜は輝きを放つものを身に着けるというのがアクセサリーのマナーです。
しかし、日本人にはあまりなじみないマナーですから、昼のアクセサリーのまま二次会などに参加しても問題ありません。
輝きを放つアクセサリーを昼間の時間帯の結婚式に身に着けていかないようにだけ気を付けましょう。
太陽光の下では光が乱反射して写真映りに悪影響を及ぼす可能性があるからです。
バッグ・シューズ
お呼ばれのバッグやシューズに関しては、服装に合わせたデザインで用意すると良いでしょう。
コーディネートのアクセントになるクラッチバッグや、品のあるパンプスがおすすめです。
▼NGなバッグやシューズ
ゴージャスすぎる派手なバッグ | あくまでも主役は花嫁なので華美なものは控える |
アニマル柄や布製のバッグ | ドレス同様、結婚式の上品な雰囲気に適さないのでNG |
サンダルやスニーカー | カジュアルな印象を与えるデザインや素材なのでNG |
バッグやシューズは、あくまでもコーディネートのアクセントとして、派手すぎないものを選びましょう。
また、ブランド物であっても紙袋はNGです。
サブバッグとして紙袋を持参するゲストの方もいますが、あまり見栄えはよくありません。
引出物などを持ち帰る紙袋も新郎新婦が1つ1つ選んでいます。
帰り道でも気を抜いた状態にならないように、相応しいバッグで結婚式に向かいましょう。
サブバッグについては以下の記事で詳しく解説しています。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7038/
お呼ばれにネックレスなしでも良いパターン
ここからは、お呼ばれでネックレスなしでも良いパターンについてご紹介していきます。
基本的には着けていくものですが、付けなくても何も言われないゲストも存在するのです。
以下のようなパターンでは無理にネックレスを付けずに、場が華やぐような別のコーディネート方法を模索してみてください。
それぞれ詳しくみていきましょう。
着物を着る
洋装とは異なり、着物を着る際はネックレスをつけないのがマナー。
しとやかな雰囲気の着物にアクセサリーをじゃらじゃらつけるのは、見た目もよくありませんよね。
既婚者の場合は、結婚指輪だけシンプルにつけましょう。
髪飾りやかんざしをつけるのも問題ありませんが、和の雰囲気に合う上品なものを選ぶと良いです。
着物自体の美しさを引き立たせるような、控えめなアクセサリーを選んでくださいね。
金属アレルギーがある
金属アレルギーがある場合も、無理にネックレスをつける必要はありません。
いくら素敵にドレスアップしても、体調が悪くてはせっかくの結婚式を楽しめませんよね。
もちろん金属アレルギー対応のアクセサリーを身につけても良いですし、ネックレスの代わりに髪飾りやヘアアレンジを華やかにしても良いです。
自分に合った形でドレスアップしましょう!
小さい子供と列席する
小さい子どもと一緒に列席する時に、アクセサリーを控えるママさんも多いはず。
その場合、もちろんネックレスなしで列席して問題ありません。
結婚式では子どもが泣いた時に抱っこするシーンもよくみられるので、引っ張ってケガなどしないようにする方が重要です。
イヤリングやピアスなども子どもに合わせて選んでみてくださいね。
アクセサリーなしでも華やかな服装にする方法はあります。
小さな子供がいる場合は、ネックレスなしで列席して、家族でのお呼ばれを楽しみましょう。
ネックレスなしでも華やかになるポイント
ここからは、どうすればネックレスなしでも華やかにドレスアップできるのか、そのポイントについてご紹介していきます。
ネックレスを付けたくない、付けられないという方は参考にしてみてください。
ネックレスをなしにする分、他の部分で華やぎをプラス可能です。
それぞれ詳しくみていきましょう。
存在感のあるピアス・イヤリングをつける
ネックレスなしでも華やかになる1番簡単な方法は、存在感のあるピアスやイヤリングをつけることです。
結婚式のドレスアップには「二人を祝福する」という意味が込められているので、シンプルになりすぎない工夫が必要です。
そこでネックレスに代わるアクセサリーとして、存在感のあるピアスやイヤリングは最適。
ネックレスなしなら、大きめのアクセサリーもバランスよくまとまるでしょう。
ただし、大きすぎるもの、派手なもの、白いものなどは避け、マナーを守ったアクセサリー選びが大切です。
ピアスの選び方については以下の記事も参考にしてみてください。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/5914/
首元がお洒落なドレスを選ぶ
ネックレスなしの場合は、代わりに首元がお洒落なドレスを選ぶと華やかな印象になります。
デザインにこだわったドレスなら、ネックレスを追加で購入する必要もありません。
・ビジュー付きドレス
・ボレロ
・総レースのドレス
このようなドレスにはネックレスが不要なので、アクセサリーなしでも華やかなお呼ばれスタイルになります。
着るだけで首元が華やかになるので、お手軽にドレスアップ可能です。
お呼ばれドレスを購入する際には、首元のデザインにも注目して選んでみてください。
髪型を華やかにする
ネックレスなしでも、髪型がお洒落なだけで華やかさがアップします。
当日のヘアセットはもちろん、ヘアカラー、ヘアアクセサリーなどアレンジ方法は様々。
ドレスアップした服に合わせたスタイルが良いですが、髪が長い場合はアップにまとめてスッキリさせると、清潔感があって好印象です。
結婚式は食事の場でもあるので、下ろしっぱなしの髪型は避けましょう。
セルフで髪型をセットする場合には以下の記事が参考になります。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/8167/
編み込みやシニヨンなど少し手を加えたアレンジに、大きめのヘアアクセサリーを付けるのがおすすめです。
ネックレスなしでも映えるパーティードレス3選
ここからは、ネックレスなしでも映えるお洒落なパーティードレスについて詳しくご紹介していきます。
ネックレスがなくても十分に華やかさがあるドレスを厳選したので、参考になれば幸いです。
ネックレスなしでもOKなドレスを選ぶなら、初めからネックレスを付けない想定で選んでみてください。
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.総レースデザインのドレス
総レースのパーティードレスは、ネックレスなしのお呼ばれスタイルにピッタリです。
全体に華やかなデザインが施されているので、あえてネックレスはつけず抜け感を出すのがおすすめ。
淡い色味の総レースは派手すぎずエレガントな雰囲気があるので、アクセサリーは控えめに、バッグやパンプスで締め色を使うと良いでしょう。
2.シックなパンツスタイル
最近では、パンツスタイルのパーティードレスもお呼ばれの服装に選ばれています。
スタイリッシュでモードな雰囲気なので、ネックレスなしのコーディネートもお洒落に決まりますよ。
淡い色のドレスや可愛らしい雰囲気が苦手な人におすすめのスタイルです。
また、透け感のあるハイネックがかしこまりすぎないので、友人の結婚式お呼ばれにはピッタリのドレスです。
3.大人なハイネックボレロ
ボレロスタイルもネックレスなしにはおすすめのドレスです。
ボレロには可愛らしい雰囲気がありますが、透け感のあるハイネックボレロなら大人可愛くコーディネートできます。
胸より上に華やかなデザインがあると、ネックレスなしでもお洒落に決まるでしょう。
ボレロのデザインが印象的なら、ワンピースはシンプルに、バッグやシューズでアクセントをつけるとバランスの良いコーディネートになります。
まとめ:ネックレスなしでも映えるお洒落なお呼ばれ衣装を選ぼう!
いかがでしたか?
お呼ばれでネックレスなしでも華やかになるポイントやおすすめのドレスをご紹介していきました。
結婚式のお呼ばれには、ネックレスなしでも問題ありません!
ただ、華やかさのないコーディネートになるのはNG。
ネックレスに代わるアクセサリーや、ネックレスなしでもお洒落に決まるパーティードレスを選んで、自分に合ったコーディネートで列席しましょう!
ぜひ、この記事でご紹介したドレスを参考にして、二人の結婚を祝福できる華やかな服装を見つけてくださいね。