結婚式への出席が初めてだと、ご祝儀袋がどこで買えるのか分からず迷ってしまいますよね。ご祝儀袋の用意を忘れていて、結婚式前日に慌てて探すという方も少なくありません。
ご祝儀袋を見つけたものの、どんなデザインがふさわしいのか悩むこともあるでしょう。ご祝儀袋はいろいろなところで販売していますが、必ずしも目当てのデザインや値段のものが買えるとは限りません。
そこで今回は、ご祝儀袋が売っている場所や選び方について解説します。ご祝儀袋と一緒に必要な袱紗についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
ご祝儀袋が売っている場所
ご祝儀袋が売っている場所は、デパートやコンビニ、100円ショップまで幅広くあります。
しかし、売っている場所によって品ぞろえやバリエーションはさまざまです。余裕をもって購入するのか、慌てて買いに行くのかでも異なるでしょう。
ここでは売っている場所や、それぞれのメリットデメリットについても解説します。
1.デパート
ご祝儀袋は、デパートの文具コーナーや専門店で購入できます。結婚式のマナーやどれを買ったらいいかなど、売り場の販売員にアドバイスをもらいながら購入したい方におすすめです。ご祝儀袋の種類も豊富にあり、結婚式が初めての方でも安心して購入できます。
ご祝儀袋への記入を代行してくれる、代筆サービスのあるデパートも多いです。自分で記入する自信がない方、書き損じが心配な方は利用してみるといいでしょう。
一方で、デパートは店舗へ出向く必要があること、地域によっては近くにない場合もある点がデメリットになります。
2.文房具店
ご祝儀袋は、文房具店でも購入できます。ショッピングセンター内にある文房具店なら、ほかの買い物のついでに立ち寄れるので便利です。
文房具店では、少額用のシンプルなものから高額用の豪華なものまで豊富に揃っています。どのタイプを購入するにしても、選択肢があるため安心して選べるでしょう。
筆ペンを使うのは、冠婚葬祭の時のみという方も少なくありません。文房具店なら筆ペンの品ぞろえもよいので、セットで揃えたい方におすすめです。
デメリットとしては、店舗へ出向く必要があり、近くにないと不便に感じることが挙げられます。
3.ネットショップ
ネットショップでも、ご祝儀袋の購入が可能です。店舗だと営業時間に出向く必要がありますが、ネットショップなら自分の好きな時間に探すことができます。
バリエーションも豊富で、忙しい方やいろいろ比較して購入したい方におすすめです。代筆サービスを行っているネットショップもあるので、自分で書く自信がない方は利用してみるのもいいでしょう。
ネットショップのデメリットとしては、手に取って実物が見れないことです。色合いや紙の質感がイメージと違うこともありえます。また、配送時の遅延やトラブルも考慮する必要があるでしょう。
4.コンビニ
コンビニでもご祝儀袋を売っているので、買い忘れなど急いでいる時に便利です。特に、結婚式場の近くのコンビニでは、当日慌てて買いにくる方も少なくありません。
「用意するのを忘れていた」「急いで買う必要がある」という場合は、コンビニをチェックしてみるといいでしょう。ただし、店舗の規模や品ぞろえ、立地によっては、扱っていない場合もあるので確実ではありません。
また、コンビニでは、売っているご祝儀袋の種類も限られてしまいます。高額用のものなど、目当ての金額帯のご祝儀袋がない場合もある点に注意しましょう。
急ぎで用意したいときには以下の記事も参考になります。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/6714/
5.100均ショップ:ダイソーやセリアなど
ダイソーやセリアなどの100均ショップでも、ご祝儀袋を購入することが可能です。それほど種類は多くないですが、おしゃれなデザインのご祝儀袋もあります。
一般的なご祝儀袋はそれほど安くないため、安価に買える100均ショップの商品は魅力です。しかし、格式に欠けたり紙質が安価に見えたりすることもあります。
友人の結婚式やカジュアルなパーティにはおすすめですが、目上の方に渡す場合や格式のある結婚式の時は注意しましょう。また、100均ショップのご祝儀袋は買いやすいですが、人と被りやすい点も考慮が必要です。
100均ショップで買ってもいいのか不安な方は次の記事も参考にしてみてください。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/6948/
6.雑貨店:ロフトやドンキ
ご祝儀袋は、ロフトやドンキなどのバラエティショップでも売っています。特に、ロフトやハンズなどおしゃれな雑貨を扱っているお店では、デザイン性の高いご祝儀袋を見つけやすいです。
一般的なご祝儀袋とは違う、ほかにはないデザインを探している方はチェックしてみましょう。ただし、売り場が広くてなかなか見つけられなかった、種類が多すぎてかなり迷ってしまったという方も少なくありません。
結婚式までに余裕があり、おしゃれなご祝儀袋を吟味して選びたいという方におすすめです。また、参列する結婚式の格にふさわしいかも考慮しましょう。
7.書店
書店の場合は、規模や扱う商品の傾向によります。文房具コーナーのある書店では、ご祝儀袋を扱っているところも多いです。おしゃれな雑貨を取りそろえている書店なら、デザイン性の高いご祝儀袋がある可能性も高いでしょう。
ショッピングセンター内の文具店や雑貨店に見当たらない場合は、書店を探してみるのもおすすめです。しかし、書店でもそれほど文房具コーナーが広くないところは、ノーマルデザインのご祝儀袋のみの場合もあります。
ご祝儀袋のデザインにこだわりたい方は、大型の書店に行ってみるといいでしょう。
8.スーパー
ご祝儀袋は、スーパーやドラッグストアでも買うことができます。普段の買い物のついでに購入できるので便利ですよね。急にご祝儀袋が必要になった時も、近所のスーパーならすぐに買いにいけるでしょう。
しかし、品ぞろえはそれほどなく、一般的なデザインのものが数種類のみということがほとんどです。売れ筋の商品しか置いていないところもあり、必ずしも欲しい金額帯のご祝儀袋があるとは限りません。
そのため、置いてあるご祝儀袋が自分が参列する結婚式にふさわしいかどうか、ある程度マナーを知っていないと選ぶのが難しいでしょう。
購入時に間違わないご祝儀袋の選び方
ご祝儀袋にはいろいろ種類があるため、マナーを知らないと正しいものを選べません。ここでは、購入時に間違わないように、婚礼用のご祝儀袋の選び方を解説します。
婚礼用とその他の違い
ご祝儀袋は、婚礼用だけではありません。他のお祝いに使うものもあるため、間違えないようにしましょう。
婚礼用とその他の違いは、中央の水引の形です。結婚式のご祝儀袋の水引は、結び切りやあわじ結びになります。どちらも一度結んだらほどけないため、一度きりの結婚式にふさわしいとされています。
ちょうちょ結びは何度でも結び直しができるため、繰り返しお祝いできる出産や入学などに使います。
ご祝儀袋の値段は包む金額に合わせる
ご祝儀袋を選ぶ時は、包む金額に合った値段のものを選びましょう。ご祝儀袋は水引やのしが印刷されたものから、華やかな水引や立体的な鶴などがついた豪華なものまでさまざまです。
どれを選んだらいいか分からない場合は、外装のビニールをチェックしてみましょう。ほとんどのご祝儀袋は、ビニール上にふさわしい目安の金額が記入してあります。
フォーマルなデザインとカジュアルなデザイン
目上の方に渡すご祝儀袋は、節度のあるフォーマルなデザインを選びましょう。白の上包みに金と銀の水引が10本ずつ、表書きが「寿」や旧字の「壽」となっているものが一般的です。
一方で、カジュアルなご祝儀袋は、上包みがカラフルで模様が入っていたり、水引やのしのデザインが凝っていたりします。こちらは、友人の結婚式や1.5次会などのカジュアルなパーティにおすすめです。
一緒に買うのがおすすめ:袱紗(ふくさ)
結婚式にご祝儀を持っていく時は、ご祝儀袋と一緒に袱紗(ふくさ)が必要です。ご祝儀を裸のままで持っていくのはマナー違反になります。
普段使うものではないので、ご祝儀袋を購入する時に一緒に買うのがおすすめです。
袱紗とは?
袱紗とは、ご祝儀や香典袋を包む布のことです。カード入れのようにご祝儀を挟むタイプと、風呂敷のように包むタイプとがあります。
婚礼用は赤やピンク、金色など明るい暖色系で、グレーや緑などの寒色系や暗い色は弔事用です。濃い紫はどちらでも使えます。
袱紗が買える場所
袱紗は、デパートやショッピングセンター内の呉服売り場や和小物コーナーで購入できます。大型の文房具店や雑貨店では、おしゃれな袱紗も取り扱っています。
ネットショップで、ご祝儀袋と合わせて買うことも可能です。100円ショップでも置いているところはありますが、薄手の布で1種類のみなど、色やデザインが選べないでしょう。
まとめ:早めにご祝儀袋を用意しよう
ご祝儀袋を売っている場所はたくさんあります。結婚式に出席するのが初めての方は、マナーに詳しい販売員がいるデパートなどで購入すると安心です。
おしゃれで人と被らないデザインがいい方は、文房具店や雑貨店、ネットショップもいいでしょう。急に必要になった場合は、コンビニやスーパー、100円ショップもあります。
しかし、どこでも同じものが買えるわけではありません。参列する結婚式にふさわしいご祝儀袋を用意するためには、早めに探し始めるようにしましょう。
▼買える場所まとめ
メリット | デメリット | |
デパート | ・販売員にアドバイスをもらいながら購入できる ・ご祝儀袋の種類が豊富 ・代筆サービスもある |
・店舗へ出向く必要がある ・地域によっては近くにない |
文房具店 | ・ほかの買い物のついでに立ち寄れる ・ご祝儀袋の種類が豊富 ・筆ペンの品ぞろえもよい |
・店舗へ出向く必要がある |
ネットショップ | ・自分の好きな時間に探すことができる ・ご祝儀袋の種類が豊富 ・代筆サービスもある |
・手に取って実物が見れない ・配送時の遅延やトラブルも考慮する必要がある |
コンビニ | ・急いでいる時に便利 | ・扱っていない場合もある ・売っているご祝儀袋の種類が限られる |
100均ショップ | ・安価に買える ・おしゃれなデザインのご祝儀袋もある |
・格式に欠けたり紙質が安価に見えたりすることもある ・人と被りやすい |
雑貨店 | ・ほかの買い物のついでに立ち寄れる ・ご祝儀袋の種類が豊富 |
・売り場が見つけられない ・種類が多すぎて迷ってしまう |
書店 | ・ほかの買い物のついでに立ち寄れる ・ご祝儀袋の種類が豊富 |
・品揃えがよくない |
スーパー | ・普段の買い物のついでに購入できる ・すぐに買いにいける |
・品揃えがよくない |