【結婚式】父親の服装は何を着る?モーニングの着こなし方やマナーを徹底解説 | 結婚式場の選び方

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娘や息子の結婚式では、父親はどのような衣裳で出席すれば良いのでしょうか?

結婚式において、両親は新郎新婦とともにゲストを迎える立場なので、フォーマルな服装(正礼装)で出席するのがマナーです。

ただ、着慣れない服装なので、着こなしの正しいマナーがわからないことも多いですよね。

子どもの結婚式で恥をかかないためにも、衣裳のマナーや着こなし方を知っておくと安心でしょう。

「父親は結婚式で何を着れば良い?」
「結婚式における父親の服装マナーを知りたい」
「モーニングの着こなし方を知りたい」

この記事では、このようなお悩みに元ウエディングプランナーがお答えしていきます。

結婚式にふさわしい父親の服装について詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

結婚式における父親の服装マナーを抑えて、正しい着こなしで出席しましょう!

結婚式での父親の服装マナーとは?

画像:グレーのスーツのボタンを締める男性

まずは、結婚式における父親の服装マナーについて具体的にご紹介していきます。

それぞれ詳しくみていきましょう。

 

1.結婚式場の雰囲気に合わせる

エスコートや謝辞などの役割も多い父親は、きちんと結婚式場の雰囲気に合わせた服装を選ぶ必要があります。

結婚式はフォーマルな場面なので、父親は一般的に「正礼装」です。

【男性の礼装(フォーマルウェア)の種類・ランク】



 
 

正礼装 モーニングコート、燕尾服(テールコート)
準礼装 タキシード、ディレクターズスーツ
略礼装 礼服(ブラックスーツ)、ダークスーツ
平服 一般的なビジネススーツ
 

ただ、新郎新婦の意向によっては、正礼装のモーニングや燕尾服ではなく、ブラックスーツなどで出席する場合もあります。

どちらの場合でも、会場の雰囲気と服装が合っているかが大切です。

会場が老舗ホテルや専門式場の場合は、正礼装を選ぶのがベター。

レストランやガーデンウェディングの場合は、準礼装や略礼装を選んでも問題ないでしょう。

 

2.両家で服装の格を揃える

結婚式では、両家で服装の格を揃えるのがマナーです。

服装の格とは、先述した正礼装や準礼装などの格の違いを指します。

当日は、新郎新婦を中心に両家で並ぶ場面も多いため、格が異なる服装ではバランスが悪くなってしまいます。

どちらかの父親がモーニングを着用して、一方がスーツを着用するのでは服装の格の違いが目立ちますね。

バランスの良い両家の並びにするためにも、父親の服装は両家で格を揃えましょう。

 

3.時間帯に合わせて選ぶ

男性のフォーマルな服装は、時間帯によってふさわしいものが異なります

正礼装の場合、朝〜夕方頃の結婚式ならモーニングを着用し、夕方〜夜にかけての結婚式には燕尾服を着用するのが正式なマナー。

しかし、実際には夕方以降の結婚式でも、モーニングを着用しているケースがほとんどです。

控えめな服装で新郎を立てる意味でも、クラシックな印象の強い燕尾服は選ばれにくいのかもしれませんね。

 

4.新婦の衣裳と合わせて考える

新婦側の父親は、新婦の衣装とのバランスも含めて考えましょう。

新婦の父親は、結婚式の新婦入場の際に一緒にバージンロードを歩くことが多いからです。

隣同士で並んだときに恥ずかしくないように、きっちりと着こなしたいですね。

 

5.新郎の衣裳と合わせて考える

新郎の衣装との兼ね合いについても、忘れてはいけません。

新郎がモーニングコートを着用される場合には、衣裳が全く同じに被ってしまわないよう気を付けましょう

父親はドレスコードの基本を守る着こなしを、新郎は華やかになる着こなしを心がければ大丈夫です。

 

結婚式にふさわしい父親の服装

ここからは、結婚式にふさわしい父親の服装の種類について、具体的にご紹介していきます。

それぞれ詳しくみていきましょう。

 

1.モーニング

イラスト:モーニングコートの解説

モーニングは結婚式の父親の服装として、1番ベーシックな服装です。

マナー上では昼間の正礼装であり、最も格式高い装いといえます。

昼の正礼装として、国際的な式典や政治家の内閣発足などフォーマルな場で着用されているのを見たことがあるかもしれません。

ジャケットの前の裾が斜めにカットされているのが特徴で、グレーのストライプのスラックスを合わせてコーディネートします。

また、ネクタイについても、黒や白のストライプ模様で合わせることが多いでしょう。

一般的な式場で行う結婚式なら、モーニングを着用しておけば間違いありません

 

2.燕尾服

イラスト:燕尾服の解説

燕尾服はモーニング同等の格式高い服装で、宮中晩餐会など国際行事で着られています。

モーニングが昼の正礼装とされるのに対し、燕尾服は夜の正礼装です。

黒のジャケットとスラックスに、白のベストと蝶ネクタイを合わせるので、別名「ホワイトタイ」とも呼ばれています。

クラシックで重厚感のある装いなので、老舗のホテルや夜の結婚式には最適な服装でしょう。

 

3.タキシード

イラスト:タキシードの解説

タキシードは正礼装と呼ばれ、夜の時間帯に着用する格式ある服装です。

ドレスコードでは「ブラックタイ」と呼ばれ、前後で同じ裾の長さのジャケットを着用し、黒のカマーバンドと蝶ネクタイを合わせるのが特徴です。

ただ、結婚式の父親の衣装として選ばれることは、ほとんどありません。

結婚式では多くの場合、新郎がタキシードを着用するため、新郎を目立たせる意味でも同じ形式の礼服は避けることが多いでしょう。

 

4.礼服(ブラックスーツ)

イラスト:ブラックスーツの解説

礼服(ブラックスーツ)は、モーニングなどに比べると格式の低い準礼装といわれる服装です。

黒を基調とした落ち着いた雰囲気が特徴で、昼夜問わず着用することができます

結婚式において、正礼装は用意するのに時間と費用がかかることが多いため、自前の礼服を着用したいというケースもあるでしょう。

その際、新郎新婦や両家の意向次第では、父親の服装に礼服を選ぶことも可能です。

ただ、正礼装よりも格が下がり、父親の服装としてはカジュアルな印象を与えるので、会場やスタイルにあわせて選ぶことが大切です。

 

5.黒紋付き羽織袴

和服の中で最も格式が高いのが、黒紋付き羽織袴です。

江戸時代に武士階級の人々が公式な儀式の場などで着用していたことに由来し、現在では成人式や結婚式などに着用します。

羽織の背中、左右の袖に2つ、そして胸元に2つの家紋がある五つ紋が最も格式の高いものとされています。

色は黒がフォーマルな場で着用される正式なものですが、新郎様は白や紺など黒以外の華やかな羽織袴を着ることもあるでしょう。

 

モーニングを着用する際のポイント

画像:父親と腕を組んで入場してくる新婦

結婚式における父親の服装として1番ベーシックな装いが「モーニング」です。

ここからは、そのモーニングを着用する際の具体的なポイントについてご紹介していきます。

それぞれ詳しくみていきましょう。

 

基本の着こなし方

モーニングは結婚式でゲストを迎える父親として、落ち着きのある着こなしが大切です。

基本の着こなしアイテム
・ウィングカラーシャツ
・グレーのベスト
・ストライプのネクタイ
・ジャケット
・グレーのスラックス
・ポケットチーフ
・グローブ
 

結婚式などのお祝いの場では、華やかになるようベストやネクタイをグレーで合わせると、素敵に着こなせますよ。

また、グローブは手で持つスタイルが正しい着こなしなので、手にはめないよう注意しましょう。

 

必要な小物を揃える

モーニングはジャケットやスラックスの他にも、フォーマルウェアらしいアクセサリー小物を揃えて着用します。

【モーニングに必要な小物】

  1. Yシャツ
  2. ネクタイ
  3. ベスト
  4. サスペンダー
  5. インナー
  6. 靴下
  7. グローブ
  8. ポケットチーフ

モーニングを購入する場合は、小物に不足がないようしっかりチェックして当日に備えましょう。

1.Yシャツ

画像:カフリンクスを留める男性の手元

モーニングに合わせるYシャツは白無地のものを選びましょう。
襟の形は、フォーマルな場面に使用される「ウィングカラー」または「レギュラーカラー」を合わせるのが無難です。

  • ウィングカラーシャツ
    襟の先端を鳥の翼のように小さく折り返したシャツ
  • レギュラーカラーシャツ
    襟羽の開きが70〜90度前後の定番のシャツ

カフスボタンは、つけるのが基本ですが、つけなくてもマナー違反ではありません。
ただ、袖をおしゃれに彩ってくれるアイテムなので、お祝いのシーンである結婚式の服装ならつけておくのがおすすめです。
シルバーやゴールド、パールをモチーフにしたものなど、清潔感のあるデザインをチョイスしましょう。

 

2.ネクタイ

画像:ストライプのネクタイアップ

モーニングのネクタイは、斜めにストライプが入ったレジメンタル柄のものを着用します。
カラーは、黒・シルバー・グレー・白を合わせると良いでしょう。

 

3.ベスト

画像:暗い空間で腕組みする三つ揃えスーツの男性

ベストは、上着と同じ黒色のものを合わせるのが一般的。
ただ、結婚式はお祝いの場なので、華やかなイメージのグレーやシルバーのベストを合わせてもOKです。

 

4.サスペンダー

モーニングでは、ベルトの代わりにサスペンダーを着用します。
サスペンダーのカラーは、黒一色または白黒のストライプ柄を合わせましょう。

 

5.インナー

Yシャツの下に着用するインナーも必要な小物です。
白などの目立たない色で、薄手のTシャツを選んでおきましょう。

 

6.靴下

画像:靴下を履いている男性

くるぶしがしっかり隠れる長めのソックスを用意します。
カラーは、黒一色または黒をベースに白の細いラインが入ったフォーマルなものを合わせましょう。

 

7.靴

画像:明るい空間に置かれた黒い革靴

モーニングには、黒の革靴を合わせるのが基本です。
本来はつま先部分に1本ラインが入った「ストレートチップ」を合わせますが、つま先に装飾がない「プレーントゥ」でも可能です。

ただ、エナメルシューズは、夜の正礼装である燕尾服やタキシードに合わせる靴なので、ここでは選ばないよう注意しましょう。

 

8.グローブ(手袋)

画像:グローブを握る父親の手と硬く握った母親の手

モーニングを着用するときは、ナイロン素材の白いグローブが必要になります。
結婚式中に手にはめて使うことはなく、右手に添えるような形で軽くもつのが正式なスタイルです。
着席中は使用しないので、内ポケットにしまっておきましょう。

 

9.ポケットチーフ

画像:胸ポケットに入ったスリーピークスで折られたポケットチーフ

最後に、モーニングのポケットにはチーフを挿します。
白無地でリネン100%のものを用意できると良いでしょう。
チーフの折り方は、最もフォーマルとされている「スリーピークス」という折り方で合わせてくださいね。

 

購入するかレンタルするか

そもそも、モーニングは購入するかレンタルするか選ぶことができます。

元ウェディングプランナーの筆者の経験談では、圧倒的にレンタルで用意するケースが多いです。

購入しても着る機会が少なかったり、保管に手間がかかることも理由に挙げられるでしょう。

レンタルの場合は、小物なども一式揃えてくれるので、初めてモーニングを着る場合でも安心ですね。

また式場でレンタルする場合は、モーニングの着付けもしてくれるので、きちんとした着こなしで結婚式に望むことができます。

レンタル店舗によって、小物を一部持参するケースもあるので、事前の確認は必須です。

 

結婚式のスタイル別 父親の服装マナーQ&A

画像:婚礼衣装を着てビーチで撮影撮影された家族集合写真

ここからは、父親の服装マナーについて、結婚式のスタイル別によくある質問をご紹介していきます。

Q1:両家でそれぞれ燕尾服とモーニングを着ても大丈夫?

A1:結婚式では両家の父の服装を揃えましょう。

マナー上ではモーニングは昼の正装で、燕尾服は夜の正装です。
両家が揃う結婚式で、それぞれの父親が時間帯の異なるモーニングと燕尾服を着て出席すると、不揃いな印象になってしまいます。
結婚式では集合写真など両家が並ぶ場面も多々あるので、どちらかの服装に揃えておくことをおすすめします。

 

Q2:神前式は羽織袴で出るべき?/教会式に和装で出てもいい?

A2:どちらも洋装で問題ありません。

神前式も教会式での挙式も、どちらも男性の正礼装で出席していれば全く問題ありません。
もし、羽織袴で神前式に出席したい場合は、家紋が施された和装を父親が着ると、よりかしこまった雰囲気の挙式ができますよ。
挙式は神社で厳かに行い、披露宴から親族のみでラフに過ごす和婚も素敵ですよね。

教会式に和装で出席したいという場合も、五つ紋付き羽織袴は正礼装なので全く問題ありません。

ただ、新郎側の父親だけが和装で出席するという形だけは避けましょう
新婦の父親が和装を着ないのならば、両家で揃えることを優先するのが無難です。

また、花嫁が「洋装を着用してほしい」と希望している可能性もあるので、しっかり二人と相談してから決定するようにしてくださいね。

 

Q3:リゾート婚の時の父親の服装は?

A3:新郎新婦の意向に合わせましょう。

ハワイなどのリゾートウェディングの場合は、正礼装ではなく、両親がアロハシャツなどで出席するケースも少なくありません。
これは新郎新婦の意向によって決められることが多いので、2人に確認してから服装を選びましょう。
ただ、リゾート婚の場合でも、両家で父親の服装の格を合わせることは大切なので、事前に相談しておくと安心ですね。

 

まとめ:結婚式のスタイルに合わせて両家で納得できる父親の服装を選ぼう!

画像:涙を流し父親とハグをする花嫁

いかがでしたか?

結婚式にふさわしい父親の服装について、詳しくご紹介していきました。

結婚式における父親の服装は正礼装が一般的ですが、結婚式のスタイルや会場の雰囲気によって選ぶ衣装も異なります

ただ、どんな場合でも両家で服装の格式を合わせておくことはとても重要です。

「どんな服装が良いか決められない」という場合は、結婚式の父親の服装で1番ベーシックなモーニングを着用しておけば間違いないですよ。

結婚式のスタイルに合わせて、両家が納得できる服装で出席しましょう!

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