おしゃれな花嫁さまの間では、ウエディングドレスにあえてスニーカーを合わせるコーディネートが流行っています。
「ドレスにスニーカーなんて合わせてもいいの?」
「やってみたいけど、コーディネートが難しそう……」
「どんなスニーカーを合わせたらいいのかな?」
と興味のある花嫁さまも、不安や疑問がありますよね。
本記事では、ウエディングドレスにスニーカーを合わせるコーディネートを徹底解説!
元ウエディングプランナーがスニーカーコーデのメリットやデメリット、ドレスに似合うおすすめのスニーカーをご紹介します。
本記事を参考に、ウエディングドレスでのス二ーカーコーデの魅力を知って、理想のウエディングを叶えてくださいね。
ウエディングドレス×スニーカーコーデってあり?
フォーマルなウエディングドレスに運動靴であるスニーカーを組み合わせるなんて!と驚く方もいらっしゃるかもしれません。
しかしフォーマルな装いの中に、あえてカジュアルなテイストを上手にミックスさせるというのがおしゃれ上級者のテクニック。
芸能人や、モデル、やアパレル関係者などファッションに敏感な方が、結婚式にもスニーカーを取り入れたのが人気になったきっかけです。
今では多くの花嫁さまがウエディングドレスにスニーカーを合わせるコーデを楽しんでいらっしゃいます。
カジュアルなウエディングならあり!
カジュアルウエディングの流行とともに、自由な発想でお気に入りのアイテムをウエディングにも合わせるようになりました。
スニーカーはカジュアルなアイテムなので、格式ばらないアットホームな結婚式には取り入れても問題ないでしょう。
厳かな雰囲気の結婚式では、足元をスニーカーにするのは似合いません。
ハイヒールで歩けるか心配という理由でスニーカーを検討している方は、他の選択肢がおすすめです。
ヒールがないぺたんこ靴でもフォーマルなデザインのパンプスなど、厳粛な結婚式に似合うアイテムを選びましょう。
スニーカーを履き始めるタイミングとは
挙式会場では基本的にカジュアルな服装はマナー違反のため、スニーカーは履けません。
披露宴に移ってからや、二次会などで合わせるのがおすすめです。
またはガーデン演出に合わせて履き替えるなど、演出にタイミングを合わせてもよいでしょう。
お色直しでスニーカーを履くのもおすすめです。
レストラン会場や人前式であればOKな場合も考えられますので、どうしても履きたい方は確認してみてください。
▼前撮りにもおすすめ
フォトジェニックなアイテムを取り入れたい前撮りにトレンドのスニーカーはぴったり。
挙式や披露宴ではできないような足元を見せるポージングなど、前撮りだからこそ残せる写真があります。
ゲストの目を気にせずおふたりのお気に入りのアイテムや、雰囲気を外したアイテムを取り入れやすいのも前撮りならでは。
結婚式は厳かにやりたいけど、前撮りでは自分たちの好きなテイストを思いっきり楽しみたい、そんな欲張りな希望も叶えられます。
ウエディングドレスにスニーカーを合わせるメリット
ウエディングドレスにスニーカーを合わせるメリットをまとめて3つご紹介します。
ブライダルシューズにしようか、スニーカーにしようか迷っているカップルは、スニーカーのメリットを知り、参考にしてくださいね。
抜け感が出ておしゃれなコーディネートになる
スニーカーを取り入れることで、抜け感が出ておしゃれなコーディネートに決まります。
ちぐはぐした印象を与えないように全体を統一したイメージで揃えるのは、コーディネートでは大切なポイント。
しかし全てをフォーマルで揃えるよりも、テイストをミックスさせることで隙が生まれ、それが抜け感に繋がります。
スニーカーというフォーマルから外したアイテムを1つ入れることで、一気におしゃれ感が増すでしょう。
足が痛くならず歩きやすい
ヒールのあるブライダルシューズでは歩きにくい場所でも、スニーカーだと安心です。
スニーカーはその優れた機能性から、足をとられやすい砂浜でのロケーション撮影や、でこぼこした石畳でも歩きやすいのが特徴。
また挙式・披露宴は意外と長丁場なので、1日中履いていても足が痛くならないのも嬉しいポイントです。
ウエディングドレスという普段と違う装いでは歩くだけでも大変なので、足元は歩きなれたスニーカーだと心強いでしょう。
結婚式後も履く機会が多い
結婚式という特別な日のために用意するブライダルシューズは、式後は履く機会がめったにありません。
スニーカーは普段使いしやすいアイテムなので、結婚式の後も使用する機会が多いです。
1日のためだけにブライダルシューズを用意するのは気が引けますが、いつでも履けるスニーカーだと気軽に用意しやすいでしょう。
ウエディングドレスにスニーカーを合わせるデメリット
ウエディングドレスにスニーカーを合わせるデメリットを2つご紹介します。
デメリットは、工夫次第で解決できることもあるでしょう。
スニーカーを合わせられない結婚式場もある
式場によっては、結婚式でスニーカーを合わせるのがNGな場合もあります。
荘厳なチャペルのバージンロードなど神聖な場所では、フォーマルな靴を合わせる方がふさわしいでしょう。
結婚式は厳かな雰囲気に合わせてフォーマルな靴でコーディネートして、披露宴ではスニーカーに履き替えるなど一工夫を。
場面に応じて靴をはじめ小物をマイナーチェンジすると、1着のウエディングドレスを2度楽しめるのでおすすめです。
ゲストの賛同を得られない可能性もある
年配のゲストなど、ウエディングドレスにスニーカーを合わせることに違和感を覚える方もいらっしゃるかもしれません。
ゲストも参列するマナーとして正礼装を着用してきますので、新郎新婦さまだけカジュアルダウンしていると失礼にあたる場合も。
スニーカーコーデは前撮りで楽しむに留めておくか、ガーデンに出る時だけなど場面に応じて使い分けしてみてはいかがでしょうか。
レストランウエディングなどカジュアルな雰囲気の披露宴では、それほど気にしなくても良いかもしれません。
スニーカーにこだわりのあるおふたりなら、ゲストにもスニーカーのドレスコードを案内して、ゲストと一緒に楽しむのもありですね。
結婚式におすすめのスニーカー
ここからは具体的に、結婚式を彩るのにおすすめのスニーカーをご紹介します。
スニーカーの種類は豊富なので、ウエディングにふさわしいスニーカー選びの参考にしましょう。
1.定番のコンバース
ウエディングドレスにスニーカーコーデの定番といえばコンバース。
キャンバス生地に赤いラインが特徴的なオールスターシリーズは、1917年に生産されて以来、長く愛されてきた飽きのこないデザインです。
ベビーやキッズのモデルも展開されていて、サイズのラインナップがとても豊富。
新郎新婦様はもちろんお子様もいるファミリーでも、お揃いにしやすいのが嬉しいポイントです。
2.白色のスニーカー
カジュアルなスニーカーでも純白のドレスやタキシードに合わせて白を選べば、ドレスにコーディネートしやすいでしょう。
シンプルな色使いの中で、あえてブーケを色鮮やかにするなどセンスある写真も撮影可能です。
一口に「白」と言っても、真っ白からオフホワイト、アイボリーなどトーンの違いがあります。
ドレスに合わせた白さを選ぶと、スニーカーがドレスに馴染みやすいでしょう。
3.ラメ入りの靴ひも
日常使いのアイテムであるスニーカーも靴ひもをラメ入りに変えるだけで、結婚式の特別な1日を彩るアイテムに早変わり。
ゴールドやシルバーのラメでスニーカーもドレス仕様にアレンジしてみましょう。
ラメ以外にも、サテンやオーガンジー、レース素材の靴ひもで大きめのリボン結びをするのもドレッシーになり魅力的です。
派手な方が意外とドレスに馴染むこともあります。
4.色違いのスニーカー
新郎新婦様でお揃いにする時には、色違いのスニーカーもおすすめ。
定番のコンバースも色が変わると、雰囲気がガラッと変わります。
新郎様は青、新婦様は赤など色を替えてお揃いにすると、それぞれの個性が出て可愛らしいでしょう。
真っ白なコーデに色を入れると目を引きますので、スニーカーを目立たせたい時にはカラースニーカーを取り入れてみてくださいね。
5.靴底がおしゃれなシューズ
前撮りでは靴底にデザインのあるスニーカーがおすすめです。
靴底におふたりのイニシャルやメッセージを載せてみてはいかがでしょうか。
おふたりで足を伸ばして座り、靴底を見せるポーズで写真を撮るという遊び心も面白いでしょう。
赤い靴底がアイコニックなルブタンからもスニーカーは出ています。
チラッとのぞく靴底がおしゃれで一瞬も見逃せないほど細部にまでこだわったコーディネートに、ゲストは目を離せないでしょう。
6.高さのあるスニーカー
スニーカースタイルが気になるけど、ヒールのある靴でスタイルアップもしたい花嫁さまにおすすめなのがこちら。
+diana(プラスダイアナ)のブライダルエディションスニーカーです。
ヒールの高さは6cmと9cmの用意があるので理想のスタイルに合わせて選びましょう。
エレガントで大人の女性に人気なシューズブランドが展開するスニーカーだけあって、上品さのある素敵なフォルムです。
スニーカーのボリューム感を残しつつも、スタイルアップして写真映えするでしょう。
ウエディングドレスとスニーカーの合わせ方
ウエディングドレスとスニーカーを合わせるコツをご紹介します。
どんなドレスやシーンに合わせたらよいか、参考にしてくださいね。
スニーカーが似合うウエディングドレスのデザイン
スニーカーに合わせるのはロングトレーンなど荘厳な雰囲気のドレス以外なら、どんなドレスでもOK。
特に制限はないので、どのようなデザインでも意外と合わせることができます。
ミニ丈やフィッシュテールなどの足元が見えるドレスは、お洒落をした足元を際立たせてくれるため特に相性が良いでしょう。
ウエディングドレス×スニーカーが似合うロケーション
つづいてはウエディングドレスにスニーカーを合わせた際に、似合うロケーションについてご紹介します。
スニーカーというカジュアルアイテムを取り入れると、開放的でアクティブな雰囲気にも似合うようになります。
フォーマルとは正反対に感じる海や緑がいっぱいの自然豊かなシチュエーションでも、ドレスが馴染みやすくなるでしょう。
- ガーデン
- 海辺
- アメリカンスタイルなレストラン
- 海外ロケーションフォト
▼ガーデン
開放的な雰囲気のガーデンウエディングには、スニーカーコーデがぴったり。
足元を彩る芝生やお花などナチュラルな中では、スニーカーがとても似合います。
でこぼこしたガーデンでも歩きやすいので、スニーカーが重宝するでしょう。
▼海辺
砂浜でのロケーション撮影など、海辺でのウエディングにもスニーカーは合うでしょう。
柔らかい砂にはヒールが埋もれてしまって歩くのが大変なので、歩きやすさとおしゃれさを兼ね備えたスニーカーがぴったり。
はだしでも履きやすいスリッポンタイプなどが特におすすめです。
▼アメリカンスタイルなレストラン
コンバースに代表されるようにスニーカーといえばアメリカンなイメージがありますよね。
チェックシャツやデニムシャツ、テンガロンハットなど、他のアメリカンテイストなアイテムを合わせるとGOOD。
レストランウエディングだと、カジュアルなコーディネートが似合いやすいでしょう。
▼海外ロケーションフォト
海外でロケーション撮影をされる方にも、スニーカーコーデはおすすめです。
慣れない旅先では、履き慣れた歩きやすいスニーカーの方が足が疲れません。
ニューヨークやパリなどおしゃれな街中をスニーカーで歩きながら撮影すると、歩いているだけで絵になるでしょう。
まとめ:ウエディングドレスにスニーカーを合わせておしゃれ花嫁に♪
ウエディングドレスに合わせるシューズについても、細部までこだわりたいですよね。
本記事ではウエディングドレスにスニーカーを合わせるコーディネートについてご紹介しました。
スニーカーコーデのメリットやデメリット、具体的なスニーカーアイテム、似合うシーンなどは参考になりましたでしょうか。
自分に似合う理想のスニーカーコーデを見つけて、おしゃれな花嫁さまになれると良いですね。