結婚式のアイテムは費用を抑えるためにも、できるだけ手作りできたら良いですよね。
ただ、どんなアイテムが手作りできるのかわからないという人も多いはず。
せっかく結婚式のアイテムを手作りするなら、安っぽいデザインではなくおしゃれな仕上がりにしたいですよね。
「結婚式ではどんなアイテムが手作りできるの?」
「手作りする時のポイントが知りたい」
「アイテム別に手作りする難易度か知りたい」
この記事では、このようなお悩みに元ウエディングプランナーがお答えしていきます。
結婚式で手作りできるアイテムの種類や、手作りする際のポイントについても紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
結婚式のアイテムを手作りして、節約しながらオリジナリティ溢れるウェディングにしよう!
結婚式で手作りできるアイテムって何?
結婚式ではアイテムを手作りすることに制限がなく、基本的には二人の好きなものを手作りしてOKです。
ただ、手作りの食品などは衛生面から持ち込みできない式場がほとんどなので注意しましょう。
手作りアイテムは、二人の結婚式にオリジナリティをプラスしてくれるので、積極的に取り入れてみてくださいね。
また、手作りしたものを式場に持ち込むと、「持込料」がかかるケースも多いです。
式場によって持込料のかかるものと、かからないものに違いがあるので、アイテムを手作りする前にしっかり確認しておきましょう。
手作りできるウェルカムスペースのアイテム
結婚式でゲストが一番最初に目にするウェルカムスペース。
ここには二人らしいアイテムを飾って、ゲストをおもてなしすると良いですよ。
手作りにおすすめのウェルカムスペースのアイテムはこちら!
それぞれ手作りするポイントなどを詳しくみていきましょう。
1.ウェルカムボード
式場の受付スペースやエントランスに飾り、ゲストを迎えるウェルカムボード。
内容や大きさに特に決まりがないため、二人の好きなデザインで手作りできるアイテムです。
手作りする際には、挙式日・二人の名前・WELCOMEの文字を入れるとまとまりのあるデザインになりますよ。
前撮り写真を使っておしゃれにしたり、イラストを使ってPOPにしたり、二人のイメージに合うものを手作りしてみてくださいね。
▼ウェルカムスペースの装飾アイディアはこちら!
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/9947/
2.フォトパネル
ウェルカムスペースの壁を飾るフォトパネルも手作りできます。
前撮りの写真やカラーパネルをうまく組み合わせて、二人の展示会のような雰囲気にできるアイテム。
100均のパネルにコンビニなどで印刷した写真を貼るだけなので、簡単に手作りできるのも嬉しいですよね。
手作りやDIYが苦手な花嫁さんでも挑戦しやすいので、ぜひ取り入れてみてください。
3.受付サイン
受付サインとは、受付台に置く両家名が表示された看板のようなもののこと。
ゲストに受付がどちらか分かりやすくするためのアイテムなので、「新郎側」「新婦側」と一目で分かるデザインにすることが大切。
手作りする場合は、Groom・Brideの英語表記を使うと、簡単におしゃれな仕上がりになりますよ。
写真サイズで手作りすればフォトフレームに入れるだけで完成なので、こちらもDIY初心者さんにおすすめです。
▼受付サインを手作りする方法はこちらで紹介してます
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/8904/
手作りできるペーパーアイテム
結婚式のアイテムの中でも手作りする花嫁さんが多いのが、ペーパーアイテム。
ペーパーアイテムを手作りすると、式場で頼むよりも大幅に費用を節約できるのが魅力です。
手作りにおすすめのペーパーアイテムはこちら!
それぞれ手作りするポイントなどを詳しくみていきましょう。
1.招待状・Save The Date
二人の結婚式の第一印象となる招待状。
招待状には必要なものが多いため、DIYや手作りが得意な花嫁さんにおすすめのアイテムです。
▼招待状の手作りに必要なアイテム
- 本状
挨拶や式の詳細を記載する - 返信はがき
ゲストが出欠の返信をする用のはがき - リクエストカード(付箋)
受付やスピーチをお願いする - マップ
式場周辺の地図 - インフォメーション
送迎バスや式場でのヘアセットの案内など - 封筒
招待状の案内をまとめて送れるサイズのもの
招待状の手作りが難しそうという人には、Save The Dateの作成がおすすめ!
Save The Dateとは、挙式日が決定したことをお知らせするもの。
ハガキ1枚で作成でき、デザインや文面にも決まりがないので手作りしやすいアイテムです。
▼招待状を100均で手作りする方法はこちら!
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/8588/
▼Save The Dateについて詳しく知りたい人はこちら!
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/6369/
2.席札
結婚式のペーパーアイテムの中でも、手作りしやすいアイテムが席札です。
席札は、披露宴会場の席に置くゲスト一人ひとりの名前を書いたもので、デザインや形に決まりはありません。
ペーパータイプ、ミラー、靴べら、リボンの装飾付きなど、二人の好みによってデザインのアイデアは様々です。
また、席札はテーブルコーディネートの一つなので、サイズ感には注意して手作りすると良いでしょう。
装花や会場コーディネートに合わせてDIYしてみてくださいね。
3.プロフィールブック
新郎新婦のプロフィールを一冊にまとめたプロフィールブックは、手作りする花嫁さんも多いアイテムです。
「ペーパーアイテムの中で一番こだわった!」という声も多く、こだわった分だけゲストからの評判も良いアイテムになるでしょう。
サイズに関しては、A5・B5・正方形タイプで手作りすると、ゲストも見やすく持ち運びの負担にもならないのでおすすめですよ。
最近では、雑誌風デザインのプロフィールブックがトレンド!
二人の好きなものやゲストとの思い出、前撮り写真などを載せて、二人らしさ溢れるプロフィールブックを作ってみてくださいね。
4.メニュー表
メニュー表は、比較的簡単に手作りできるのでDIY初心者の人にもおすすめ!
ゲストごとに名前を変える必要もなく、プロフィールブックのように情報量も多くないので、挑戦しやすいアイテムです。
メニュー表は、披露宴中ゲストに最も使われるペーパーアイテムなので、見やすく使いやすいサイズ感で作るのがポイント。
また、結婚式で提供されるフレンチ料理は、名前に馴染みがなく間違いやすいので表記に注意しながら作成しましょう。
作成後は、プランナー確認も忘れずに行ってくださいね。
5.サンクスタグ
プチギフトや引き出物バックに付けて、オリジナリティをプラスできるサンクスタグ。
サンキュータグやサンキューシールとも呼ばれ、ギフトのサイズに合わせて手作りする花嫁が多いアイテムです。
洋服屋さんのタグをモチーフにして作ったり、オリジナルのシールにしてみたり、デザインアイデアも新郎新婦によって様々。
タグにする際に使用する「タグ紐」は、100均よりもネットの方が探しやすくリーズナブルに購入できるのでおすすめです。
6.エスコートカード
エスコートカードとはゲストの名前とテーブルナンバーを記載したカードのことで、披露宴の席をゲストに知らせる役割があります。
席次表の代わりにウェルカムスペースに飾られることが多く、海外では定番の演出です。
エスコートカードのデザインや飾り方には決まりがないので、二人の結婚式のイメージに合わせて手作りしてみてくださいね。
ゲストの人数分のカードを飾るため、大きさは手のひらサイズくらいにすると綺麗に飾れるのでおすすめです!
手作りできる挙式のアイテム
挙式で使うアイテムの中にも、手作りできるものがあります。
挙式スタイルに合わせて使用するアイテムにもオリジナリティをプラスしてみてくださいね。
手作りにおすすめの挙式アイテムはこちら!
それぞれ手作りするポイントなどを詳しくみていきましょう。
1.リングピロー
リングピローとは、挙式中に指輪交換をするまで指輪を置いておくケースのようなもの。
リングピローは、挙式スタイルに関わらず好きなデザインのものを使用することができます。
▼リングピローの種類
- クッションタイプ
- ガラスボックス
- かごタイプ
- 石モチーフ
- 木モチーフ
- オリジナルデザイン etc……
100均のアイテムでも十分に手作りできるので、二人のイメージに合うものをDIYしてみてくださいね。
和風リングピローの作り方について解説した記事もあります。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/4543/
2.結婚証明書
結婚証明書とは、二人の結婚を証明するものとして挙式中にサインする誓約書のようなもの。
最近の挙式演出の中で、一番新郎新婦のオリジナリティを出せるアイテムです。
新郎新婦の好きなものをモチーフにした証明書や、ゲスト参加型の証明書など、アイデアも豊富。
▼手作りできる結婚証明書アイデア
- 二人の写真にゲストからサインをもらう
- ウエディングキャンバス
- ウエディングツリー
- アクリル板にドライフラワーを挟んだ証明書
▼ウェディングキャンバスの作り方はこちらから!
URL:https://72wedding-idea-box.com/2023/05/23/weddingcanvas/
3.フラワーシャワー
挙式退場時にゲストに参加してもらうフラワーシャワーも、手作り可能なアイテムです。
式場で頼む場合は生花で用意してくれますが、一人当たり200円程度の費用がかかります。
実は、フラワーシャワーは招待人数が多ければ多いほど、費用が高くなるアイテムなんです。
ゲストの人数が多い新郎新婦は、フラワーシャワーを手作りできればかなりの節約になるのでおすすめです。
材料は100均の「フラワーペタル」というアイテムが最適なので、人数に応じて数袋購入しましょう。
手作りできる披露宴のアイテム
披露宴で使用する演出の中にも、手作りできるアイテムがあります。
取り入れる演出や進行内容に合わせて、DIYにトライしてみてください。
手作りにおすすめの披露宴アイテムはこちら!
それぞれ手作りするポイントなどを詳しくみていきましょう。
1.ウエディングムービー
披露宴中に上映するウエディングムービーも、手作りすることが可能です。
ただ、動画の編集やPC作業がメインになるので、DIY初心者には難しいアイテムです。
DIYが得意で自分たちらしいムービーを上映したいという新郎新婦にはおすすめなので、ぜひ手作りしてみてくださいね!
▼オープニングムービー(1~2分)
披露宴の入場前に上映するムービーで、二人の入場演出を盛り上げてくれます。
前撮りの写真や動画を編集しておしゃれな映像にしたり、オマージュ映像にしたり、様々なアイディアがあります。
オープニングムービーは、二人の披露宴が楽しみになるような映像に仕上げるのがポイントです。
▼プロフィールムービー(5分程度)
主に新郎新婦の中座中に上映されることが多く、二人の生い立ちやゲストとの思い出などをムービーにまとめたものです。
一から手作りする場合も、安っぽくならないようにアニメーションや素材選びには注意しましょう。
また、プロフィールムービーにおいては曲選びも重要です。
選曲次第で感動系になったり盛り上がるムービーに変わるので、二人のイメージに合った曲をチョイスしてみてくださいね。
▼プロフィールムービーにおすすめの曲はこちら!
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/9623/
▼エンドロール(3〜4分)
披露宴のクライマックスで上映するムービーです。
式場で頼むと、ウエディングムービーの中で一番高額になるアイテムです。
当日の様子を撮影・編集・上映まで行うので、手作りすることは難しい映像ともいえます。
ただ、二人の写真のスライドショーやゲストへの感謝を伝える内容なら手作りすることも可能です。
エンドロールを手作りする方法は下記の記事でご紹介しています。
▼エンドロールを手作りする方法
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/10325/
2.両親記念品
結婚式では、両親へ感謝を伝えるギフトとして記念品を贈呈するシーンがあります。
この両親への記念品も手作りする花嫁が増えています。
例えば、子育て感謝状や生まれた時と同じ重さで作るウエイト米・ウエイトドールなどが、手作りしやすいアイテムでしょう。
特に、100均のフォトフレームで作る子育て感謝状は、簡単でおしゃれに仕上がるので人気ですよ。
▼子育て感謝状の作り方はこちら!
URL:https://72wedding-idea-box.com/2023/12/21/kosodatekansyajodiy/
3.プチギフト
プチギフトとは、ゲストをお見送りする際に全員に手渡しする小さなギフトのこと。
一つひとつが小さいため手作りしやすいアイテムです。
▼プチギフトにおすすめのアイテム
- キャラメル
- クッキー
- キャンディ
- ミンティア
- ティーパック
- ドリップコーヒー
- 水
- リンゴジュース etc……
プチギフトには、オリジナルのタグやシールなどでラッピングして、最後までゲストへのおもてなしを忘れないようにしましょう。
ラッピングに迷ったら、先ほどご紹介したサンキュータグを付ければ間違いなしです!
▼おすすめのプチギフトはこちら!
URL:https://72wedding-idea-box.com/2023/05/17/puchigiftdrink/
まとめ:結婚式のアイテムをできるだけ手作りしておしゃれに節約しよう!
いかがでしたか?
今回は、結婚式で手作りできるアイテムの種類や、手作りする際のポイントについてご紹介していきました。
結婚式では、手作りするアイテムにほとんど制限はありません。
式場に持ち込む際は、プランナーさんへ持込料の確認を忘れないようにしましょう。
結婚式で手作りするアイテムに悩んだ時は、ぜひ今回の記事でご紹介した15個のDIYアイデアを参考にしてみてくださいね!