結婚式の参列後にそのまま続けて二次会へ参加する予定があると、着替えた方がよいかどうか迷いますよね。
結婚式にどんな服装で参列したか、二次会の会場がどんな場所かによっても変わるでしょう。
「二次会の服装の選び方は?」
「着替えを用意しようかどうしようか……」
「簡単なイメチェン方法を知りたい」
本記事では、結婚式・披露宴に続いて二次会へ参加する際の着替えの有無や着替え方法などをご紹介しています。
他にも性別ごとの手軽なイメージチェンジの方法も元ウエディングプランナーがアドバイスしていますので、参考にしてくださいね。
二次会で着替えるケース
結婚式・披露宴にはフォーマルな服装で参列するため、そのまま二次会へ出席する際にも着替えは不要です。
ただし、時と場合によっては着替えが必要になってくることも。
- 結婚式・披露宴に振袖や着物で出席した場合
- 披露宴から参加のゲストが少ない場合
- 二次会から雰囲気が大きく変わる場合
- イメチェンして二次会に参加したい場合
- 二次会にドレスコードが指定されている場合
以上のような場合には、二次会前に着替えると良いケースです。
結婚式や披露宴に出席する服装の方が、二次会に出席する服装に比べてより格式の高いフォーマルさが求められます。
反対にカジュアルな雰囲気の二次会では、フォーマル感が強すぎると浮いてしまうこともあるでしょう。
着物の着用は挙式・披露宴にとどめ、二次会ではイメチェンしたり、ドレスコードに合わせて着替えても良いかもしれません。
着替える時の服装の選び方
結婚式・披露宴に参列した後、二次会までの間に着替える場合の服装の選び方についてご紹介します。
二次会の会場の雰囲気や服装マナーを踏まえて、着替えるかどうか検討しましょう。
会場の雰囲気に合わせて選ぶ
二次会の会場は、ホテルやレストラン、カフェバーや居酒屋などさまざまです。
会場の雰囲気にふさわしい服装をご紹介しますので、参考にしてくださいね。
二次会での服装については以下の記事でも解説しています。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7374/
▼フォーマルな会場:ホテルや高級レストラン
ホテルや高級レストランでは格式のあるフォーマルな服装が似合うので、結婚式に参列するのと同様の服装がふさわしいでしょう。
男性ならフォーマルスーツ、女性ならパーティードレスのような正装がおすすめです。
格式のある場所ではTPOに合わせたきちんとしたスタイリングができると、大人のマナーとして恥ずかしくないでしょう。
▼セミフォーマルな会場:レストランやカフェの貸切
レストランやカフェなどセミフォーマルな会場では、結婚式参列よりも少しカジュアルな着こなしになってもOKです。
女性はワンピースやアンサンブルに膝丈スカート、エレガントなオールインワンなどが二次会にはふさわしいでしょう。
男性はジャケットにパンツスタイルや、上着を脱いでワイシャツにベストの着こなしなどがおすすめです。
結婚式・披露宴に出席したゲストの中で二次会に行く人が少ない場合は、参列衣装のままでは浮いてしまうかもしれません。
▼カジュアルな会場:居酒屋やカラオケのパーティールーム
居酒屋などカジュアルな雰囲気の会場では、フォーマルでかしこまった服装よりも、カジュアルダウンした服装がおすすめ。
女性ならブラウスにスカートや、ドレッシーなパンツスタイルなどでもOKです。
男性ならシャツにスラックスやセットアップなど、スーツよりも少し肩の力を抜いたコーディネートが似合います。
ただし男性も女性もジーパンやミニスカート、半ズボンなどの普段着ではカジュアルすぎます。
二次会と言えども結婚のお祝いパーティーなので、おめかしした装いで参加しましょう。
基本的には結婚式の服装マナーを守る
二次会もお祝いの席なので、マナーを守っておしゃれを楽しみましょう。
結婚に関するマナーは、どのような場面でも共通しています。
二次会でも気を付けたい服装マナーは、下記をご覧ください。
- 白や黒一色はNG
- ファー素材やアニマル柄はNG
- 新郎新婦より目立たない服装
- 露出しすぎない
- カジュアルすぎない(スニーカーなど)
新郎新婦さまが主役の結婚祝いなので、お二人よりも目立つのは控え、縁起の悪いものを連想させない服装がふさわしいでしょう。
平服でお越しくださいと言われた場合
二次会でのご案内に「平服で」と記載があったとしても、Tシャツにデニムなどの普段着で大丈夫という訳ではありません。
「平服」は平常時に着る服という意味ですが、結婚祝いの席で使われる場合は、正礼装でなくてもOKという意味合いになります。
つまり、フォーマルなパーティードレスやスーツを着用しなくても良いという意味合い。
「かしこまった服装で気を遣わずに、気軽にお越しください」という新郎新婦さまの心遣いの表れです。
慶事にふさわしい品のある服装を心がけましょう。
着替える場合の注意点
二次会での服装マナーがイメージできたところで、結婚式・披露宴後に着替えをする場合に注意したいポイントをご紹介します。
着替える場所があるか
二次会前に着替えをしたいと考えた時に、最も大切なのは着替え場所の確保です。
せっかく着替えを準備して行っても、着替え場所がなければ意味がありません。
事前に着替える場所があるか確認しておく必要があります。
- 披露宴会場の更衣室
- 二次会の会場にある更衣室
- 着付けを行った美容室
- 化粧室
などが着替え場所として挙げられます。
ただし、披露宴会場や二次会会場の更衣室は新郎新婦さまも使用する可能性があるので、使用できるかどうか問い合わせは必須です。
着替えの入った荷物を置ける場所があるか
二次会に向けて着替えを予定していると、挙式・披露宴中は二次会用の着替えをどこかに置いておきたいですよね。
また着替えた後は着ていた服が荷物になるので、保管場所を考えておきましょう。
駅のコインロッカーや会場のクロークなど、大きい荷物の預け先があると便利です。
二次会の開宴時間に間に合うかどうか
挙式・披露宴が終わった後に着替えをする場合、着替える時間がどのくらいあるかも確認しておきたいポイント。
披露宴は2時間半〜3時間ほどを予定している場合が多いですが、予定時間より長引く可能性もあります。
二次会の開宴時間まで余裕のあるスケジュールで、着替え時間を考えましょう。
簡単にイメージチェンジするには
大がかりな着替えではなく簡単にイメージチェンジを行える方法をご紹介します。
女性の服装をカジュアルダウンする方法
女性は結婚式・披露宴ではパーティードレスを着用する場合が多いので、ドレスはそのままに小物などマイナーチェンジがおすすめ。
どんなマイナーチェンジがあるかご紹介します。
- アクセサリーを変える
- ヘアスタイルを変える
- 羽織り物を変える
- バッグで華やかさを出す
- 靴を変える
1.アクセサリーを変える
イヤリングやピアス、ネックレスなどのアクセサリーを変えると手軽です。
結婚式では品のあるパールのアクセサリー、夜の二次会は煌めきのあるゴールドのアクセサリーのように変化をつけてみては?
アクセサリーならかさばらずに持ち歩きもしやすいので、おすすめです。
また写真は上半身が映ることが多いので、アクセサリーを変えると後で見返しても変化がわかります。
2.ヘアスタイルを変える
ヘアアレンジが得意な方は、ヘアスタイルを変える方法もあります。
挙式・披露宴ではアップスタイルで、二次会の際にはハーフアップに変えるなど、髪型は自由自在。
会場の更衣室や化粧室などで、髪の毛のスタイルチェンジをして雰囲気を変えましょう。
自分でヘアスタイルを変える予定の場合は、事前に練習しておくのがおすすめです。
美容室でヘアセットしてもらいたい場合は、予約を忘れずに。
3.羽織り物を変える
ドレスの上に羽織る物を変えるだけでも印象がぐっと変わります。
挙式・披露宴ではボレロやショールを羽織る事が多いですが、二次会ではカーディガンやジャケットなどでも良いかもしれません。
ネイビーやベージュなどベーシックなドレスの場合には、鮮やかなカラーの羽織り物にすると二次会では華やかです。
ピンクやオレンジ、ミントグリーンなどがおすすめ。
4.バッグで華やかさを出す
二次会ではバッグを持ち変えるのもイメージチェンジの1つの方法です。
夜のライトの中では、ラメや光沢感のある生地のバッグやスパンコール・ビジューがたっぷりの煌びやかなバックが映えるでしょう。
二次会では少し大きめのバッグにして、挙式・披露宴で使ったバッグをバッグinバッグにして中に収めると便利です。
5.靴を変える
おしゃれは足元からと良く言われるように、靴を変えるのもおすすめです。
長時間ヒールの高い靴を履いているのは足にも負担がかかるので、二次会ではヒールが低めのパンプスにするなど。
靴を持ち歩かないといけないので、少し荷物になるのは想定しておきましょう。
男性の服装をカジュアルダウンする方法
男性のイメージチェンジの方法をご紹介します。
男性はシャツにベスト、上着にパンツと着用アイテムがたくさんあるので、どれを変えようか考えながら読み進めてくださいね。
- シャツを変える
- ネクタイ・チーフを変える
- ベストを変える
1.シャツを変える
スーツの中に着るワイシャツの色を変えると大きく印象が変わるでしょう。
挙式・披露宴では白いシャツを、二次会ではカラーシャツを選んでみては。
ただし、シャツを着替えるには更衣室などが必要なので、着替え場所をあらかじめ考えておきましょう。
2.ネクタイ・チーフを変える
ネクタイやポケットチーフを変えると、手軽にイメージチェンジできるでしょう。
ネクタイの色や柄が華やかなものは、二次会向きです。
ネクタイピンをつけてもおしゃれでしょう。
ネクタイやチーフはコンパクトなので、荷物にならずおすすめです。
3.ベストを変える
ジャケットの下に着るベストを着替えるのもおしゃれでしょう。
ホテルなどのフォーマルな二次会の会場でなければ、ワイシャツ+ベストだけでも良いかもしれません。
まとめ:スムーズに着替えて二次会に参加しよう
いかがでしたか。
結婚式に参列後、続けて二次会に出席する際の服装についてまとめました。
結婚式と二次会の両方に出席する場合、同じ服装のままで良いか悩んでしまいますよね。
会場の雰囲気や二次会に出席するメンバーによっては、着替えても良いかもしれません。
本記事では、二次会の服装マナーや二次会前に着替える際の注意点、性別ごとのイメージチェンジのやり方についてご案内しました。
スムーズに着替えて、おしゃれに二次会を楽しんでくださいね。