結婚式のお呼ばれに人気の黒ドレスを、上品に着こなせたら素敵ですよね。
お祝いの場では、素材やデザイン、合わせる小物などで華やかさを演出することが大切です。NGコーディネートをしてしまうと、喪服のように見えてしまうかもしれません。
そこで今回解説するのは、結婚式のお呼ばれで黒ドレスを着るときのマナーや、華やかに見えるコーディネートです。レンタルできる、状況に合わせたおすすめの黒ドレスも紹介します。
お祝いの場では、素材やデザイン、合わせる小物などで華やかさを演出することが大切です。「結婚式で黒ドレスを着たい」「おしゃれなコーディネート方法を知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください!
結婚式で黒ドレスを選ぶ際の基本マナー
黒ドレスは、結婚式のお呼ばれ服として人気です。
装飾が控えめな黒一色のドレスを「リトルブラックドレス」と言います。もともとは喪服のイメージが強かった黒ドレスを、シャネルが1926年にモードなドレスとして発表したのが発端です。
それ以降、黒ドレスはパーティシーンにもOKな衣装になりました。
しかし、シンプルすぎると喪服のように見えてしまうかもしれないので、結婚式にふさわしいドレス選びが大切です。ここでは、結婚式で黒ドレスを選ぶ際の基本マナーを紹介します。
黒一色にしない
結婚式で黒ドレスを着る時は、黒一色にしないようにしましょう。
黒のドレスを着ることは問題ありませんが、小物などもすべて黒で統一してしまうと、喪服のように見えてしまいます。
羽織ものやアクセサリー、バッグや靴に明るい色を取り入れて、華やかさを意識することが大切です。
光沢と透け感を出す
黒ドレス自体を華やかに見せるためには、光沢と透け感を出すとよいでしょう。
光沢のあるシルクやサテン生地は、光の反射で輝いて高級感を演出してくれます。繊細なレース生地は、上品な華やかさを感じられるでしょう。
秋冬は、光沢があり季節感を感じるベロアやベルベット生地もおすすめです。
華やかなアクセサリーを身に着ける
黒ドレスには、華やかなアクセサリーを合わせましょう。カラードレスには派手すぎるアクセサリーも、黒ドレスには上品に映ります。
ゴールドは大人の華やかさを、シルバーは洗練されたスタイリッシュさを演出してくれるでしょう。ナイトウェディングには、大ぶりなアクセサリーもおすすめです。
結婚式における黒ドレスのNGコーディネート例
結婚式では、喪服のように見えないコーディネートをすることが大切です。ここでは、結婚式における黒ドレスのNGコーディネート例を紹介します。
黒のストッキングと合わせる
結婚式の黒ドレスに、黒のストッキングを合わせるのはNGです。黒のストッキングは喪服に合わせるものなので、お祝いの席にはふさわしくありません。
結婚式の黒ドレスには、自然な肌色に近いベージュ系のストッキングを着用しましょう。細かなラメを施したものや、ビジューなどでワンポイントをあしらったストッキングもおしゃれです。
シンプルな真珠のアクセサリーと合わせる
黒のドレスにシンプルな真珠のアクセサリーを合わせるのも、喪服をイメージしてしまいます。特に、一連の真珠のネックレスや一粒真珠のイヤリングの組み合わせはNGです。
真珠のアクセサリーを使うなら、デザインに凝ったものを選びましょう。ゴールドやシルバー、ビジューを使った輝きのあるアクセサリーもおすすめです。
黒ドレスのお呼ばれコーディネート方法
黒ドレスを華やかに彩るためには、小物やアクセサリーとの組み合わせが大切です。ここでは、黒ドレスのお呼ばれコーディネートの方法を解説します。
羽織もので華やかさをプラスする
黒ドレスには、羽織もので華やかさをプラスしましょう。結婚式では座っていることも多いので、上半身を明るく見せることがポイントです。
ラメ入りのゴールドやシルバーのショールは、表情を輝かせてくれます。レース生地は、女性らしい柔らかさが演出できるでしょう。
エレガントに装うなら、ライトベージュのボレロがおすすめです。
バッグや靴で色を取り入れる
バッグや靴に色を取り入れることで、コーディネートにアクセントを加えることができます。シャンパンベージュやオフホワイトを合わせると、大人の上品なコーディネートができるでしょう。
おしゃれに見せるコツは、小物の色を同系色にして統一感を演出すること。大胆な色使いを楽しむなら、ピンクやイエローを取り入れるのもおすすめです。
デザイン性のあるアクセサリーと合わせる
デザイン性のあるアクセサリーと合わせることで、落ち着いて見える黒ドレスに表情が生まれます。シンプルなパールだと大人しすぎてしまうので、ゴールドやシルバー、ビジューなどで華やかさを演出しましょう。
ここでは、レンタルできるおすすめのアクセサリーも紹介しているので、コーディネートの参考にしてください。
おすすめのネックレス1
大きさの違うパールが2連になった、ショートネックレス。
パールをつなぐロンデルや、ゴールドをあしらったトップのビジューが、華やぎを加えてくれます。
大人の上品さを演出してくれる、輝きのあるアクセサリーです。
おすすめのネックレス2
大小さまざまのパールがランダムに並ぶ、ボリューム感のあるネックレス。
遊び心がありつつ、シルバーチェーンがスタイリッシュな印象を与えます。
ショートとロングどちらにもできるので、ドレスに合わせて調節が可能です。
おすすめのイヤリング/ピアス1
お花のような土台にパールをあしらい、リーフを組み合わせたイヤリング。
大きさの違うパールが実のようで、ぶどうのようにも見えるデザインです。
可愛らしさもありつつ、ゴールドがエレガントな印象を演出してくれます。
おすすめのイヤリング/ピアス2
しなやかに動くスネークチェーンを使った、リボンの形のロングイヤリング。
可愛いモチーフながらも、シルバーのメタリック感が、黒のドレスをモードに仕上げてくれるでしょう。
リボンの先が揺れるのもおしゃれです。
おすすめのヘアアクセサリー1
パールとリボン、ドライフラワーのパーツがセットになったアイテム。
髪にランダムに差し込むだけで、手の込んだヘアスタイルに見せてくれます。
ゴールドのカスミソウが、ヘアスタイルに華やぎを与えてくれるでしょう。
おすすめのヘアアクセサリー2
パールとシルバーのリーフがランダムに並ぶヘッドドレス。
髪にふわっと乗せて、両側のピンを挿すだけなので簡単です。
髪を華やかに彩りながら、落ち着いた色合いがエレガントなヘアスタイルを実現してくれます。
状況別おすすめのレンタル黒ドレス
黒ドレスを着る時は、季節感や立場も考慮して選ぶことが大切です。ここでは、状況別のおすすめドレスを紹介します。
どれもレンタル可能なので、気になる黒ドレスがあったらチェックしてみてください。
春におすすめのレース黒ドレス
チュールとレースを重ねた、エレガントな印象のドレスです。
袖のパフスリーブやレイヤードのエアリー感が、春らしい軽やかさを感じさせてくれます。
首元がすっきりしているので、デザイン性のあるネックレスを合わせると、さらに大人の上品さが演出できるでしょう。
夏におすすめの透け感黒ドレス
上半身がビスチェ風で、デコルテから腕にかけての透け感が涼し気なドレス。
ウエストのリボンもアクセントになっています。
薄手で軽いジョーゼット生地は、風通しがよいだけでなく、きれいなドレープ感も楽しめるでしょう。
羽織ものなしで過ごせるのもポイントです。
秋におすすめの襟付き黒ドレス
スタンドカラーの襟が付いた、ベロア生地のロングドレス。
厚みのあるドレスを軽やかに見せてくれるデコルテのオーガンジーがポイントです。
立体的なふくらみのある袖も、ドレスに動きを加えてくれます。
ウエスト背面のリボンが、フェミニンさも演出してくれるでしょう。
冬におすすめのラメ感黒ドレス
シンプルなデザインながら、全体にラメが施されたチュール生地が華やかなドレス。
広がりすぎないフレアスカートが、エレガントです。
丈が長めでも、チュールの透け感で重さを感じません。
襟や袖口のメロウ加工が、華奢で繊細な印象を与えます。
親族におすすめの黒ドレス
親族の場合は、おもてなしをする側としてのきちんと感も必要です。ここでは、親族におすすめの黒ドレスを年代別に紹介します。
▼30代におすすめの長袖黒ドレス
ウエストのクロスラインとフレアスカートのドレープ感が、美しいシルエットを生み出してくれるドレス。
前上がりのスカートが、女性らしさを演出してくれます。
長袖でも、シアー感があるため重すぎません。
袖口のパールが、さらに上品さをプラスしてくれます。
▼40代におすすめのロング丈ドレス
ジャガードのトップスにプリーツのスカートを組み合わせたドレス。
シルエットはシンプルですが、異素材の組み合わせが大人のおしゃれを感じさせてくれます。
ジャガードの柄は、顔周りに華やぎを与えてくれるでしょう。
歩くたびに揺れる落ち感のあるスカートも素敵です。
まとめ:結婚式には黒のお呼ばれドレスでもOK
結婚式のお呼ばれに黒ドレスを着ても大丈夫ですが、黒一色やシンプルすぎるコーディネートでは喪服のように見えてしまいます。
華やかに装うには、アクセサリーや小物で差し色を入れたり、羽織もので明るい印象を取り入れることが大切です。
この記事では、黒ドレスの選び方やコーディネート例を解説してきました。
おすすめで紹介した黒ドレスやアクセサリーはどれもレンタルできるので、気になるものがあったらぜひチェックしてみてくださいね。