ブライダルのサービススタッフって何? 仕事内容について | 結婚式場の選び方

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サービススタッフは、幸せな結婚式に立ち会い、新郎新婦のお手伝いができるとてもやりがいのある仕事です。

しかし、結婚式はあまり日常的に参加したり目にする機会の多いものではありません。そのため、実際お仕事についてわからないことや不安なことがある、という方も多いのではないでしょうか。

「実際に働く人は何に魅力を感じているの?」
「仕事内容ってどんな感じ?」
「ブライダルスタッフの仕事は大変?」

今回はこのような疑問や不安を抱える方向けに、ブライダルスタッフの仕事内容ややりがいについて解説します。就職についても触れていますので、興味のある方はぜひチェックしてみて下さい。

ブライダルサービススタッフとは

画像:白いテーブル装花とグラス類

まずはブライダルサービススタッフの勤務の基本情報をご紹介します。ブライダル業界は結婚式を基準に仕事をするため、一般的な会社員などとは勤務形態が異なります。勤務の条件は働くうえでとても大切な部分なので、はじめにしっかりチェックしておきましょう。

勤務日と労働時間

ブライダルサービススタッフの勤務日はシフト制の場合が多いです。働く式場の定休日などは固定休と考えて問題ないでしょう。それ以外の勤務日に関しては正社員・アルバイト関係なく式の日程に合わせたシフト制が基本です。

正社員は土日祝日の出勤は固定という会社も多いので、気になる人はあらかじめ確認しておくのがいいでしょう。

 

勤務先

サービススタッフはほとんどの場合、決まった式場で働きます。しかし、提携の式場を持っている会場の場合は、異動やヘルプ対応などで別の式場で働く可能性も考えられるでしょう。

勤務地にこだわりがある場合には、面接時などに勤務場所の確認を行うのが安心です。

 

休暇

ブライダル業界の平均的な休日日数は、月8〜9回といわれています。シフトで週に2日お休みがあり、たまに3日のこともある、というイメージ。

ただ、ゴールデンウィークやお盆休みなどの一般的な連休期間や祝日は出勤のことが多いです。結婚式を基準にシフトが動くため、世間的な休暇とお休みを合わせることが難しい、という覚悟は必要でしょう。

 

ブライダルサービススタッフの主な仕事

画像:セッティングされたテーブル

サービススタッフといえば、パーティー会場で働いている姿をイメージする方が多いでしょう。しかしサービススタッフには、そういったお客様に見える部分だけではなく様々な仕事があります。普段の仕事内容について紹介しますので、働いている姿を想像してみてください。

披露宴会場のセッティングと準備

まずは結婚披露宴が始まる前に、新郎新婦の希望の状態に合わせて披露宴会場のセッティングを行います。席札やメニュー表などのペーパーアイテムなどの配置、お料理の提供準備などお客様をお迎えする準備です。新郎新婦の1度しかない大切な時間を迎えるためにも、完璧かつ行き届いた支度をする必要があります。

 

サービング

披露宴が始まると、お料理やドリンクのサービング、使い終わった食器の撤去などが主な仕事です。簡単そうに思う方も多いのですが、結婚式は普通のレストランとは環境が大きく違います。

新郎新婦とのお写真や余興などでゲストの食事のペースはかなり乱れやすく、配膳にもある程度の配慮が必要です。新郎新婦の代わりに大切なゲストをおもてなしするという気持ちを持って、気遣いあるサービスが求められます。

 

片付けと次の準備

披露宴が終われば、使用した会場の片付けを行います。

式場によってはパーティーが1日に数件入っていることも当たり前です。次の披露宴が始まるまでに完璧に片付け新たなセッティングをするのは、本当に時間との勝負。チームワークも求められるので、周囲とのコミュニケーションも大切な仕事となります。







ブライダルスサービススタッフのやりがいと魅力

画像:手紙を読む新郎と寄り添う新婦

結婚式に携わる仕事にはたくさんやりがいを感じるシーンがあります。大変なことがあっても乗り越えられる、それ以上のやりがいを見つけることが大切です。

幸せな瞬間に貢献できる

披露宴は幸せな時間の連続です。楽しいシーン・感動的なシーン、結婚式のそういう部分を見たいという人には本当に魅力的な仕事でしょう。幸せな場面をみると、新郎新婦さんの幸せのお手伝いをしているという実感が得られます。

 

高いサービススキルを習得できる

ブライダルはサービス業の中でも、特に高いサービススキルが要求される現場です。新郎新婦や両家に代わって、お客様をおもてなしするためには、高いサービス技術を身につける必要があります。お料理やドリンク提供時の作法や、言葉遣い、身だしなみなど、幅広い知識が得られるでしょう。

 

ブライダル業界での経験を得られる

ブライダルは専門性の高い業界です。経験や業界の知識があることがとても重宝され、キャリアアップにも繋がります。サービススタッフは披露宴に実際に携わり、働きながら様々なブライダルの知識を身につけられる仕事です。

 

ブライダルサービススタッフになる方法

画像:パーティー会場の盛り付けされた料理

では実際にブライダルサービススタッフになるためには、どのような方法があるのかをご紹介します。雇用方法によって勤務形態や、福利厚生なども大きく変わるので、自分に合った方法をしっかり見極めましょう。

アルバイト

一番手軽で、すぐにサービススタッフとして実際に働き始めることができる方法です。ただし、基本的に昇進などのシステムがなく、正社員に比べて福利厚生などのサポートも少なくなります。

勤務時間に縛られず自由に働きたい方や、学生のうちからブライダルに関わりたいという方におすすめです。

 

専門学校からの就職

2年制のブライダル専門学校が日本各地にあります。授業の中で専門的な知識を学べるので、就職後は早い段階で戦力になる人も多いです。もちろんブライダル業界への就職には有利になります。

 

新卒入社

短大・4年制大学の卒業者に向けた新卒採用も行われています。1年に1度のため募集人数も多く、様々な会社を同時に受けられるので、就職しやすいタイミングです。同年代の同期にも出会えるため、高め合いながら仕事に取り組めるでしょう。

 

中途採用

会社ごとに不定期で募集される中途採用は、年齢に関係なく正社員や契約社員として就職できるチャンスです。ブライダル業界では、結婚出産後にサービススタッフを志す人もいます。中途採用では経験も重視されるので、サービス業の経験がある方などは就職に有利です。

 

役立つ資格とスキル

ブライダルコーディネート技能検定は、ブライダル業界の全般的な知識が身につく代表的な資格です。さらに、サービス接遇検定などのサービスの分野に特化した資格も追っておくと役立ちます。食事関係に特化した資格が欲しい場合には、レストランサービス技能検定などもおすすめです。

 

まとめ:ブライダルスタッフとなって貢献しよう

画像:Mr. とMrs. の札がかかったイス

ブライダルサービススタッフは、新郎新婦の大切なゲストと直接関わる仕事です。結婚式の素敵な部分も大変な部分を知ることができ、その分やりがいを感じられます

披露宴を円滑に進めるための準備や撤収、お客様へのサービスが基本的な仕事内容です。就職には様々な方法がありますが、アルバイトとしても正社員としても自分に合わせたスタイルで働くことができます。

絶対に必要な資格などはありませんが、高いサービススキルが求められる仕事です。お客様のためになにかしたい、と考えて働けることが重要なポイントとなるでしょう。

この記事をきっかけに素敵なブライダルサービススタッフが生まれることを祈っています。







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