挙式のみの結婚式はいくらかかる? 費用相場とスタイルを解説 | 結婚式場の選び方

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結婚式はさまざまなスタイルがあり、披露宴を行わずに挙式のみにするのも選択肢の1つ。
ただし、挙式のみのシンプルな結婚式でも、満足できる形を選びたいですよね。
挙式だけ行う結婚式では、費用やスタイル、ゲストの対応についてさまざまな疑問や不安が生まれるでしょう。

「挙式のみの結婚式のメリットやデメリットを知りたい」
「披露宴なしで大丈夫? 親族や友人は招待するの?」
「挙式だけの結婚式って、どれくらい費用がかかるの?」

本記事では、挙式のみの結婚式のメリット・デメリット、スタイル別の違いや費用の相場などを詳しく解説します。
自分たちに合った結婚式の形を見つけ、納得のいく選択をするための参考にしてくださいね。

挙式のみの結婚式とは

画像:誓いのキスを交わす新郎新婦

「挙式のみの結婚式」とは、披露宴を行わずに結婚の誓いを交わすセレモニーだけを行うもの。
新郎新婦様と家族、親しい友人だけが参加する少人数のケースが多く、シンプルながらも感動的な式を挙げられるのが特徴です。

費用を抑えつつ、結婚式の儀式を大切にしたいカップルに人気
挙式のみの結婚式について、メリットやデメリット、どんなスタイルで行うか、誰を呼ぶかなど詳しい内容を紐解いていきましょう。

 

挙式のみの結婚式を選ぶ理由

挙式のみの結婚式を選ぶ主な理由を3つご紹介します。

  1. 親しい人だけでシンプルにしたいから
  2. 費用を抑えたいから
  3. 準備の負担を減らしたいから

人前で目立つのが苦手だけど結婚式はしたい新郎新婦様や、シンプルな結婚式を望むおふたりが挙式のみを選ぶことが多いでしょう。
披露宴を行わないことで、料理や装花、引出物などの費用を減らせるという理由から、挙式のみを選択する場合も。
挙式のみなら、披露宴でゲストをもてなすための準備がなく負担が少ないのも選ぶ理由の1つです。

 

メリット

挙式のみの結婚式を行うメリットを3つご紹介します。

  1. 挙式に集中できる
  2. 費用を抑えられる
  3. 準備が楽に済ませられる

家族や親しい人だけの小規模な挙式だけなら、新郎新婦様はリラックスして式に集中できるでしょう。
披露宴の飲食や演出の費用がかからず、結婚式の総額を大幅に節約できます。
招待状や席次表の準備やお料理や引出物などのおもてなしの準備が不要なため、少ない負担で準備できるのも嬉しいメリット。

 

デメリット

挙式のみで結婚式を済ませた場合のデメリットについても、押さえておきましょう。

  1. ゲストとの交流の時間は短め
  2. 華やかさに欠ける
  3. ご祝儀の扱いに迷う

挙式中は、儀式の進行がメインのため親族や友人とゆっくり話す機会が少なくなる可能性もあります。
披露宴をしないため、演出や装飾の豪華さを求める新郎新婦様には物足りなく感じることも。

デメリットを踏まえて、ゲスト参加型の人前式にしたり、挙式後にゲストと触れ合える時間を設けるのもおすすめ。
おもてなしや演出が少ない挙式のみの場合には、ご祝儀をどうするのか決めるのが難しいと感じるカップルもいるでしょう。

 

結婚式のスタイル

挙式のみの結婚式といえども、スタイルはさまざま。
どのようなスタイルがあるかご紹介します。

  • 海外挙式
  • 国内挙式
  • 挙式+食事会
  • フォト+挙式

▼海外挙式

ハワイやグアム、ヨーロッパなどの海外で挙式のみを行うスタイルです。
新郎新婦様とご家族のみなど少人数で行うことが一般的で、挙式と新婚旅行を兼ねることも。
海外ならではの開放的な雰囲気や、日本とは異なるロマンチックなロケーションが魅力。
ただし、渡航費や現地での滞在費がかかるため、予算には余裕を持つ必要があります。
また親族や友人を招待する場合には、スケジュール調整や旅費の負担についても考慮しましょう。

▼国内挙式

日本国内のチャペル、神社、ホテル、レストランやアウトドア施設などで挙式のみを行うスタイル。
結婚式場によっては、挙式のみのプランを提供しているところも多く、予算や希望に応じて選ぶことができるでしょう。
キリスト教式・神前式・人前式など、宗教や希望に合わせたセレモニーを選べる点も魅力です。
国内挙式は、移動の負担が少なく、ゲストにとっても参加しやすいのがメリット。

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▼挙式+食事会

挙式に続いて家族や親しい友人と食事会を開くスタイル。
披露宴ほどの華やかさはないものの、ゲストとの交流を大切にできるのが魅力です。
会場としては、レストランやホテルの個室がよく利用され、アットホームな雰囲気で結婚を祝えるでしょう。
食事会では余興など派手な演出は省略することで、ゲストとゆっくり会話を楽しめます。

▼フォト+挙式

衣裳を着て記念写真だけ撮影する「フォトウエディング」に、挙式をプラスするスタイルもあります。
主にカメラマンや写真館が提供するサービスで、スタジオやロケーション撮影の前後に結婚の儀式も一緒に行うスタイル。
メインは写真撮影になりますが、結婚の誓いを正式に交わせるメリットがあります。

 

挙式に招待する人

挙式のみの結婚式では、新郎新婦様の家族や親しい友人を中心に招待することが一般的です。
親族のみの家族婚にするか、親しい友人まで招くかはカップルの考え方次第。
ただし、挙式のみだからといって、人数に制限はありません。

一般的に職場の上司や同僚など幅広いゲストを招待することは少ないですが、おふたり次第で招待してもOK
ゲストには、挙式のみであることを事前に説明しておくのが良いでしょう。
ゲストにとっても挙式のみの結婚式は、過ごす時間がコンパクトで済むメリットがあります。

 

ご祝儀について

挙式のみの場合、ご祝儀を受け取るべきか迷うカップルも多いでしょう。
披露宴を行わない場合、食事や引出物などのおもてなしがないため、ゲストからのご祝儀は辞退するのが一般的です。
新郎新婦様から「ささやかな挙式のみのためご祝儀などのお気遣いはなさらずに どうぞお気軽にお越しください」と伝えましょう。

ご祝儀を辞退していても持参してくれた場合には、無理に断らず、丁寧にお礼を述べて受け取ってください。
食事会を兼ねる場合は、ご祝儀をいただくか、会費制にすることも可能です。

 

挙式のみの結婚式費用

画像:挙式の様子を撮影するカメラ

挙式のみの結婚式は、披露宴を行わない分、総額費用を抑えられるスタイルとして人気があります。
ここからは、挙式のみの結婚式では実際にどのくらいの費用がかかるのか見ていきましょう。

費用相場

挙式のみの結婚式の費用は10万〜50万円程度が相場。
新郎新婦様のみで行うシンプルな結婚式なら10万円でも叶えられる可能性があります。
一方、挙式のみでもドレスのランクアップや写真撮影のカット数などオプションを追加すると、高額になるかもしれません。

 

自己負担の目安

挙式のみの結婚式は新郎新婦様が全額負担するケースが多く、10万〜50万円ほどが目安です。
披露宴を行わないため、ご祝儀を受け取る機会が少なく、すべて自己負担になる場合が一般的です。
食事会を開く場合は、ゲストの会費で一部を補填することも可能。
費用を抑えるには、シンプルなプランを選び、必要なサービスだけを厳選するのがポイントです。

 

費用の内訳

挙式のみの結婚式で必ずかかってくる費用は、以下の3つが挙げられます。

  • 挙式料
  • 衣裳代
  • 撮影料

他にプチギフトを用意する場合には、プチギフト代がかかってきます。
また挙式のみの結婚式にプラスしてかかってくる費用は、スタイルごとに異なるでしょう。

  • 旅費 (海外挙式の場合)
  • 飲食費(食事会をする場合)

具体的にどんな費用なのか内容を確認していきましょう。

 

▼挙式料

挙式料には、会場使用料、司婚者や神主への謝礼、音響設備費などが含まれる場合が多いでしょう。
教会や神社は10万〜20万円、ホテルや専門式場は設備が大きく充実しているため20万〜30万円ほどが目安です。
プランによっては、装花や音楽の生演奏などが含まれることもあるかもしれません。
挙式の種類や会場ごとに異なるため、挙式料の中に何が含まれているのかしっかり確認が必要です。

▼衣裳代

ウェディングドレスや和装の費用は10万〜20万円、新郎のタキシードや和装は5万〜10万円が相場。
新郎新婦様あわせて20万〜30万円ほどと考えておきましょう。
さらに、ヘアメイクやアクセサリー、シューズなどの小物類の費用も必要です。
挙式のみの場合、シンプルな装いを選ぶことで費用を抑えられます。

▼撮影料

写真の撮影費用は、スナップ撮影のみで5万〜10万円、アルバム作成やカット数を追加すると15万円以上かかることもあります。
動画撮影を希望する場合は、編集込みで10万〜20万円の追加費用を見込んでおきましょう。
フォトウエディングとセットになったプランなら、お得な金額で特別なロケーションでの撮影もできる場合もあります。

▼プチギフト代

挙式のみの結婚式では、引出物を用意しない代わりにプチギフトだけは準備する新郎新婦様が多いでしょう。
ささやかだけど記念に残るようなプレゼントを用意しておくと、ゲストからも喜ばれます。
1人当たり500円以内×人数分を目安に考えましょう。
ゲストと触れ合う時間が少なめの挙式のみの結婚式でも、ゲスト1人ひとりと目線を合わせられるひとときとなります。

▼旅費

海外で挙式のみを行う場合には、結婚式の費用にプラスして旅費が必要になります。
行き先や人数、滞在日数によって旅費の部分には幅があるでしょう。
旅行会社の提供する海外挙式プランなどパッケージだと、衣装や挙式料、宿泊費などが含まれ安心して準備できます。

▼飲食費

挙式の後にささやかな食事会を開く場合には、飲食費が必要です。
披露宴の豪華なコース料理に比べてお値打ちなお食事を選ぶ場合が多いでしょう。
ゲストの参加人数分の費用がかかるため、人数によって予算が大きく変動します。

 

まとめ:後悔のない結婚式をあげよう

画像:手を取り合う新郎新婦

挙式だけでも、おふたりらしい温かく心に残るセレモニーは叶えられます。
大切なのは、形ではなく気持ち
シンプルだからこそ、自分たちらしい挙式を実現しやすく、家族や親しい人との絆を深める機会にもなるでしょう。

ただし費用や招待客、ご祝儀の有無などは、結婚式+披露宴を行うスタイルとは異なってきます。
本記事では、挙式のみの結婚式を選ぶ理由やメリット、どんなスタイルでいくらぐらいかかるのか具体的にご紹介しました。
おふたりにとって後悔のない結婚式のスタイルを選ぶ参考になれば幸いです。

 
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