結婚式のお呼ばれマナーまとめ|当日の服装からご祝儀まで | 結婚式場の選び方

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結婚式にお呼ばれされたら、当日はどう振舞おうかマナーが心配になる方も多いです。

「参列ゲストとして守るべきルールが知りたい」
「身だしなみについてのマナーが不安」
「結婚式で新郎新婦に不快な思いをさせたくない」

結婚式についての不安を抱えている方は本記事が参考になるでしょう。
招待された時から、結婚式がお開きになった後のマナーについて元ウエディングプランナーが紹介しています。

結婚式前もお開き後も心地よく過ごせるように、結婚式にまつわるマナーを総ざらいしておきましょう。

招待された時のマナー

両手で手紙を差し出す画像

結婚式は招待から始まります。
招待されて嬉しい気持ち、心からお祝いする気持ちをお二人に伝えられれば大丈夫です。

何度も経験していれば、自然とどう返せば新郎新婦様が喜ぶか分かるようになってくるでしょう。
基本マナーとプラスαで気に掛けられるとよいポイントを紹介しますので参考にしてみてください。

事前の声掛け時のポイント

招待状を受け取る前に、結婚報告も兼ねて出席してほしいと新郎新婦様から打診される場合もあります。
お祝いの言葉や楽しみにしていることを伝えるのはもちろんですが、労いの言葉もあると嬉しいでしょう。

特に自身が既に結婚式を経験している場合や、友人が苦労していたのを知っている場合には具体的な話ができます。

脅す必要はありません。
手伝えることがありそうであれば協力するという姿勢を見せれば、新郎新婦様も頼み事がしやすいです。

 

招待状の返信方法について

正式な招待状が届いたらすぐに出席の返事を出します
欠席の場合は1週間ほど間を開けてから返信しましょう。

書き方やマナーについての詳細は以下の記事を参考にしてみてください。

『【結婚式の招待状|返信マナー】書き方の例と失敗しないメッセージ』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/6631/
 

親しい間柄であれば返信ハガキをデコレーションして投函する方もいます。
その際の注意点は、こだわりすぎて返信が遅れないようにすることです。

また、宛先が親御様になっている場合も先に目にするのが親御様になるので注意しましょう。
新郎新婦様にはすぐに返事することが基本なので、時間がかかりそうであれば先に他の手段で連絡してもかまいません。

その後、返信ハガキを出すことを忘れないようにしてくださいね。

 

▼出席時の返信はがきの書き方

出席する場合、返信はがきには「出席」の文字を〇で囲みます。
「ご出席」の「ご」を二重線で消し、「出席」のみに〇をするようにしましょう。

できるだけ毛筆か万年筆で書くのが理想的ですが、書き慣れていない場合はボールペンでも問題ありません。
使用するインクの色は「黒」のみが一般的とされています。

また、「出席」の文字の前に「慶(よろこ)んで」、後に「させていただきます」などを加えることで、より丁寧な印象を与えます。

余白の部分にはお祝いのメッセージを記載することもおすすめです。
友人宛の面白いメッセージについて以下の記事で紹介しているので、併せて目を通してみてください。

『結婚式招待状の返信を面白いメッセージで! 友達宛のくだけた表現実例とマナー』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7001/
 

また、返信ハガキの宛名の下は「行」となっているので、二重線で消し「様」と書き直します。
ご住所・ご芳名の「ご」「ご芳」も丁寧語であるため、これらも二重線で消すことを忘れずに行いましょう。

 

▼欠席時の返信はがきの書き方

欠席する場合も、返信はがきは丁寧に記入しましょう。

まず、「欠席」の文字を〇で囲み、「残念ながら欠席させていただきます」など行きたかった気持ちが伝わるような一言を添えます。

余白の部分には、「お祝いの言葉」とともに「欠席の理由」や「お詫び」のメッセージを記載します。
欠席の理由は直接的に書かずに、「どうしても外せない予定があり」など柔らかく表現しましょう。

例えば、「ご結婚おめでとうございます 誠に残念ながら どうしても外せない予定があり 欠席させていただきます」といった形で文章をまとめると良いです。

欠席時の返信はがきの書き方については以下の記事で詳しく解説しています。

『【結婚式を欠席】返信はがきのメッセージとお祝いのマナー』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7199/
 

急きょ欠席するときの連絡について

出席の連絡をした後に欠席となってしまった場合は、当日までの残り日数によって対応を変えましょう

当日のみ新郎新婦様より先に結婚式場に連絡してください。
お二人にはメールを入れておき、後日直接会いに行くのがおすすめです。

直接会えない場合や、欠席時のマナーについて詳しくは以下の記事を参照してみてください。
当日に気持ちを伝える方法についても紹介しています。

『ご祝儀を郵送するときのマナーは? 現金書留で送る方法』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/6528/
 

▼挙式までの残り日数で対応を変えよう

急きょ欠席になる場合、まずは電話で新郎新婦に連絡を取り、状況を説明し、謝罪するのが望ましいです。

挙式まで1か月以上の余裕がある場合は、相場の半額を目安にご祝儀を送ると良いでしょう。
突然の欠席による迷惑を抑えることができます。

挙式まで1か月を切っている場合は、相場の全額を目安にご祝儀を送ることで気持ちを示すことができます。

特に前日や当日の欠席が決まった場合は電話での連絡が最も適切であり、出来る限り早く対応することが重要です。
欠席が確定した時点で、できるだけ早く連絡しご祝儀やお祝いの品を発送するよう心掛けましょう。

 

ご祝儀についてのマナー

2種類のご祝儀袋の画像

時間に余裕のあるうちに準備を始めると、心のこもったご祝儀を用意できるでしょう。
本項目ではご祝儀袋の選び方とご祝儀の用意方法について解説していきます。

ご祝儀袋について

ご祝儀袋を選ぶ際には、結婚式用のものを選ぶことが重要です。
「寿」「結婚祝」などの表書きが適しており、赤白の水引がついているものが目安となります。

水引は、「結び切り」や「あわじ結び」のものを選びましょう。
これは一度結ぶと簡単には解けない結び方であり、一度きりの良縁を願う意味が込められています。

友人宛であれば、カジュアルでおしゃれなご祝儀袋でも大丈夫です。
他のゲストがおしゃれなご祝儀袋を持ってきているのを見たことがあるかもしれません。

親しい間柄であれば、受け取る新郎新婦様を思い浮かべてピッタリのご祝儀袋を探してみてください。
ただし、婚礼用ではないご祝儀袋を選んでしまうと失礼に当たるので、気を付けましょう。

ご祝儀袋の詳しい入れ方や包み方については、以下の記事が参考になります。

『ご祝儀袋の入れ方・包み方|表書きと中袋の書き方』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/6540/
 

ご祝儀として包む金額について

中袋に包むお金は、縁起が良いとされる「新札」を使用しましょう。

ご祝儀の金額は、基本的には奇数の金額を包むのが一般的です。
これは、奇数が「割り切れない」という良い意味を持つためと言われています。

また、「9」は苦しみを「4」は死を連想させるため「9」や「4」になる金額は避けましょう。

▼立場別のご祝儀額の相場

ご祝儀の金額は、招待された立場によって異なるのが一般的です。
以下も目安にご祝儀を包みましょう。

新郎新婦様との関係性 ご祝儀の相場
友人・同僚 3万円
上司 5万円
主賓 5万円以上
兄弟・姉妹 5万~10万円
おじ・おば 5万円~10万円
いとこ 3万
 

また、夫婦で招待された場合は、2人分として5万円以上包むことが望ましいとされています。
家族で招待された場合などは人数に3をかけた数字が目安となるでしょう。

ご祝儀をいくら包めばいいかについては以下の記事が参考になります。

『結婚式でご祝儀はいくら包む? 3万円が相場の理由やマナーを詳しく解説』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/5524/
 







当日の服装についてのマナー

訪問着の着付けの様子の画像

当日の服装は準礼装が基本です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

コーディネートの注意点

結婚式にふさわしい華やかさと上品さを兼ね備えたものを選ぶよう心掛け、シンプルでありながらも、センスの良い服装を目指しましょう。
また、主役は新郎新婦様なので、新郎新婦様より目立つ格好はしないことが重要です。

▼色は全身真っ白や真っ黒は避ける

結婚式の装いに際して、特に気をつけたいのが色選びです。

全身真っ白の衣装は花嫁と被ってしまい、結婚式の主役を差し置いて目立ってしまいます。
また、全身真っ黒の装いは喪服を連想させてしまうため、結婚式には不向きです。

代わりに、淡いパステルカラーや上品なネイビーを選ぶと良いでしょう。
これらの色は華やかさとフォーマル感を両立させ、結婚式にふさわしい服装になります。

コーディネートのメインカラーとして、淡いパステルカラーは特におすすめです。
ピンク、ブルー、グリーンなどの柔らかい色合いは、結婚式の雰囲気に華を添えるだけでなく、さわやかな印象を与えます。

また、ネイビーは落ち着いた上品さを演出し、結婚式にふさわしいフォーマルな佇まいを実現してくれるでしょう。
ゴールドをアクセントとして取り入れることで、さらに豪華さと洗練されたスタイルを強調することができます。

全体のコーディネートで重要なのは、バランスを保つことです。
メインカラーを決めたら、それに合わせてアクセサリーや靴、バッグなどの小物を選びましょう。

統一感を持たせることで、上品で洗練された印象を与えることができます。
結婚式にふさわしいエレガントな衣装選びを楽しみながら、参加することで、新郎新婦の幸せな一日を引き立てることができるでしょう。

▼ファー素材やアニマル柄は避ける

ファー素材やアニマル柄は、結婚式の装いとして避けるべきです。
このような素材や柄は結婚式のフォーマルな雰囲気にそぐわないことがあります。

ファー素材はカジュアルすぎる印象を与え、アニマル柄は派手すぎて目立ってしまうため、結婚式のシーンには適していません。
また、季節感からも浮いてしまうことがあるため、避けるのが賢明です。

結婚式という特別な場では、シルクやサテンといった高級感のある素材を選ぶことで、上品で洗練された印象を演出できます。
ウエディングゲストとしてふさわしい素材を選ぶことで、新郎新婦を祝う場にふさわしい装いを心がけることが大切です。

 

女性ゲストの基本的な服装について

特にドレスコードなどなければ、結婚式のマナーに合わせて用意したセミアフタヌーンドレスやカクテルドレスで参列しましょう。

昼のパーティーは控えめに、夜のパーティーは華やかに着飾るのが基本です。
その他基本的な結婚式のマナーについては以下の記事で紹介しています。

『結婚式・披露宴の服装マナー|女性は何を着たらいい?』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/6673/
 

ドレスアップの際に気を付けたいのが、ショールやボレロの色です。
白っぽい色だとイスに座った時に、白いドレスを着ているように見えることがあります

目で見るとそうではなくても、写真映りでは白に見えることも多いです。
後から後悔するパターンが多いので、濃い色の上着をおすすめします。

また、ドレスは意外と寒いので、屋外での演出がある場合は防寒対策をしっかりしましょう。

▼素材はサテンやレース

結婚式の服装に選ばれることが多いのが、サテンやレースの素材です。

サテンは光沢があり、上品でエレガントな印象を与えます。
一方、レースは繊細で女性らしい雰囲気を演出し、華やかさを添えます。

これらの素材は、会場の照明との相性も良く、美しい光の反射を楽しめるでしょう。
結婚式にふさわしい高級感のある仕上がりとなり、新郎新婦や他のゲストにも好印象を与えます

▼おすすめのお呼ばれドレス・ワンピース

結婚式に最適なお呼ばれドレス・ワンピースは、シンプルでありながらも華やかさを持ち合わせたものです。
例えば、膝丈からミディアム丈のドレスは、上品さと動きやすさを兼ね備えており、様々なシーンに対応可能です。

春や秋には、軽やかな素材で作られたドレスやワンピースが最適です。
特に、フラワープリントやパステルカラーのデザインは、季節感を表現しつつ華やかさを加えます。

夏には、リネンやシルクなど通気性の良い素材を選ぶと、快適に過ごせます。
袖なしやキャップスリーブのデザインが、涼しさを保ちつつエレガントさをキープします。
カラーは、明るいブルーやペールピンク、パステルイエローがおすすめです。

冬の結婚式には、ベロアやウールなどの暖かい素材を使用したドレスが適しています。
長袖なら寒さを防ぎながらも洗練された印象を与えるでしょう。
バーガンディやネイビー、エメラルドグリーンなどの深いトーンのカラーが、季節感とともに高級感を演出します。

▼パーティーバッグはなるべくコンパクトに

パーティーバッグはなるべくコンパクトなものを選びましょう。
結婚式では、必要最低限の持ち物だけを持参することが求められます

例えば、スマートフォン、リップ、ハンカチ、ご祝儀、袱紗(ふくさ)などを収められる程度の大きさが理想的です。

また、シンプルなデザインでありながらも、高級感のある素材や装飾を選ぶことで、全体のコーディネートが引き締まります。
シルクやサテン、ビーズやパールのデコレーションが施されたバッグは特におすすめです

 

男性ゲストの基本的な服装について

男性の場合はディレクターズスーツやブラックスーツが基本です。
ビジネススーツとは違う、華やかな場に相応しい格好をしましょう。

詳しくは以下の記事が参考になります。

『結婚式の服装マナー|男性ゲストのスーツやネクタイのNG』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/6687/
 

▼靴は黒の革靴が基本

男性ゲストの足元は、黒の革靴が基本です。
結婚式というフォーマルな場に相応しく、きちんと手入れされた靴を選ぶことが大切です。

つま先やかかとがしっかりと磨かれていることはもちろん、シンプルでクラシックなデザインがよいでしょう。
また、ソックスも黒かダークカラーを選び、座った時に素足が見えないようにします。

男性向けの服装マナーについては以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

『結婚式の服装マナー|男性ゲストのスーツやネクタイのNG』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/6687/
 

親族の基本的な服装について

親族として結婚式に参加する場合、一般のゲストよりも一層フォーマルな装いが求められます
両親や兄弟・姉妹は、主催側の立場として特別な役割を担うことが多いため、その立場にふさわしい服装を心掛けることが重要です。

▼両親の場合

両親は新郎新婦様と立場が近いため、正礼装が基本となります。

父親の場合は、モーニングコートを着用することが多いです。
父親のモーニングコートについては以下の記事で詳しく解説しています。

『結婚式での父親の服装は? モーニングや着こなしのマナーを解説』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/8997/
 

母親の場合は、黒留袖やアフタヌーンドレスが一般的であり、華やかな帯やアクセサリーでドレスアップします。
母親の黒留袖については以下の記事を参考にしてみてください。

『母親の黒留袖はどう選ぶ? 着こなし方とマナーについて』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/9364/
 

▼兄弟・姉妹の場合

兄弟・姉妹として結婚式に参加する場合、他のゲストよりもややフォーマルな服装を心掛けてください。
兄弟は、ダークスーツやフォーマルなジャケットを選び、ネクタイやシャツのカラーも落ち着いたものを選ぶと良いでしょう。

姉妹はシンプルかつ上品なドレスや和装が適しています。
また、アクセサリーやヘアスタイルも派手すぎないようにすることで、親族にふさわしい品位を保つことができます。

カジュアルになりすぎないように気を付けながら、新郎新婦様の晴れの日を引き立てる装いを心掛けましょう。

 

当日の身だしなみマナー

新郎新婦の周りに集まり談笑する海外のウエディングパーティーの様子の画像

当日の髪型、ヘアアクセサリー、メイクについて解説していきます。
清潔感と華やかさを大切にしながら、派手になりすぎないように注意しましょう。

髪型について

髪型は全体の印象を大きく左右し、結婚式にふさわしいきちんとしたスタイルを選ぶことが重要です。
食事の場でもあるため、髪をまとめることが基本となります。

女性ゲストの場合、アップスタイルが一般的です。
シンプルで清潔感がありながらも、華やかさを持たせることがポイント。

男性ゲストの場合は、短めのすっきりとしたヘアスタイルが好まれます。
髪の毛が乱れないように整髪料を使い、清潔感を保ちましょう。

ヘアセットが苦手な方は美容室でプロに任せるのも一つの方法です。
プロの手によるヘアスタイルなら確実に整った印象を保つことができます。

 

ヘアアクセサリーについて

ヘアアクセサリーは、結婚式にふさわしい上品なものを選ぶことが重要です。
例えば、パールやクリスタルを使ったシンプルなデザインの髪飾りは、上品でエレガントな印象を与えます。

結婚式のゲストとしての身だしなみマナーを考慮すると、華やかさを持ちながらも目立ちすぎないヘアアクセサリーが理想です。
新婦や他のゲストよりも目立ってしまうような大きなデザインや、煌びやかすぎるアクセサリーは控えましょう。

 

メイクについて

メイクは、華やかさと上品さを両立させた仕上がりを目指します。

ベースメイクは、ナチュラルでありながらも、ツヤ感を大切にした仕上がりにすると良いです。
ファンデーションやコンシーラーは長時間でも崩れにくいが製品おすすめ。

アイメイクはシンプルにまとめつつも、少しのラメやパール感を取り入れると華やかさが増します。
特に結婚式では、自然な美しさを引き立てるように心がけると、シーンにぴったりの上品な印象を与えることができるでしょう。

口紅やチークの色は服装とのバランスを考えて選び、全体のトーンを統一することで品のあるメイクが完成します。
ポイントメイクで華やかさを加えることで、ナチュラルさを保ちながらも特別感を出すことが可能です。







持ち物についてのマナー

画像:ピンクゴールドのパーティーバッグとピンクのコサージュ、かわいらしいデザインのご祝儀袋

持ち物は最小限になるように厳選してください。
男性は手ぶら、女性はパーティーバッグのみで会場へ入ります。

パーティーバッグのチェーンが細かいとレースに引っ掛かりやすいので、なるべく手に持ち肩にかけないことがおすすめです。

また、ヒールに慣れていても替えの靴を持っていくと足への負担を減らせます。

持ち物についての参考記事はこちらです。
前日に持ち物をチェックし、忘れ物がないようにしたいですね。

『結婚式ゲストの持ち物リスト|男女別マナー』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/5304/
 

パーティーバッグに入りきらない分はサブバッグを活用しましょう。

 

当日を楽しむためのマナー

テーブルの上にセッティングされたカトラリーの画像

ゲストにとっても楽しみな結婚式ですから、当日を思い返す時に後悔がないように事前にマナーをマスターしておきましょう。

一番は新郎新婦様との交流です。
一言も話せなかったという事態にならないためには、自分から動くことも必要になります。

お互いに良い思い出が残るように、気配りができるとよいでしょう。

受付の到着時間について

会場へは早めに着いておくのが基本です。
お支度中の新郎新婦様が見えてしまうというハプニングは考えられますが、早すぎて損ということはありません。

何分前に着くのがベストかについては以下の記事で解説しています。

『結婚式は受付時間の何分前に到着するのがマナー? 当日の流れとは』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/8551/
 

早めに受付を済ませると、以下のメリットがあります。

  • ウェルカムスペースをじっくり鑑賞できる
  • ウェルカムドリンクを楽しめる
  • 久々に会う友人と話に花を咲かせられる
  • 一言メッセージなどを丁寧に書ける
  • プロフィールなどをじっくり読める
  • 後から来る同じテーブルの人に余裕を持って話しかけられる

また大抵の場合、受付係は新郎新婦様の友人が務めますが、受付で話し込まないようにしましょう。

受付では芳名帳を記入したり、メッセージを書いたりと忙しいこともあります。
混雑してきたらなるべく早く移動するように心がけると、受付が時間通りに終えられるでしょう。

受付でははっきりと名乗ること、ご祝儀を自分から渡すことを意識すれば大丈夫です。

 

受付の通り方・ご祝儀の渡し方について

受付の通り方は以下の4ステップです。

  1. 受付係に挨拶する
  2. ご祝儀を渡す
  3. 芳名帳へ記名・ゲストカードを渡す
  4. 席次表を受け取る

詳しくは以下の記事で解説しています。

『結婚式受付の流れとやること|お呼ばれゲストのマナー』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7363/
 

ご祝儀の渡し方も難しくありません。

ご祝儀袋を両手で持ち、「本日はおめでとうございます」と一言添えてから手渡すだけです。
ご祝儀袋の表書きが上になるように注意しましょう。

 

遅刻したときの対応について

当日遅刻してしまう時は早めに連絡しましょう。
その際、新郎新婦様に連絡してもお支度中のため気付けない場合がほとんどです。

会場の連絡先が招待状に記載されているはずなので、そちらに連絡します。
親しい友人も参加していれば併せて伝えておけるとよいでしょう。急きょ欠席する場合も同様です。

新郎新婦様には、当日か後日改めて謝罪の機会を設けることをおすすめします。
お二人にとって一生に一度のパーティーですから、大袈裟なくらい丁寧な対応でちょうどいいくらいなのです。

 

テーブルでの食事について

音を立てない、カトラリーは外側から使うといった基本のテーブルマナーを抑えて、食事を楽しみましょう。

また、気を付けたいのが食事のペースです。
テーブル内で食べるスピードを同じくらいにしてください。遅すぎても早すぎても配膳が難しくなります。

同じくらいのスピードで食べることにより、同じテーブルのメンバーでメインテーブルへ行きやすくなるため、是非意識してみてほしいポイントです。

また、メニューにスイーツブッフェやセルフ式のウェディングケーキが含まれている場合は早めに行くのがよいでしょう。

コースの料理と違い全員分が用意されているわけではないからです。
全体の人数の8割分などになっている場合もあり、なくなってしまうこともあります。

スイーツに興味がない場合は新郎新婦様とのシャッターチャンスですので、メインテーブルへ向かいましょう。

 

披露宴中の新郎新婦様との交流について

当日に関する後悔で多いのが、新郎新婦様との時間が取れなかったというものです。
お二人から全員と交流する時間を取るのは難しく、ゲストから動かないと多くの時間は取れません。

乾杯の後すぐに歓談時間となった場合は、メインテーブルへ一番のりを目指す勢いで新郎新婦様のもとへ行きましょう。
まれに誰もいない空白の時間が生まれるパーティーがありますが、とてももったいないです。

遠慮しているうちに時間はなくなっていきますので、積極的に話しかけに行きましょう。
特に新婦様は高いヒールを履いていることもあり、席に座ったまま交流できる方が助かります。

新郎新婦様に暇な時間ができてしまうと、後からもっと交流すればよかったとお二人が後悔してしまうことも多いです。
誰もいなそうであれば再度話しかけに行ってみましょう。

▼写真撮影は積極的にしよう

写真もたくさん撮ってください。
カメラマンがいても、スマートフォンのインカメラで自撮りしましょう。

その瞬間もカメラマンはシャッターを切ります。
正面からの写真はカメラマンに任せて大丈夫です。

カメラマンには撮れない、友人だからこそ撮れる写真があります。

▼交流する際の注意点

ただ、食事中の場合は少し様子を見るのがおすすめです。

注意点としては、長時間お二人を拘束しないことが挙げられます。
ゲストの参加人数にもよりますが、長話はせず次のゲストに順番を譲りましょう。

また、次の進行プログラムに移りそうな時も早めに移動したいところです。
マイクを持った会場のスタッフがやたらと近くに立っていたら、次のプログラムに移りたい合図かもしれません。

 

スピーチについて

結婚式でスピーチを任されることもあるでしょう。
その際に意識したいポイントをまとめました。

スピーチについては以下の記事でもまとめています。

『【結婚式の挨拶例文】主賓・乾杯・友人スピーチ・新郎謝辞まで全部解説!』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/9578/
 

▼主賓挨拶・上司として挨拶

挨拶は、簡潔でありながらも新郎新婦への祝福の気持ちをしっかりと伝える内容にしましょう。
話が長すぎないことが重要です。

短く、そして要点を押さえたスピーチを心掛けましょう。
新郎新婦様が求めていることは、真心が込められた祝福や励ましの言葉です。

主賓挨拶については以下の記事で詳しく解説しています。

『主賓挨拶を成功させる文例|結婚式のスピーチマナー』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/6200/
 

▼友人代表スピーチ

友人代表スピーチは、新郎新婦様との思い出やエピソードを中心に語ると良いでしょう。
ユーモアや感謝の気持ちを盛り込み、和やかな雰囲気にすることがポイント。

新郎新婦が友人代表スピーチに期待することは、何よりも心のこもったエピソードとメッセージです。
友人としての立場から見える新郎新婦様の魅力やエピソードは、他のスピーチとは一味違ったものに仕上げてくれます。

 

余興について

余興を依頼された場合は、まず新郎新婦様の好みや結婚式の雰囲気に合った内容を選ぶことが大切です。
特に、新郎新婦の思い出にフォーカスした内容は非常に喜ばれます。

また、以下のポイントを押さえておくと良いでしょう。

  • しっかりとリハーサルを行う
  • 余興の内容が新郎新婦様の好みに合っているか、事前に確認する
  • ゲスト全員が楽しめる内容かどうか確認する

余興については以下の記事も参考になります。

『結婚式で盛り上がる余興って? 事前準備~当日まで』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/3205/
 







結婚式が終わった後のマナー

スマホを操作する花嫁の画像

結婚式が終わればお二人との関わりがなくなるわけではありません。
お二人にとっては始まりであり、これからも関係を続けるのであれば結婚式の後にも気を配りましょう。

披露宴後に二次会にも参加する場合や、後にメッセージを送る時に気を付けたいポイントを紹介します。

二次会にも参加するときについて

披露宴から続けて二次会にも参加するときは、軽いイメージチェンジがおすすめです。
アクセサリーを変えたり、ヘアスタイルを一部変えるだけでも印象が違います。

二次会の会場が狭い飲食店である場合は、駅のロッカーに引出物などを預けてしまうのも手の一つです。
料金と手間はありますが、他のゲストとの取り違えやスペースの圧迫といった問題を解決できます。

二次会をカジュアルなパーティーとして位置づけている場合、ウェルカムボードなどの運搬を任されることもあるでしょう。
頼まれたら引き受けてもらえるとお二人も助かります。

 

結婚式が終わったらしたいことについて

結婚式が終わったら、お祝いのメッセージとともに写真を共有しましょう。
早いうちがおすすめです。

印象に残ったシーンなど加えると他のゲストからのメッセージに埋もれにくいでしょう。
新居に伺う予定も立てれば今後の付き合いも長いものになるのではないでしょうか。

 

まとめ:お二人と最高の1日を過ごすために

新郎新婦と乾杯を交わすゲストの画像

結婚式にまつわるマナーや気を付けたいポイントについて紹介しました。
基本のマナーも抑えつつ、プラスαで心遣いができるとよいですね。

一大パーティーなので後から反省点が見つかることも多いですが、本記事を読んで予め備えた上で当日に臨んでもらえれば幸いです。

お二人とともに後から後悔のない時間を過ごせることを祈っています







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