少人数の結婚式|親族のみは盛り上がらない?当日を成功させるコツや演出アイデア紹介 | 結婚式場の選び方

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様々な結婚式のスタイルがある中で、最近注目が集まっている「親族のみの結婚式」

両家の家族や近しい親族だけを呼んだアットホームな雰囲気が特徴で、10人〜30人程度で行う挙式スタイルです。

注目が集まっているとはいえ、まだまだ親族のみの結婚式のイメージが湧かないという人も多く、親族だけで盛り上がるのか不安に思う花嫁も多いのではないでしょうか?

せっかく結婚式をするなら、親族のみでも楽しめる演出を取り入れて、メリハリのある結婚式にしたいですよね。

「親族のみの結婚式が盛り上がらないって本当?」
「親族だけでも楽しめる演出が知りたい!」

この記事ではこのようなお悩みに元ウエディングプランナーがお答えしていきます。

親族のみの結婚式でも盛り上がるコツとおすすめ演出を知って、後悔のない思い出に残る結婚式にしましょう!

親族のみの結婚式が盛り上がらないって本当?

盛り上がっていないパーティーハットを被った男女の写真

特に工夫のない親族のみの結婚式は、沈黙の時間が続いて盛り上がらない可能性があります。

当日は両家の親族がほぼ初めて顔を合わせるため、どんな会話をして良いか戸惑うもの。

親族に楽しんでもらうためのポイントや演出を知らないままだと、ゲスト同士が気を遣って盛り上がらない結婚式になってしまうかもしれません

親族のみの結婚式を盛り上げるためのコツや適切な演出を理解すれば、友人を呼ぶ結婚式では得られない心温まる1日になりますよ。

▼演出なしでも成功させる方法はある?

親族のみの結婚式で演出なしでも盛り上がる方法はあります。

ごく身内だけでの結婚式を行うのですから、一般的な結婚式よりも濃密な時間を過ごすことができるでしょう。

また、必ずしも演出を入れれば盛り上がるというわけでもありません。

演出で盛り上げるのにもコツが要りますし、演出なしで盛り上げるのにもコツが要るのです。

本記事を参考に演出なしでも盛り上がる方法を探してみてください。

 

親族のみの結婚式が盛り上がらない原因

セッティングされた長テーブルの写真

ここでは、親族のみの結婚式が盛り上がらない3つの原因についてご紹介していきます。

少人数婚だからこそのデメリットや注意点に留意してください。

  1. 共通の話題が少ない
  2. 会場が広すぎて寂しく感じる
  3. 演出の内容が合っていない

それぞれ詳しくみていきましょう。

 

1.共通の話題が少ない

親族のみの結婚式が盛り上がらない1番の原因として、共通の話題が少ないことが挙げられます。

結婚式において両親は顔合わせ以来、親族同士は初めて会うことが想定されますよね。

そのため何を話せば良いのか分からず、結果的に沈黙の時間が生まれて盛り上がらない可能性があります。

2人が話題探しに気を遣いすぎると、せっかくの結婚式で気疲れすることも考えられるので、話題になるアイテムを事前に用意しておくと良いでしょう。

新郎新婦に関する事柄なら両家ともに必ず関心があるので、アルバムやプロフィールブックなどがおすすめ。

他にもムービーでお互いの親族を紹介するなど、話題作りを意識してみてください。

 

2.会場が広すぎて寂しく感じる

人数に対して広すぎる会場も盛り上がらない原因の一つです。

親族のみの結婚式の平均人数は10人〜20人なので、広すぎる会場では空きスペースが目立ち、ガランとした印象を与えてしまいます。

レストランのような丁度良い広さで過ごしやすい会場を選ぶと、ゲストもリラックスして結婚式を楽しめるのでおすすめです。

結婚式場探しの段階から、人数に合わせた式場選びを心がけてみてください。

最近では少人数婚を専門にした結婚式場もあるので、意外と選択肢は多いです。

また、レストランでもちょっとしたセレモニーと食事会のプランを提供していることがあります。

ウエディング系のパーティーに強いレストランを探してみるのも手ですよ。

 

3.演出の内容が合っていない

親族のみの結婚式が盛り上がらない原因に、選んでいる演出が親族婚向きではないことも考えられます。

人数に合わない演出を取り入れると、すぐに終わってしまったり、逆に間延びしたりして、残念な印象を与えてしまいます。

例えば、フラワーシャワーやブーケトスは少人数にはあまり向いていない演出です。

親族婚で取り入れた場合、フラワーシャワーは花びらの数が少ないので寂しい印象になり、ブーケトスはほとんどのゲストが遠慮して参加してくれないこともあるので、注意が必要でしょう。

参加人数や参加してくれそうな人のことを思い浮かべて、盛り上がりそうかどうかを一度考えてみてください。

盛り上がるのは、ケーキサーブなど一人ひとりとの時間が取れる演出です。







親族のみの結婚式を成功させるコツ

盛り上がった様子の男女3人のパーティー会場の写真

ここからは、親族のみの結婚式を成功させるコツをご紹介していきます。

それぞれ、詳しくみていきましょう。

 

コツ1:歓談中の話題になるものを用意する

話題が尽きて沈黙になるのを防ぐため、歓談中の話題になるものを用意しておくと良いです。

親族に話題探しを委ねるのではなく、事前にアイテムを用意することでゲストも2人も気兼ねなく楽しめるようになりますよ。

▼話題作りに最適なアイテム例

  • プロフィールブック
  • オリジナルの料理メニュー
  • 華やかな衣装
  • ウェルカムスペースに懐かしい写真を飾る

特に親族同士が写真を見て笑いあえるプロフィールブックは、親族のみの結婚式におすすめのアイテムです。

 

コツ2:少人数専用の会場を選ぶ

広すぎる会場では閑散とした印象を与えてしまうので、少人数婚専用の会場を選ぶことが大切です。

人数にあった会場にすると、新郎新婦とゲストの距離が近くアットホームな雰囲気で結婚式を行えます。

少人数専用会場のメリット

  • 様々な席のレイアウトに対応できる (流しテーブル/高砂ありなど)
  • 丁度良い広さでガランとしない
  • プライベート空間が保たれている
  • ガーデンなどもゆったり使える
  • 親族のみの結婚式の実績が豊富で安心

少人数向けの会場を選んで「等身大の過ごしやすい結婚式」を実現しましょう!

少人数婚に対応した式場を探す|結婚式場の選び方
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com
 
 

コツ3:親族で楽しめる演出を取り入れる

盛り上がる結婚式にするために、人数に合う演出や親族で楽しめる演出を取り入れましょう。

ただ、少人数だからといって、こぢんまりとした演出ばかりだと単調な印象になってしまいます。

適度に結婚式らしい演出も織り交ぜて、メリハリのある内容にしましょう。

▼人数に合わせた演出例

大人数向けの演出 少人数向けの演出
・フラワーシャワー
・ブーケトス
・キャンドルサービス
・デザートビュッフェ など
・フォトタイム
・映像演出
・ケーキサーブ
・席札メッセージ など
 

もし親族のみの結婚式でフラワーシャワーやデザートビュッフェを取り入れたいという場合でも、諦める必要はありません。

工夫次第で、大人数向けの演出も取り入れられます。

遠慮せず演出の流れや方法について、プランナーさんに相談してみてくださいね。

 

コツ4:ゲストと同じテーブルを囲む

親族のみの結婚式では、新郎新婦がゲストと同じテーブルを囲むことで盛り上がりやすくなります。

高砂席にいるよりも直接会話を楽しむことができ、ゲストとの距離が縮まるでしょう。

例えば、円卓スタイルを採用すれば全員の顔を見ることができます。

隣同士だけでなく同じテーブルのゲストとの会話を促すことが可能です。

かしこまった披露宴というよりも、食事会のような雰囲気になり自然と会話が弾むでしょう。

長方形の流しテーブルを採用すれば、フォーマルな雰囲気がぐっと出ます。

カジュアルになりすぎず、フォーマルさを残して盛り上がりたい新郎新婦は流しテーブルを検討してみてくださいね。

 

親族のみ(30人程)の結婚式におすすめな演出8選

白黒写真のアルバムの1ページの写真

ここからは、親族のみの結婚式におすすめな演出8選をご紹介していきます。

それぞれ詳しくみていきましょう。

 

1.パーティー中に親族紹介を行う

あえてパーティー中に親族紹介をすることで、和やかな雰囲気になり、結婚式も盛り上がります。

親族紹介とは、これから親族になる両家が自分の家族を紹介しあうもの。

披露宴の初めのほうに行うことでその後の流れもスムーズになります。

一般的には挙式前に行われることが多いですが、パーティー中ならリラックスした状態で参加できますよね。

自己紹介ではなく、インタビュー形式にしても楽しめる演出です。

 

2.席札メッセージ

少人数の結婚式だからこそおすすめな演出が、ゲスト一人ひとりへの席札メッセージです。

席札の裏側に新郎新婦からのメッセージがあったら、ゲストも嬉しいですよね。

席札は必ずゲストの目につくアイテムなので、メッセージを必ず読んでもらえるのも嬉しいポイント。

大人数の場合には準備がとても大変なメッセージも、親族のみの結婚式ならストレスを感じずに準備できるので、忙しい新郎新婦でも取り入れやすくておすすめ!

 

3.プロフィールブック

結婚式中の話題に不安がある場合は、プロフィールブックが大活躍します。

プロフィールブックとは、2人のプロフィールや馴れ初めなどを載せたオリジナルのペーパーアイテムのこと。

挙式スタイルや人数に関係なく作成できるため、多くの花嫁から人気があります。

▼親族婚のプロフィールブックにおすすめの項目

  • 家系図
  • 幼い頃の写真やエピソード
  • 全員の写真に名前と一言を載せる

親族のみの結婚式の場合は、ゲストが読んで楽しめそうな内容で作成すると良いでしょう。

 

4.ケーキサーブ

親族のみの結婚式で結婚式らしい演出を取り入れるなら、ケーキサーブがおすすめです。

新郎新婦からゲストにケーキを直接サーブするのは、幸せをお裾分けするという意味もあるので、結婚式のメイン演出としても最適。

座って会話する時間が多い親族のみの結婚式だからこそ、動きのある演出で結婚式を盛り上げましょう。







5.和装にお色直し

演出に頼らず盛り上がる式にしたい場合は、和装へお色直しをすると良いでしょう。

和装をみたいという両親や祖父母は意外と多く、お色直しで和装になることで会場の雰囲気もガラッと変わります。

写真に残しても変わり映えするので、素敵にアルバムに残せることも魅力。

お色直しを検討している花嫁は、カラードレスではなく、あえて和装を選ぶのもおすすめです。

 

6.フォトタイム

時間がゆったりしている親族のみの結婚式こそ、フォトタイムは取り入れるべき演出です。

友人を呼んだ式の場合は、披露宴の時間内に全ての演出をしなければならないので、ゲストにもテキパキ動いてもらう場面が出てきます。

ゆったりできる親族のみの結婚式の良さを生かして、たっぷりフォトタイムを取りましょう

司会のアナウンスを入れ、フォトタイムという演出にしてしまえば、親族ゲストも遠慮することなく写真を取りに来てくれますよ。

 

7.プロフィールムービー

親族メインの結婚式には、新郎新婦の生い立ちをまとめたプロフィールムービーがピッタリです。

映像は会場の雰囲気をガラッと変えてくれる効果があり、特にプロフィールムービーは感動的な演出なので元ウェディングプランナーの私も特におすすめです!

▼プロフィールムービーにおすすめの構成

0歳 生まれた時の写真
3歳 小さい頃のエピソード
両親との写真
兄弟との写真
親族との写真
学生 小・中・高校時代の写真
20歳 成人式の写真
22歳 友人との思い出
社会人のエピソード
現在 感謝のメッセージ
 

親族が見て楽しめるように、子供の頃の写真を多く使った構成にすると良いでしょう。

 

8.子育て感謝状

親族のみの結婚式のクライマックスシーンで両親に渡すプレゼントには、子育て感謝状がおすすめです。

子育て感謝状とは、今まで育ててくれた両親へ感謝の気持ちを感謝状にして、幼い頃の写真と共にプレゼントするもの。

デザインには生まれてからの日数が書かれていることが多いので、「こんなに日が経ったんだ、、、」と感慨深く、結婚式の記念品にピッタリです。

親族のみの結婚式こそ、子育て感謝状と共に両親へ感謝を伝えるシーンをしっかりと作り、思い出に残る結婚式にしましょう!

▼子育て感謝状の作り方を見る

『子育て感謝状を100均のフォトフレームでお洒落に手作りする方法』
URL:https://72wedding-idea-box.com/2023/12/21/kosodatekansyajodiy/
 
 

家族婚の魅力とは

ガーデンウエディングで盛り上がっている新郎新婦とゲストの写真

結婚式のスタイルは多岐にわたりますが、近年特に注目を集めているのが家族婚です。

家族婚は親族のみを招待する少人数の結婚式を指し、その中には親、兄弟姉妹だけでなく、おじ・おば・いとこなどが参加します。

人数が少ない分時間をかけたおもてなしができるため、一つ一つの瞬間を大切にする結婚式にしたい新郎新婦にぴったりの選択肢でしょう。

また、以下の3つの魅力があります。

  1. ゲストと親密な時間を過ごせる
  2. 準備の負担が少なくてすむ
  3. 費用を抑えて開催可能

それぞれ詳しく見てみましょう。

 

1.ゲストと親密な時間を過ごせる

家族婚の最大の魅力は、ゲストと親密な時間を過ごせる点です。

親しい間柄の家族やいとこといった限られた人だけを招くことで、アットホームで温かみのある雰囲気を作り出すことができます。

ゲスト一人一人との距離が近いため、感謝の気持ちを直接全員に伝える余裕もあるでしょう。

一般的な結婚式ではゲスト一人ひとりと深く交流する時間は限られてしまいますが、家族婚ではその心配はありません。

両家の親族同士も自然とリラックスした雰囲気の中で交流でき、親睦を深めることができます。

 

2.準備の負担が少なくてすむ

結婚式の準備は新郎新婦にとって大変な労力ですが、大勢のゲストを招く大規模な結婚式に比べて準備や費用も抑えることができます。

式場選びや装飾の手配もシンプルに済ませることができ、準備にかかる時間とコストを抑えられるでしょう。

招待客が少ないため、招待状の手配や席次表の作成も簡単で、新郎新婦の希望や個性を反映しやすいのが大きなメリットです。

心のこもった結婚式をリーズナブルに実現できます。

親族のみの結婚式なら、雰囲気も自由に新郎新婦で決定可能です。

服装は平服指定のカジュアルな食事会から、フォーマルな披露宴まで準備の負担も少なく実現できるでしょう。

 

3.費用を抑えて開催可能

親族のみの結婚式では、人数が少ないため食事代やドリンク、招待状、引き出物などのコストが自然と抑えられます。

また、少人数向けの会場を選定することで会場費用も節約でき、浮いた予算を衣装や写真撮影、ハネムーンに充てることが可能です。

また、親族はご祝儀を多めに包んでくれる方が多いので思っていたよりも自己負担額が少なかった新郎新婦も少なくありません

費用を抑えつつ親族とアットホームな時間を過ごせる点が、親族のみの結婚式の大きな魅力です。

家族に感謝を伝える結婚式がしたい新郎新婦におすすめします。

 

まとめ:親族婚に合う会場や演出を選んで、一生に一度の結婚式を盛り上げよう!

花火とシャンパングラスを持ったパーティーのワンシーンの写真

いかがでしたか?

親族のみの結婚式でも盛り上がるコツとおすすめ演出8選のご紹介でした。

盛り上がらないイメージを持たれがちな親族のみの結婚式ですが、会場や演出選びに注意することで、良さを生かした心温まる結婚式を実現できます

特に会場選びは当日の雰囲気を大きく左右するので、式場見学の段階から少人数専門の式場を探しておきましょう!

親族のみの結婚式を考えているあなたの結婚式が、素敵な1日になることを願っています。







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