ホテル結婚式での服装｜格式に合わせた女性のドレス選び

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▼日系ホテル

外資系ホテルに比べて、品や趣を重視した落ち着いた雰囲気を持つのが日系ホテルです。クラシカルな装いと相性が良く、落ち着いたデザインも映えます。

和風の披露宴会場を持つホテルも多く、着物での参加もおすすめ。シンプルでありながらこだわりが光るドレスをチョイスしたり、アクセサリーでコーディネートに華やかさを出すのも素敵です。

▼日系のラグジュアリーホテルの例

シティホテルの場合

ラグジュアリーホテル以外の、結婚式ができるホテルをイメージするとわかりやすいでしょう。結婚式場などへの参列の際と同じく、ふさわしい服装であれば、それほど身構えて準備する必要はありません。

友人中心の結婚式など、カジュアルな雰囲気が予想される場合は、多少崩したラフな雰囲気でもOKです。ただし、ホテルでの結婚式には違いないので、レストランウエディングなどのイメージでくだけた服装にするのは避けたほうがいいでしょう。

ホテルのホームページなどを参考に、事前にどのような雰囲気のホテルなのかを調べておくと、コーディネートがしやすいのでおすすめです。

リゾートホテルの場合

リゾート地での結婚式では、宿泊面なども考慮して、ホテル開催の結婚式が多くなりがちです。そのリゾート地やホテルの雰囲気を事前に情報収集しておくと、服装もイメージしやすくなります。

リゾート地は気温が極端な場合も多いので、結婚式の時期はどのくらいの気温なのかもチェックしておくと安心です。

▼観光地での結婚式

沖縄などの観光地では、土地のイメージに合わせて開放的な式を新郎新婦が望むこともあります。カジュアルな服装を指定されている場合は、式の雰囲気を崩さないよう希望に合わせた服装を用意しましょう。

目安としては略礼装をイメージして準備するとわかりやすいです。どうしても指定の服装がわからない場合は、新郎新婦に確認をとるのがいいでしょう。

きれいめなワンピースに華やかさのあるアクセサリーを合わせたスタイルや、派手すぎないドレスを選んでもOKです。

堅苦しくなりすぎないことを意識しましょう。色合いは暗めよりは明るい色で、リゾート地の雰囲気に合わせると素敵です。

▼避暑地での結婚式

軽井沢などの避暑地では、親族を中心とした小さな結婚式を選ぶ新郎新婦が多いイメージです。親族中心の落ち着いた雰囲気も考慮し、品のある服装が好ましいでしょう。

沖縄などのリゾート地とは対照的に、ネイビーのドレスにジャケットを羽織るなど、大人っぽい装いが似合います。

▼海外での結婚式

ハワイやグアムなど、海外での結婚式に招待された場合は、まず新郎新婦の意向に合わせるのが第一です。式や会場のイメージに合わせて指定がある場合も多いので、新郎新婦から案内がきてから準備を進めましょう。

オーシャンビューなど開放感ある会場なら色鮮やかでフレッシュさのあるドレス、クラシカルな本格派教会なら上品なドレスなど、雰囲気に合わせたコーディネートが素敵です。特に指定の服装がない場合は、会場の雰囲気を調べて準備を楽しみましょう。

ホテルウエディングのコーディネートポイント

ホテルウエディングは通常の結婚式よりも豪華な雰囲気が求められるため、特に力を入れてドレスアップすることが求められます。ドレスだけでなく、ヘアスタイルやバッグ、アクセサリーなどの小物にも気を配ることで、より一層エレガントに装えるでしょう。

以下のポイントを押さえることで、ホテルウエディングでの装いが一段と美しく洗練されます。

ヘアスタイルは美容院でセット

美容院でプロにセットしてもらうことで、自分では難しい華やかで上品なスタイルを簡単に手に入れることができます。髪の毛はいつも以上に気を使い、品のあるアップスタイルや、エレガントな巻き髪などを選ぶと良いでしょう。

もちろんセルフでのヘアセットも可能ですが、美容院でプロにお願いすることでより特別な思いが深まります。セルフの場合はアップスタイルや上品なウェーブ巻きなどがお洒落で華麗な印象を与えます。

ヘアスタイルについては以下の記事も参考になるでしょう。また、ヘアアクセサリーも華やかさを増すアイテムとして取り入れてみてください。

パーティーバッグは上品なもの

披露宴会場の豪華さに合わせて、小さめで上品かつエレガントなデザインのバッグを選ぶことが重要です。高品質な素材やデザインを選ぶことで、全体のコーディネートがより一層引き立ちます。

ビーズやスパンコールが施されたバッグやシンプルなクラッチバッグもおすすめです。また、パーティーバッグとお揃いのデザインのサブバッグを用意することで、全体の統一感が増し、一層おしゃれに見えます。

アクセサリーは控えめでエレガントなもの

ホテルウエディングでは、派手すぎず、さりげなく華やかなアクセサリーを選ぶことが肝心です。パールやダイヤモンドなどのシンプルで上品なアクセサリーは非常に好まれ、上品な印象を与えます。

選ぶ際には、過剰な装飾は避けるべきです。各アイテムが引き立ち、全体として調和するようなコーディネートを心掛けましょう。
例えば、パールのネックレスはエレガントでクラシックな雰囲気をかもしだし、どのようなドレスにも合わせやすいのでおすすめです。

また、悪目立ちしないという点も重要です。アクセサリーが主役ではなく、あくまでドレスや全体のスタイルを引き立てる役割を果たすようにしましょう。

アクセサリーのマナーについて詳しく知りたい場合は以下の記事が参考になります。

ホテル結婚式の特徴

ホテルウエディングは、結婚式のなかでも長年不動の人気を誇っています。

サービスの良さなどの面から、ゲストをおもてなししたいという希望がある新郎新婦に選ばれる傾向が強いです。ホテル側は数多くの結婚式をこなしているプロなので、ゲスト側も安心して参列ができるでしょう。

1.移動が少ない

挙式、披露宴、希望があれば宿泊まで必要な設備がひとまとめになっているため、移動が苦にならないのが魅力です。

食事ができる施設が豊富にある場合は、二次会までホテル内で済ませてしまうこともあります。女性はピンヒールで参列しても足が痛くなる心配が少ないのが嬉しいポイントです。

2.ホスピタリティが充実している

タクシーや宅配の手配、クロークに更衣室、バリアフリーの充実など、ホテルにはお客さまをおもてなしするためのホスピタリティが揃っています。小さなお子さんがいる場合には、授乳室やオムツ替えスペースがあるのもうれしい設備です。

ホテルの玄関前までタクシーが来てくれるので、替えの靴や着替えがなくても自宅まで楽に帰れます。また、宿泊施設なので、遠方からのゲストも安心して参加できるでしょう。

ホテルウエディングのときの持ち物

持ち物をしっかりと整えることで、当日は安心して結婚式に集中できます。ここでは、特に注意して持っていくべきアイテムについて紹介します。

結婚式をあげる会場によって持ち物が変わることはあまりありませんので、以下のアイテムと標準的な持ち物を用意しましょう。ゲストの持ち物については以下の記事で詳しく解説しています。

袱紗を持っていく

袱紗は金封を包むための入れ物です。ホテルウエディングでは場の雰囲気に合わせて袱紗を準備しておくことが望ましいでしょう。

代替品ではなく袱紗を1つ用意して持っていくようにしてください。袱紗の選び方やマナーについては以下の記事が参考になります。

招待状があると便利

ホテルウエディングでは招待状の持参もおすすめです。

招待状には結婚式の詳細が記載されており、会場へのアクセス方法やスケジュールを確認できます。ホテルについてから数多くある宴会場のうち、どれか分からなくなってもすぐ確認できるでしょう。

さらに、招待状には連絡先が記載されている場合もあるため、緊急時に備えて持っておくと安心です。

まとめ：ホテルの格式に合わせて服装を変えよう

ホテルウエディングは敷居が高いイメージが強く、招待されると身構えてしまう方もいるかもしれません。しかし、ホテルに合わせた服装をしっかり準備しておけば、ゲストも安心して快適なホテルウエディングを楽しめます。

結婚式は新郎新婦をお祝いするための場であることを意識して、自分が着たいものだけでなく、新郎新婦の意向に沿った準備をしましょう。

一度知識をつけておけば、今後ホテルウエディングに招待された場合にも使えるので、ぜひこの記事を参考に準備を進めてください。