【結婚式二次会の服装】男性ゲストのマナーは? おしゃれに決めるコツ | 結婚式場の選び方

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ゲストとの時間を楽しむために二次会も開催する新郎新婦様が多くなってきました。友人向けの結婚式を二次会としてもう一度やるという方も増えており、招待される機会も増えたのではないでしょうか。

「二次会には何を着ていけばいいのか」
「二次会だからラフな格好がしたい」
「スニーカーで行ってもいい?」

など、二次会の服装に関する疑問を、二次会の現場リーダー経験もある元ウエディングプランナーが解説していきます。周りから浮かずにお祝いに集中できる格好を紹介しているので参考になれば幸いです。

現場の経験を踏まえて、当日をより楽しむための方法を盛り込んだのでまずは目を通してみてください。

基本は結婚式の服装マナー

画像:1輪のバラを持ったスーツ姿の男性

「二次会」とは言いますが、結婚式の一部であることに変わりはありません。そのため二次会だからラフな格好でいい、とは考えずフォーマルを意識した服装をしてください。

結婚式に参加するときのスーツを基本にして考えれば大丈夫です。以下、結婚式の服装について解説するのでこちらをベースに服装を考えてみてください。

カジュアルでもスーツが基本

結婚式ではゲストの服装は準礼装が基準となります。そのためブラックスーツ、またはダークスーツで参加しましょう。

二次会でもスーツで参加される方がほとんどです。ただし、ビジネススーツなど仕事帰り感のある服装は避けてください。あくまで婚礼の場であり、おめでたい場であることを意識しましょう。

男性の結婚式における服装マナーについては、以下の記事で詳しく解説しているので、併せて参考にしてみてください。

『結婚式の服装マナー|男性ゲストのスーツやネクタイのNG』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/6687/
 

主役より目立たない

羽目を外せるパーティーですが、礼節を忘れてはいけません。主役の新郎新婦様より目立つような、派手な柄や白っぽいスーツはご法度です。

二次会でも主役は新郎新婦様なので、主張は控えめにし引き立て役に徹してください。落ち着いた色合いのスーツがおすすめです。

バッグやネクタイにも気を遣い、主役を引き立てましょう。

 

殺生の連想NG

ワニ革の靴やベルトは殺生を連想させるため、結婚式の場では身に着けません。ヘビ革も同様です。

おしゃれな印象を与えますが、結婚式の場では着用しないようにお願いします。ベルトはまだ隠せますが靴は隠せませんので注意しましょう。

 

靴はフォーマルなものを

スーツに合わせられる靴には限りがありますが、フォーマルな場では以下の靴が適していると言われています。

  • ストレートチップ
  • プレーントゥ
  • モンクストラップシューズ

色は黒が基本ですが、カジュアルな二次会であればブラウンなどもおすすめです。小さな穴で装飾されたメダリオンはカジュアルアイテムなので、避けてください。

靴下も一緒に見られていますので、黒い色で長いものを着用してください。

 

バッグは持たないのが基本

男性は手ぶら参加が基本です。バッグは持たずに、ジャケットのポケットに荷物をしまいましょう

二次会でも同様のマナーですが、どうしてもバッグが必要な場合は黒のクラッチバッグを持っていってください。間違っても通勤カバンやリュックサックは持たないでくださいね。

 

二次会からの参加で気を付けること

画僧:?が書かれた紙を目元に宛てる男性

披露宴から続けて招待されているのではなく、二次会からの招待の場合に気を付けることを紹介します。

披露宴からの参加であれば、そのままでいいのですが二次会から参加だと迷ってしまいますよね。新郎新婦様もそこまでかしこまった服装は望んでいませんが、雰囲気を崩してしまうのは避けたいところです。

以下も参考に何を着ていくのか考えてみてください。

平服は私服ではない

招待状に「平服でお越しください」と記載がある場合がありますが、これは私服でお越しくださいという意味ではありません。

「礼服を着てくる必要はありません」という意味であり、なんでもありという意味ではないのです。カジュアルすぎる格好をしないようにしてください。

私服の中でもフォーマルな場にも赴けるものを選びましょう。

 

披露宴からの参加者はどれくらいか

ドレスコードとしてカジュアルな服装が許されても、披露宴からの参加者が多い場合は浮きます。披露宴から続けて参加する人で着替える人は稀で、フォーマルな服装のまま参加するからです。

開催場所が居酒屋であってもフォーマルな雰囲気は崩れませんので、周りに合わせた服装を心がけることをおすすめします。

二次会から参加する場合は披露宴から続けて参加する人の割合がどれくらいなのか、事前に探っておくといいですよ。

 

披露宴は遅れるもの

二次会の開宴は披露宴のお開き時間に依存しており、披露宴が遅れれば二次会の開宴時間も当然遅れます。

結婚式の当日は思わぬハプニングが連出するもので、遅れるのが普通です。新郎新婦様が二次会の会場へ着くのが遅くなっても笑って許してあげてください。

その日1日がどうだったか聞くとたくさん話してくれるでしょう。

 

季節に合わせた着こなし

二次会では多少カジュアルな服装でも許されます。暑さ・寒さに合わせたコーディネートを考えましょう。

また、夜遅くに解散になることも多いので、夜の気温に合わせた服装も考えておくのがおすすめです。

▼夏の暑さ対策

暑くても半袖になることは好ましくありません。涼しい素材のワイシャツやズボンで調節できないか試してみてください

真夏の開催であればジャケットも軽やかなものにするとだいぶ涼しく過ごせます。

ベストを着ていればジャケットを脱いでもいい会場もありますので、ベストも軽やかな素材のものを探しておきましょう。

▼冬の寒さ対策

冬は着こんで温かくしましょう。ただ、盛り上がってくるとお酒も入っているので暑くなってくる可能性もあります。

ワイシャツの下に着こむよりベストやジャケットを着て調節するのがおすすめです。

▼春・秋の装い

春や秋は過ごしやすい気温のため、服装もそこまで気に掛けずに済むでしょう。軽く羽織れるカーディガンなどがあると便利ですが、ジャケットの脱ぎ着で調節する方がほとんどです。







周りと差を付ける小物

画僧:メンズ服のかかったクローゼット

披露宴から参加しているゲストとは一味違う装いがしたい方は本項目を参考にしてください。

小物類で簡単に差を付けることができるので、二次会から参加するメリットを最大限に活用していきましょう。

 

1.カフリンクス

結婚式でも定番のカフリンクスですが、時間帯によってカラーが違うことをご存知でしたでしょうか。

二次会は夜の時間に開催されることが多いので、夜のパーティー用の黒色のカフリンクスがおすすめです。披露宴から参加しているゲストは、昼のマナーである白色のカフリンクスを付けるので被る心配もありません。

 

2.チーフ・ネクタイ・蝶ネクタイ

胸元のアクセサリーで周りを差を付けることができます。

チーフで遊び心を出せるのも二次会から参加する者の特権です。二次会では少し砕けたコーディネートも許されますから、お堅いありきたりなチーフにする必要はありません。

ネクタイの色味と合わせたカラーや派手な挿し方も映えます。お堅いチーフの披露宴から参加組を尻目に、遊び心あるおしゃれなチーフを挿していきましょう。

ネクタイの色もパーティーの雰囲気に合わせて遊び心のあるデザインを取り入れてみてください。色合いはシックでも柄が派手なネクタイを着こなしている男性ゲストも実際にいました。

二次会は動きのある演出も多いのでネクタイピンと合わせてコーディネートしてみてください。

また、二次会でおすすめしたいのが蝶ネクタイです。フォーマルなアイテムにもかかわらず、カジュアルな雰囲気でないと付けづらいという方が多く、披露宴で着けている方を見ることは多くありません。

二次会にこそ蝶ネクタイがおすすめです。

 

3.ワイシャツ

チーフと同様に二次会から参加だからこそ遊び心を出せるアイテムです。色付きや柄付きでもカジュアルなパーティーであれば問題ありません

周りとは違う、一歩おしゃれな格好で二次会に望んでみませんか。古着のメンズシャツで派手な柄の男性ゲストがいましたが、会場の雰囲気とマッチしていて新郎新婦様も喜んでいました。

 

4.靴下

カジュアルな場であれば、靴下も遊び心が出せるポイントです。あえてカラフルで派手な靴下を履くことで抜け感を出すことができます。

二次会がからこそできるコーディネートですので、ぜひ挑戦してみてください。

 

会場によって服装を考えよう

二次会の会場によってぴったりな服装は異なります。フォーマル寄りからカジュアルまで、雰囲気の幅が広いのが二次会なのです。

パーティーの雰囲気は会場の雰囲気でほぼ決まると言っても過言ではないので、以下を参考に服装を決めてみてください。

高級レストラン・高級ホテル・披露宴会場

画像:フォーマルな服装でこちらを笑顔で見る男性

高級レストランやホテル、披露宴と同じ会場での二次会の場合は、フォーマルな装いをしましょう。結婚式の披露宴と変わりないと思っておいて損はありません。

特に披露宴と同じ会場の場合、二部制パーティーのことを二次会と呼んでいる可能性があります。二部制とは披露宴を2回行うことです。つまり披露宴に招待されています

こういったパーティーに招待された場合は準礼装を基準に装い、着崩したりせずフォーマルな格好を意識してください。

 

レストラン・バー・カフェ

画像:着崩したスーツを着て微笑みかける男性

披露宴からは場所を移して普通のレストランなどを貸切にする場合は、カジュアルめなパーティーであることが多いです。広めのカフェを貸し切って二次会を行うこともあります。

準礼装~略礼装を目安に装いましょう。披露宴を基準にした準礼装でも、多少着崩した方が雰囲気にマッチするかもしれません。

披露宴から続けて参加するゲストが多い場合は、しっかりめを意識すると周りからも浮きにくいでしょう。ネクタイやチーフに遊び心を忍ばせるくらいがちょうどよいのではないでしょうか。

 

居酒屋・カラオケ・パーティールーム

画像:ジャケットスタイルの男性

二次会の会場がこういったカジュアルな場であることが分かっていれば、略礼装でかまいません。新郎新婦様からのドレスコードもないでしょう。

略礼装を基準にコーディネートを考えますが、かっちりめの私服と思っておけば大丈夫です。例えば、ジャケパンスタイルできちんと感を出しつつラフに参加しましょう。







二次会をより楽しむために

画像:盛り上がっているクラブナイト

その新郎新婦様の二次会に参加するのは一生に一度のことです。せっかく服装に気を遣ったのなら、全力で楽しまないと損ではないでしょうか。

後悔のない時間を過ごすヒントを紹介します。会費もかかりますし、楽しい時間を過ごす手伝いができたら幸いです。

お二人との交流は積極的に

遠慮は家に置いて行ってください。モタモタしているとあっという間にパーティーは終わり、一言話して終わったという事態もあり得ます。

お二人もゲストとの時間を取りたくて二次会を開いているので、遠慮せずどんどん話しかけに行ってください。恥ずかしがっていると、顔を合わせる最後の機会だったと後から後悔することもあります。

パーティーなんですから弾けていきましょう。

 

食べ物は早めに

二次会からの参加で食事を楽しみにしている場合は、早めにブッフェ台に向かうことをおすすめします。すぐなくなってしまうので、食べたいものがあったら取り分けてください。

ただ、軽食中心で用意していることも多く事前に軽く何か食べておくのがおすすめです。二次会の料理を夜ごはんの代わりにするのは、特に男性には難しいでしょう。メインはお酒と歓談です。

特に披露宴からの参加者が多い場合は、全員分の用意がないこともあります。披露宴でお腹いっぱいのゲストが多いと見越して、量を減らして用意するからです。

実際はというと、披露宴に参加していたゲストもよく食べるのでお腹いっぱいにはなりません。20代~30代あたりのゲスト層だと一瞬で料理がなくなることもあります。

早めに取りに行くに越したことはありませんが、お腹いっぱい食べることは難しいでしょう。

 

喫煙は中の様子を伺いながら

喫煙所を設けてくれる会場もありますが、定期的に中の様子も伺うようにするのがおすすめです。知らない内にゲームが始まっていて、参加しそびれるなんてことも少なくありません。

参加していれば景品ゲットの対象だった、と後から気付いても遅いのでパーティーの進行状況は把握しておくのがおすすめです。友人幹事だと顔見知りでもない限りわざわざ声掛けなどはしないでしょう。

 

まとめ:二次会はカジュアルな服装で楽しもう

画像:円形に並べられた人型の人形

結婚式の二次会で男性がするべき服装と二次会を楽しむコツについて紹介しました。二次会も多様化が進み服装の見極めが難しいですが、少しでも本記事が参考になれば幸いです。

準礼装を基本にどこまで着崩していいかを見極められたら、二次会の服装マスターですね。どんどんおしゃれに、周りと差を付けてください。

一生に一度のパーティーですから、後悔のない楽しい時間を過ごせることを祈っています。







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