結婚式を欠席する時や職場の方が結婚する時など、お祝いの気持ちを電報で届けたいとお考えの方も多いと思います。
電報にもいろいろな種類があり、メッセージとともにお花やぬいぐるみなどのギフトを添えて送ることが可能です。
一方でぬいぐるみなどを送ってしまうと新郎新婦さまの邪魔になってしまうのではないかと不安に思っているのではないでしょうか。
せっかくお祝いの気持ちを届けるなら、新郎新婦さまに心から喜んでもらえるものがいいですよね。
「喜んでもらえる電報を送りたい」
「結婚式に電報を送るときはどうすればいい?」
「電報は何日前に送ればいいの?」
本記事では、喜ばれる結婚式の電報の送り方・選び方、マナーについて元ウエディングプランナーがご紹介します。
上記のような悩みを抱えている方はぜひ参考にしてみてください。
邪魔にならない電報選びのポイント
1番はお祝いの気持ちを込めたメッセージの内容を考えることが大切です。
一般的な例文を用いると簡単に送ることができますが、そこに新郎新婦さまらしい文面をひとこと追加すると喜んでもらえるでしょう。
結婚祝いのギフトを添えると華やかですが、とりあえず人気のものを……と選ぶと、他の人も同じように考えて被る可能性があります。
いくつも同じギフトの祝電が届くことになり、新郎新婦さまにとってはギフトの扱いに困ってしまうかもしれません。
電報を選ぶ際に注意したいポイントをまとめましたので、参考にしてくださいね。
▼電報選びのポイント
- ぬいぐるみは好みをリサーチする
- すぐにハネムーンに旅立つ場合はシンプルなものを選ぶ
- 持ち帰り時の大きさ・重さを考える
- 結婚式後に飾る時の大きさ・重さを考える
- バルーンは結婚式場が受け入れてくれるか確認する
- 結婚式の雰囲気を考慮する
また、喜ばれるおすすめの祝電については以下の記事でも紹介しています。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/8351/
いらないと思われるのはどんな電報か
せっかくの祝電も新郎新婦さまにいらないと思われてしまったら悲しいですよね。
ここでは新郎新婦さまに喜んでもらえる電報を送るために、どんなことに注意して選ぶと良いかご紹介します。
- 好みじゃないぬいぐるみ
- 結婚式後すぐにハネムーンで飛び立つ
- 大きすぎる・重すぎる
▼好みじゃないぬいぐるみ
新郎新婦さまが喜ばない電報として1番に挙げられるのが、好みではないキャラクターのぬいぐるみです。
お祝いでもらったものなので捨てるのはためらいますが、新居に飾る気持ちにならず押し入れにしまっておくことになることも。
新郎新婦さまがどんなキャラクターが好きか事前に調べて、好みに合わせて選びましょう。
▼結婚式後すぐにハネムーンで飛び立つ
結婚式が終わったその足でハネムーンに旅立たれる予定の新郎新婦さまは、荷物を持ち帰ることができません。
そういう場合はご家族に持って帰ってもらうなど、なるべく荷物は最小限にしたいと考えていることでしょう。
お祝いの言葉だけでも十分に喜んでもらえるメッセージを考えて、ギフトは添えずにシンプルな電報でも良いかもしれません。
新郎新婦さまが海外で挙式をあげる場合は以下の記事を参考にしてみてください。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/8268/
▼大きすぎる・重すぎる
祝電を持ち帰ることを考えると、大きすぎたり重すぎたりしないものが好ましいでしょう。
結婚式場の立地によって新郎新婦さまも電車で移動する場合もありますし、二次会へ移動するなど、持ち帰る荷物は少ない方が嬉しいはず。
新居で飾ったり保管する場合にも、持ち運びやすくコンパクトな電報の方が使い勝手が良く人気です。
ぬいぐるみやバルーンを選ぶ際の注意点
ぬいぐるみやバルーンの電報は、受付や披露宴会場の装飾としてゲストをお出迎えする場を華やかにしてくれるでしょう。
ぬいぐるみの種類もかなり豊富なので、新郎新婦さまが好きなキャラクターを送るのがおすすめです。
反対に、好みではないキャラクターのぬいぐるみを送ってしまうと迷惑になってしまうこともあるので注意しましょう。
バルーン電報は割れてしまったり、しぼんだりするリスクがあります。
受け入れしていない結婚式場もあるため、送る前に電話などで結婚式場に確認しましょう。
和風のアイテムを選ぶ際の注意点
神前式や和装での人前式、お色直しで和装に着替えるなどの情報がわかっている場合には、和風の電報もおすすめです。
一方、和の要素を取り入れていない新郎新婦さまの元に和風のアイテムが届くと、ウェルカムスペースの装飾としては浮いてしまうかもしれません。
どのような雰囲気の結婚式を予定しているか事前にリサーチしましょう。
おすすめの電報と選び方
では実際にどんな電報を送ると新郎新婦さまに喜ばれるのでしょうか。
ここからは具体的な電報の例を紹介しながら、喜んでもらえる電報について解説します。
結婚式の雰囲気に合わせて選ぶ
チャペルでの教会式の挙式を予定している新郎新婦さまには、ウエディングドレスがデザインされた電報がおすすめです。
ナチュラルなガーデンウエディングでは生花の電報を送るなど、結婚式の雰囲気に合わせた電報を選ぶとセンスがあると思ってもらえるでしょう。
▼チャペルでの挙式におすすめの電報
カードを開くとブルーローズの上で見つめ合う新郎新婦さまが飛び出すデザインの電報です。
綿密なレースやチュール生地など細部まで丁寧に作られたポップアップカードがおしゃれですね。
▼ガーデンウエディングにおすすめの電報
ウッドフレームにドライフラワーを閉じ込めたハーバリウム電報。
他に類を見ないデザインで他の人と被ることもなく、新居でも飾ってもらいやすいおしゃれなデザインです。
ナチュラルな雰囲気が好きな新郎新婦さまに送るとおすすめでしょう。
ぬいぐるみ付きの電報を選ぶ
ぬいぐるみが添えられた電報を送る場合には、小さめのぬいぐるみだと新居でも飾りやすいでしょう。
一方、新郎新婦さまが好きなキャラクターをゲストみんなが知っているような場合には、同じぬいぐるみがいくつも届いてしまうことも。
定番のキャラクターでも、お花やバルーンなどがセットになったひとひねりあるデザインだと他の人とも被りにくくおすすめです。
▼おすすめのぬいぐるみ電報
ミッフィーのぬいぐるみ自体は14cmほどでコンパクトですが、風船の飾りがプラスされているので豪華でお祝いにぴったりです。
和風の電報を選ぶ
和紙や和柄のデザインされた電報は、神前式や和装での結婚式を予定している新郎新婦さまへ送るとおすすめです。
落ち着きのある大人っぽいデザインが多く、かつ華やかさもあるのでご年配の方や職場の上司からのウケも良いでしょう。
▼白無垢を着るときにおすすめの電報
まるで白無垢の着物のような高級感のある台紙に、赤と金の水引があしらわれたお祝い事にぴったりな和の祝電です。
▼和婚におすすめの電報
友禅和紙の台紙に「円満」などの願いが込められた縁起のよい七宝つなぎの柄があしらわれた電報です。
実用的なギフト付きの電報を選ぶ
結婚式が終わった後には使ってなくなる実用性のあるギフトが添えられている電報もおすすめです。
入浴剤や食べ物など使い終われば保管する必要がないので、結婚式後にかさばりません。
当日は受付などに飾り、式後は結婚式を思い出に浸りながら使えるという2wayでお得感もあります。
▼おすすめの入浴剤付き電報
石けん素材でできたバスソープフラワーがボックスに詰められたギフト付の電報。
1枚1枚丁寧に作られた花びらはまるで本物のようです。
石けんのほのかな香りがあり、枯れることなく長く楽しめます。
▼食べられるおすすめの電報
文字がクッキーやチョコレートに書かれている、食べられる電報も存在します。
そのまま飾っても見た目のインパクトは抜群。
変わり種祝電としてもおすすめです。
詳しくは以下の記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/8562/
喜ばれる結婚式の電報の送り方
つづいては電報を送る際のマナーについてご紹介します。
マナーをおさえて結婚式の邪魔にならない電報を選びたいですよね。
事前に確認する情報や宛名の書き方など、参考にしてくださいね。
電報の送り方については以下の記事で詳しく解説しています。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7483/
式場に事前に連絡する
電報を手配する場合は、必ず結婚式場に連絡を入れましょう。
送り先や、挙式時間、ご両家のお名前など電報を送る際に必要な情報を確認することができ、送り間違えを防ぐことができます。
また式場側にも電報が届くことを予め伝えておくことで、新郎新婦さまへ渡しそびれることもありません。
バルーン電報など大きいタイプの物は飾るところがあるか、受け入れ可能か事前に確認しておくことが重要です。
いつからいつまで受け入れが可能なのか、到着日時も確認しておきましょう。
結婚式場に直接連絡することでお二人の結婚式の様子を伺い、雰囲気を壊さないようなデザインの電報を選ぶ参考にすることもできます。
事前に到着するように手配する
結婚式場に送る場合は結婚式の前日に到着するように手配します。
前日着にすることで、渡し間違いも防げますし、あらかじめウェルカムスペースに飾ることも可能でしょう。
前日に間に合わない場合は、披露宴の3時間前までならギリギリ間に合う可能性があるので、それまでに手配してください。
翌日着に対応しているサービスもありますが、余裕をもって早いタイミングで準備するに越したことはありません。
電報のマナーを守って送る
電報の送り方にもマナーがあります。
▼宛名は新郎さまか新婦さまの名前
宛名は新郎さまか新婦さまのお名前をフルネームで、漢字の間違いがないように注意して記載します。
すでに入籍されている場合でも、基本的には新婦さまは旧姓で書きましょう。
▼メッセージは忌み言葉に気を付ける
結婚式の電報は、忌み言葉や重ね言葉を避けてメッセージを考えましょう。
忌み言葉は「切れる」「別れる」など離れる意味合いがあり縁起が良くないとされる言葉です。
「ますます」など言葉を重ねるものも再婚を連想させるためNG。
また、電報であれば句読点は使用してもよいとする風潮もありますが、使わない方が余計なトラブルを招きません。
まとめ:荷物にならない電報を結婚式へ送ろう
お祝いの気持ちを込めて電報を送るなら、新郎新婦さまの喜ばれるものを贈りたいですよね。
ぬいぐるみやバルーン、お花などギフトのついた華やかで特別な電報もたくさんある中、どれにしたらよいか迷ってしまうかもしれません。
本記事では、電報の選び方やいつまでに送るのかなどのマナーなどをご紹介しました。
実際にどんな電報が荷物にならないかもご紹介していますので、参考にしてみてください。