結婚式当日の持ち物は? 花嫁が本当に必要なもの | 結婚式場の選び方

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結婚式当日、新郎新婦は「気持ちに余裕を持って、楽しく結婚式を過ごしたい」と、思っています。
そのために大事なのは、結婚式当日に必要な持ち物をしっかりと準備することです。

「結婚式には何を持っていけばいい?」
「持ってくればよかった! ってなりがちなアイテムは?」
「後悔のない1日を過ごすにはどうしたらいい?」

こんなお悩みを抱えたプレ花嫁は必見です。
この記事では、10年以上に渡り結婚式に携わった元ウエディングプランナーの筆者が、必要な当日の持ち物について解説します。
ぜひこの記事を参考にして、結婚式当日を楽しく幸せにお過ごしください!

結婚式当日の持ち物リスト

筆者が結婚式当日に新郎新婦に感じてほしくないことは、

  1. 持ってくる必要があるものを持ってこなかったと悲しむ
     →「忘れ物」
  2. 持って行けばよかったと後悔する
     →「確認、チェック不足」

この2つです。

長い時間準備を重ねて迎えた結婚式当日に、悲しみや後悔の気持ちが残ってしまうなんて、本当にもったいないですよね。
持ち物は事前にチェックし、不足しているものは購入したり、レンタルするなどして準備しましょう。
事前に持ち込めるアイテムは、事前に結婚式場に持ち込んでおくと、当日に持って行く荷物も減るのでラクになります。

まずは以下の3つのポイントから当日の持ち物を見ていきましょう。

 

1.貴重品類

画像:2つの結婚指輪とバール

結婚式当日の持ち物として超重要なものは貴重品!
貴重品類は事前に式場で預かることができないため、当日に必ず持参する持ち物です。
結婚式の当日になって慌てることがないように、前日までにしっかりと準備を整えておきましょう。

  1. 結婚指輪
  2. お礼代やお車代
  3. 自分たちのスマートフォン
  4. 現金

1-1.結婚指輪

挙式の際「指輪の交換」のセレモニーがあるのに、大事な結婚指輪を忘れては大変です!
結婚指輪のケースにリングを2つ一緒に入れた状態にして自宅から持って行くと、忘れ物防止になります。

1-2.お礼代やお車代

受付やスピーチ、余興の方へのお礼代、遠方からお越しいただいた方へのお車代も忘れないようにしましょう。
お礼代やお車代は、現金で渡しますので当日に持ち込みます。
事前に封筒やポチ袋に入れ、渡す方の名前を書いた状態で持って行くと慌てることもありません。

マナーや誰から渡すのかについてまとめた記事もありますので、確認しておきましょう。

『お車代の相場はいくら? いつ渡す? 渡し方や封筒のマナー』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/6733/
 

1-3.自分たちのスマートフォン

当日何かあったときにその方から連絡が入る可能性があります。
自分たちのスマートフォンも持っていき、結婚式の支度中も手元に置いておくと安心ですね。
カメラ機能を使って貴重な新郎新婦のお支度中の写真を撮ることもできますよ。

1-4.現金

当日は何かと支払いが発生するもの。
クレジットカートだと時間がかかったり、カード払いの対応ができない場合があります。
現金を多めに用意してお財布に入れて持参することをおすすめします。

 

2.衣裳小物

画像:新郎と新婦の靴やアクセサリーなどの小物

結婚式当日に持って行く衣裳小物もいくつかあります。
どれも大切なアイテムばかり。
これらを忘れてしまうと完ぺきなコーディネートができず、悲しい気持ちになりますので、事前のチェックは必須ですね!

 

2-1.新婦の持ち物

  • ジュエリーやアクセサリー
  • ブライダルインナー
  • ストッキング・ストッキングの予備
  • 白いハンカチ
  • 生理用品
▼ジュエリーやアクセサリー
 

アクセサリーは壊れやすく繊細なデザインなので、ジュエリーボックスなどに保管して大切に持ち込みましょう。

 
▼ブライダルインナー
 

ウエディングドレスを着る際に、ブライダルインナーは欠かせません
ドレスラインをきれいに見せるうえでは必須のアイテムなので、必ず準備しましょう。

 
▼ストッキング・ストッキングの予備
 

ストッキングはデリケートで破れやすい素材なので、ちょっとしたことですぐに破れたり伝線してしまいます。
着用する際にネイルアートに引っ掛かる場合もあるので、ネイルのデザインは控えめにするのが良いですね。
また、伝線してしまった時のために、予備のストッキングがあるとより安心です。
ストッキングの色はオフホワイトかベージュが望ましいです。

 
▼白いハンカチ
 

挙式や披露宴は感動ばかりで涙してしまうことが多くあります。
涙でのメイク崩れを防ぐためにもハンカチは必需品
他にも緊張の汗を押さえたり、食事の途中に口元を押さえたりとハンカチの役割はたくさんあります。
汚れることもあるので、複数枚用意しておくと安心でしょう。
ハンカチの色はウエディングドレスや和装着物と相性が良くて目立たない「白」がおすすめです。
また、素材もタオルはカジュアルすぎますので、シルクかコットンを選んでください。

 
▼生理用品
 

結婚式の緊張感などで予定外で生理になってしまう場合もあります。
予定日でなくても生理用品は念のために持参した方が良い持ち物です。
大きめのナプキンやタンポン、痛み止めの薬があればもしものときに大変役立ちますし、気持ちに余裕もできます。

 

2-2.新郎の持ち物

  • インナー
  • 靴下
▼インナー
 

結婚式当日は緊張したり、場所を移動したり……と何かと汗をかくことがあります。
シャツを直接着てしまうと衣裳に汗ジミができて、写真に残ってしまうのは悲しいですよね。
それを防ぐためにシャツの下にインナーを着用します。
色は白の無地が良いです。VネックかUネックかは衣裳に合わせて用意しましょう。

 
▼靴下
 

靴下は着用する衣裳の色に合わせて用意します。
黒系なら「黒」、白系なら「白」です。
靴下の長さも座っている時や移動している時に素肌が見えないように長めの靴下を選ぶと良いです。

 

2-3.和装のときの持ち物

新婦用 新郎用
・肌襦袢
・裾除け
・腰ひも
・足袋
・補正用のタオル2~3枚
・肌着
・ステテコ
・足袋
・補正用のタオル2~3枚
 

和装の際、肌に直接触れるものは当日に持ち込みます。
見慣れないアイテムばかりなので、事前にしっかり準備しましょう。
衣裳担当のスタッフさんからも持ち物について指示があるはずです。
もし当日に不足のものがでてしまったら、式場でも購入できますのでご安心ください。

 

2-4.2次会用の持ち物

  • 2次会用の衣裳
  • 2次会用の靴
  • 2次会用アクセサリー
  • 2次会用の新郎インナー

当日2次会を行う場合は、2次会用の持ち物もお忘れなく!
2次会アイテムはなにかと多くなるので、大きめのバッグにまとめて入れておくと、慌ててさがすこともなく安心です。

 

3.演出に使用するアイテム

画像:白い便せんと白いフレーム、涙を模したビジュー

演出用アイテムは、挙式や披露宴の際に欠かせない大事なアイテムです。
下記の持ち物はほとんどの新郎新婦が行う演出のものになります。
お手紙やスピーチ類は文章を考えますので、前々から時間に余裕を持って作成し、当日に持参しましょう!
当日の進行表を確認し、自分たちが持ち込むアイテムが何かをチェックしておくと忘れることはありません。

  1. リングピロー
  2. 花嫁の手紙、両親へのプレゼント
  3. 新郎のウェルカムスピーチや謝辞の原稿

3-1.リングピロー

自分たちで手作りしたり、ご友人が作成してくれたりと思いが込められているリングピロー。
挙式後は、ウェルカムスペースに置いて、たくさんのゲストに見てもらえる場所に飾っておくと印象に残って素敵です。

3-2.花嫁の手紙、両親へのプレゼント

花嫁の手紙は、直筆の温かさと何度も読み返せるぬくもりがあり、親御様にとっては大切な宝物となるアイテムです。
記念品として花束など日持ちしないものをプレゼントする場合も併せてチェック。

手紙は前日に今までの思い出と感謝を思い起こしながら書こうと思っていても、当日の準備でいそがしく、書く時間が作れない場合もあります。
余裕を持って落ち着いた気持ちでお手紙を書くと良いでしょう。

3-3.新郎のウェルカムスピーチや謝辞の原稿

念のため新郎用のウェルカムスピーチや謝辞の原稿も持っておくと安心できます。
大事なシーンで緊張し、頭は真っ白でセリフも飛んでしまった!となっても、原稿をしのばせておけば大丈夫です。







結婚式にあったら便利な当日の持ち物

画像:メイク用品やお手入れグッズが並んだ机

持って行かなくても何とかなるけれど、持っていたらすごく便利という隠れたアイテムもあります。
自分たちが用意ができるものを持って行くと、結婚式当日をさらに快適に安心して過ごせるかもしれません。

 

1.身だしなみ用の持ち物

  1. 日常使用のメイク道具
  2. ハンドクリーム
  3. 歯磨きセット・歯間ブラシ
  4. 汗拭きシート・制汗スプレー
  5. その他身だしなみ用の便利な持ち物

1-1.日常使用のメイク道具

いつも自分でメイクアップをしているから、メイクの最終仕上げは自分のメイク道具で自分でやりたい!という方もいます。
その場合はいつも使っているメイク道具一式を当日持って行きましょう。
最終仕上げを自分でやることで納得できますし、安心ですね。

1-2.ハンドクリーム

当日は指輪の交換やリングをつけた手を重ねるシーンなど、手や指のアップ写真を多く撮影します。
挙式や披露宴前にさっとハンドクリームを塗って、お肌をしっとりとさせてケアしておくと素敵な写真が撮れます。

1-3.歯磨きセット・歯間ブラシ

当日のお支度中、お腹が空いたとき用に軽食やおやつを持参し食べたりします。
歯に食べ物が詰まったりして、口の中をすっきりさせたい気分になることもです。。
そんな時のために歯磨きセットや、手軽に使える歯間ブラシを持参しましょう。
歯ブラシよりは歯磨きクロスや歯間ブラシが洗面所でなくても使えるためおすすめです。

1-4.汗拭きシート・制汗スプレー

当日の緊張感や屋外への移動、スポットライトに当たったりするとけっこう汗をかきますです。
和装婚だとなおさら汗対策グッズは必要です。
入場前やお色直しの時に制汗グッズを使えば、汗を気にすることなく時間を過ごせるでしょう。
衣裳に着替えたときは衣裳を汚さないようにシートタイプなどがおすすめ。

1-5.その他身だしなみ用の便利な持ち物

  • メガネ
  • マスク
  • つめ切り

いざという時にあると安心です。

 

2.体調を整える用の持ち物

  • 常備薬・バンドエイド
  • ペットボトルのお水・ストロー
  • 片手でつまめるおやつや軽食

当日はいつもと違う雰囲気で緊張したり、前日の寝不足などで体調を崩してしまう場合があります。
そんな時に備えて、服用している常備薬を準備しておくと良いでしょう。
また、支度中に小腹が空いた時には、片手でつまめる軽食やストローをさしたお水の用意があると安心です。

 

3.予備のアイテム

  • 新札・ポチ袋や封筒の予備
  • コンタクトレンズの予備

3-1.新札、ゲストへのポチ袋や封筒の予備

事前に準備していても「お車代の用意を忘れていた」「お礼を渡したい人がいた」など、当日急に渡したくなる場合もあります
お心付けの数が足りないなんてことも。
そういう時のために新札とポチ袋の予備を準備しておくと安心です。

お車代の封筒のマナーについては以下の記事で紹介しているので、マナー違反していないか最終チェックしましょう。

『【お車代の封筒マナー】なんでもいいわけじゃない! 書き方や手作りの注意点』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/5188/
 

3-2.コンタクトレンズの予備

コンタクトレンズをつけて挙式披露宴を迎え、感動の涙で大事なコンタクトレンズが流れてしまったという先輩カップルのハプニングも!
コンタクトレンズの予備も持って行きましょう。

 

4.その他あると便利なアイテム

  • 大きめのバッグ
  • スマートフォンの充電器
  • デジタルカメラ・ビデオカメラ
  • メモ用紙とペン

当日は祝電やお花、プレゼントをもらったり、使った生花のブーケを持ち帰る場合があります。
これらはとても大切なものなので、形を崩さないようにそのままの状態で持ち帰りたいですね。
大きいサイズのバッグがあればその中に全て入れて運ぶことができます。
キャリーバッグやしっかりした素材のバッグは重さに耐えられるので便利です。

また、持ち込んだスマートフォンの充電が減ったら充電器で充電ができると安心です。
デジカメやビデオカメラがあれば、支度中の貴重なシーンを撮影し、思い出に残すことができます。
さらに何かあったときのためにメモ帳やペンの用意があると、何かあったときに役だって便利です。







結婚式の直前にやるべきこと

画像:黒いドレスを着て、髪をタオルに包み鏡でリップの手入れをする女性

結婚式当日を素敵に楽しく過ごすために、結婚式前日夜と当日朝にやるべきことを紹介します。
直前にバタバタと焦りながらやるのではなく、気持ちにゆとりをもって前日夜と当日朝を過ごすことが大切です。
そうすれば余裕もできて、結婚式で楽しい時間を過ごせること間違いなし!

結婚式の前夜にやるべきこと

結婚式前夜は慌てての準備ではなく「持ち物の最終チェック」と「ゆっくり入浴とスキンケア・ボディケア」を行いましょう。
持ち物チェックは事前にチェックリストを作成し、リストに沿ってチェック。

お風呂にはゆっくり入って美容ケアを行い、万全の状態にしておくと良いですね!
特に女性はお肌と体を最高の状態でにして当日を迎えるために、睡眠時間の確保もしたいところです。
当日は忙しくなりますから、男性もしっかりと疲れを取りましょう。
明日の幸せな1日をイメージしながらゆっくり眠ればOKです。

 

結婚式当日の朝にやるべきこと

結婚式当日にやるべきことは3つあります。

  1. 朝食をしっかり取る
    1日を元気に過ごすためにはとても大事です。
  2. 当日の持ち物の最終チェック
    作成したチェックリストをもとに軽くチェックします。
  3. 時間に余裕をもって家を出る
    時間ギリギリでは気持ちも焦り気分も落ち込みます。
    少し早めに到着するくらいで出発しましょう。
 

まとめ:結婚式の当日はしっかり忘れ物をチェック

画像:パーティーでグラスを掲げ乾杯している様子

結婚式当日の持ち物はたくさんで、やることもいろいろあり、忘れ物をしていないか心配になることもあります。
それを解消するには、早めに持ち物のリストアップをして準備をすることが大切です。
当日になって焦ることのないように、持ち物のチェックは前日夜までに行い、当日は軽めのチェックで済ませられると良いですね。
そうすれば、結婚式の当日は気持ちにゆとりができて、最後まで安心して過ごせるので、楽しく素敵な最高の結婚式になるでしょう!







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