レンタルではなく購入してマイドレスとしてウエディングドレスを用意した花嫁さまは、結婚式が終わった後はどうされていますか?
一生に一度の結婚式なので、ウエディングドレスを式後に使う機会もなかなかありませんよね。
「ウエディングドレスって式後はどうするの?」
「どこかでウエディングドレスを買い取ってもらえる?」
「せっかくなら高く売れたらいいけど……」
本記事では、そんなウエディングドレスを手放そうとお考えの花嫁さまの疑問や不安を解決していきます。
結婚式後のウエディングドレスの取扱い方法はもちろん、具体的な買取業者の紹介もしていますので、参考にしてくださいね。
購入したウエディングドレスの処分方法
ウエディングドレスを購入した場合、結婚式が終わった後の取り扱いに悩んでしまうかもしれません。
手放したいと思っても、普通の洋服とは勝手が違い、面倒になってそのままになってしまうこともありますよね。
また思い入れのある1着だからこそ、なかなか決断できず悩みがちな花嫁さまもいらっしゃることでしょう。
購入したウエディングドレスを、結婚式が終わった後にどうすべきか、5つの選択肢をご紹介します。
1.買取に出す
1つ目は、ウエディングドレスを買取に出すという方法。
古着のウエディングドレスを取り扱っているドレスショップや、質屋などに買い取ってもらうことができます。
特に、婚礼衣装を扱い慣れている専門業者に買い取ってもらうのがおすすめ。
捨てるのはもったいない、ドレス費用がいくらか戻ってくると嬉しいとお考えの花嫁さまに適した選択肢です。
2.保管する
2つ目の選択肢は、思い出としてウエディングドレスを保管する方法です。
将来のお嬢様のために残しておいたり、友人に貸したりと意外な活躍の機会があることもあります。
ただし、美しいままの状態で長期的に保管するのは、なかなか難しいかもしれません。
白いドレスは保管方法によっては、シミや黄ばみが目立ってしまうことも。
式後は、すみやかにクリーニングに出すことがポイントです。
汗や汚れはなるべく早く落とした方が綺麗に落ちるので、長期保管を見越した丁寧なクリーニングをしてもらいましょう。
ウエディングドレスをクリーニング後に、コンパクトに保管できるように真空パックにするサ-ビスもあります。
出来るだけ空気に触れずに保管する方が、劣化を防げるでしょう。
3.人に譲る
売却してその後が分からないよりも、リユース品として次の花嫁に役立てるという方法もあります。
卒花嫁さまがこれから結婚式を予定しているプレ花嫁さまに、アイテムを譲り渡すという文化があるのをご存じでしょうか。
欧米の古くからの言い伝えであるサムシングフォーの1つ「サムシングボロー」。
結婚式で、何か借りたものを身に着けると幸せになれると言われています。
ベールやアクセサリーなど小物類が多いですが、ウエディングドレスを譲り渡すというのも素敵です。
お譲り先を探すのも大変なときは寄付という手段もあります。
ノーブランド品などは値段が付かないケースも多く、それなら必要な人に譲りたいという方も多いですよ。
リメイクしてから譲るのもおすすめです。
4.フリマアプリに出品する
フリマアプリを使って、ウエディングドレスを出品するという選択肢もあります。
スマホの普及により、気軽にフリマアプリで不用品を売ることができるようになりました。
フリマアプリの場合、販売価格は自身で設定できるので納得の金額で売ることができるでしょう。
自分で写真を撮影し、魅力を紹介して、梱包する手間を惜しまないタイプの方におすすめです。
ただしネット経由で顔の見えない個人とのやりとりになるため、トラブルが起こる可能性もあります。
十分に注意が必要です。
5.処分する
最後の選択肢は、思い切ってウエディングドレスを処分するという方法。
お住まいの自治体の分別方法に則って、ゴミとして適切に捨てましょう。
ただしスカート部分がボリュームがあったり、パニエが付属していたりすると、家庭ごみとして処分できない場合もあります。
粗大ごみとして扱ってもらうか、紐でしばるなどして小さくまとめるなど工夫が必要でしょう。
ウエディングドレスの買取相場について
ウエディングドレスの買取相場は、数千円程度〜数十万円まで幅があります。
ブランドの知名度やその時々の流行などにより、買取価格は前後するでしょう。
ヴェラウォンやエイべリー・ロウなどは比較的高値で取引されているようです。
また、エリザベスエマニュエルはダイアナ元妃が着用したことで女性から世界的な人気があります。
しかし、ドレスの状態によっては、買取してもらえない場合もあるかもしれません。
このあとご紹介する高く査定してもらうコツなどを知って、賢く処分できるといいですね。
ウエディングドレスを高く売るには
ウエディングドレスを高く買い取ってもらうコツについて、詳しく解説します。
ウエディングドレスは普段着とは異なるため、専門業者に買い取ってもらうのがおすすめ。
ドレスのブランドや価値をきちんと把握しており、取扱い方法を熟知している専門業者の方が安心です。
信頼できる専門業者を見つけると、大切なドレスを気持ちよく託すことができますよね。
ウエディングドレスは特別な1日を彩るアイテムで、高いお金をだして購入します。
数万円〜数十万円を出して購入したドレスなので、買取してもらう場合も売るなら高値でとお考えの花嫁さまは多いでしょう。
高く売るにはコツが必要ですので、以下参考にしてください。
良好な保管状態を保つ
しわや黄ばみ、破れ、型崩れなどドレスの状態が悪いと、買取価格も低くなってしまいます。
ウエディングドレス着用後は、すぐにクリーニングに出して良い状態を保ちましょう。
状態が悪すぎると引き取りすら難しくなることもあります。
できればドレスはハンガーで吊るした状態で保管した方が、しわもつきにくいです。
調整したサイズを元に戻す
ウエディングドレスはジャストサイズになるように、脇やウエスト部分を縫ってサイズ合わせすることもあります。
そのように調整したサイズのままでは、次に着る方の体型に合わないかもしれません。
サイズ調整した部分はほどいて、新品の時のような既成のサイズに戻しておくと買い手がつきやすいでしょう。
Q.オーダーメイドドレスは買取できない?
A.着る人の体型にぴったり合わせたオーダーメイドのドレスは、買取してもらえない可能性があります。
着ることができる体型が限られるドレスは需要がなく、その後の販売やレンタルが難しいためです。
オーダーメイドドレスでも、標準体型に近い方のドレスならば買い取ってもらえるかもしれません。
また、個性的すぎるデザインの場合も引き取ってもらえない可能性があります。
買取業者に持ち込む前に、一度電話やメールで問い合わせしてみるとよいでしょう。
クリーニングしてから査定する
1日しか着てないとは言え、クリーニングせずにそのまま買取に出すのはおすすめしません。
結婚式当日は、お支度から挙式、披露宴と意外と長時間着用しています。
背中や肩のおしろいがドレスに付着したり、披露宴での飲食など、気付かないうちにドレスは汚れていることも。
クリーニング代は節約できるかもしれませんが、それ以上に買取価格が悪くなってしまう可能性があります。
誰かが着たそのままのドレスよりも、きちんとクリーニングしてある方が印象が良くなるでしょう。
小物類もまとめて買取に出す
コサージュやつけ袖など、ウエディングドレスにはさまざまな付属品がついている場合があります。
ドレスに付属する小物は、全てセットにして買取に出しましょう。
ドレスの色味や生地に合わせて作られている小物はバラして利用できないためです。
他にベールやパニエ、インナー、手袋などウエディングドレスに必要な小物も一緒に買取に出すことで、高価買取が期待できます。
カバーや保証書もまとめておくとよいでしょう。
買取店はよく比較する
ウエディングドレスを買い取ってくれるお店はよく比較して検討しましょう。
店頭まで直接持ち込んでのやり取りだけでなく、出張買取や宅配買取などいろいろなサービスがあります。
宅配の段ボールや送料を負担してくれるお店もあれば、自分で準備して送料も自己負担の場合など、サービス内容もさまざま。
キャンセル時の返却方法や手数料、買取の条件なども店舗ごとに異なるので、注意してください。
問い合わせだけなら無料でできたり、LINEを使って無料査定を依頼することもできます。
事前にいくつか見積もりをしてもらって買取店を決めると、高額で売れる可能性が高まるでしょう。
Q.リサイクルショップ(ブックオフなど)は買取してくれる?
A.ブックオフなどの一般的な中古品の買取をするリサイクルショップでは、ウエディングドレスは対象外の場合もあります。
理由はリサイクルショップではドレスを買い取った後の販売網がなかったり、取扱いに慣れていないため保管に困ってしまうからです。
専門知識がある可能性も低いため、ウエディングドレス専門の業者に買い取ってもらいましょう。
おすすめのウエディングドレス買取業者4選
ウエディングドレスを買い取ってくれる専門業者を4つご紹介します。
それぞれの特徴を押さえて、自分にぴったりの業者を見つけてくださいね。
1.アリスガーデン
出典:https://wedding-yokohama.com/
ウエディングドレスを3万円〜という格安価格で販売・レンタルしており、ウエディングドレスやタキシードの買取もしています。
アウトレット商品などの取扱いもしており、ドレスの買取実績があるからこそ実現できる価格帯です。
買取してくれるウエディングドレスは購入から3年以内でクリーニング済みのものと条件があるので、しっかり確認しましょう。
2.歌舞伎屋
出典:https://kabukiya.tokyo/
東京の歌舞伎町にある質屋さん。
ブランドバッグや貴金属、家電などさまざまな買取をしているこちらは、ウエディングドレスの買取もしてくれます。
LINEで友達登録して写真や情報を送るとリアルタイムで査定をしてくれるので、いくらで売れるか気になる方は試してみては。
買い取ったドレスは格安中古ドレスとして販売しています。
3.ブライダル ヒロ
出典:https://www.bridal-hiro.com/
ウエディングドレスやタキシード、着物や親族衣裳など婚礼衣裳全般を扱っており、数々のウエディング雑誌にも掲載される人気店。
ウエディングをトータルでサポートしてくれるドレスショップです。
大切な衣裳を次の世代へと繋ぐお手伝いとして、ウエディングドレスと着物の買取もしています。
メールや電話で問い合わせ後に、査定してもらい、買取という丁寧な流れで対応してくれます。
4.おもいお
出典:https://omoio.co.jp/
ブランド品や宝飾品などの買取業者であるおもいおは、「購入した時こういう気持ちだった」などの想いを大切にしています。
お客様の想いに寄り添うその姿勢は、ウエディングドレスという思い入れのある1着を任せるに値する買取業者でしょう。
また運営元会社は買取事業だけでなく、インポートドレスのセレクトショップ事業も展開しています。
特にインポートドレスの買取を希望する花嫁さまにおすすめです。
まとめ:ウエディングドレスを高く買取してもらおう
結婚式で着用したウエディングドレスを、式後はどうしたらいいか迷ってしまいますよね。
手放したいと思っても、普段着ているお洋服のように簡単には出来ません。
本記事では、買ったウエディングドレスを結婚式が終わった後に、どのようにすれば良いかまとめました。
式後のドレスの取扱いや、高く買い取ってもらうコツ、おすすめの買取業者まで、本記事を読めばすぐに行動できますよ。
大切な1着だからこそ高く買い取ってもらい、次の花嫁さまに使ってもらえるといいですね。